気持ちのいい稜線歩き、大菩薩嶺
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 504m
- 下り
- 504m
コースタイム
8:05 福ちゃん荘
9:05 雷岩[休憩]
10:10 大菩薩嶺(山頂)
10:25 雷岩
11:15 賽の河原
11:20 親不知ノ頭[昼食]
12:30 大菩薩峠
13:10 勝縁荘
13:20 福ちゃん荘
14:00 市営駐車場(上日川峠)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
6月5日に梅雨入りした関東甲信地方だけれど、梅雨前線ははるか南。こんな気圧配置の時は、晴れて気持ちのいい登山日和になるはず。というわけで、前日に行き先を考えました。天気予報によれば、平野部では30℃を超えるとのこと。最近は体力落ちてるし、手軽になるべく高いところを歩ける山ということで、これはもう大菩薩嶺(標高2057m)に決まり(!)です。景色もすばらしいとのことで、かなり楽しみ。ただし、高層天気図を見ると上空に寒気があるので雷に用心して登ることにしました。
7:30、市営駐車場を出発。空は快晴!気持ちいい〜。でも午後にかけて雲が出てくるかもしれません。まずは最短ルートで山頂に向かいました。
福ちゃん荘の分岐で左に進路をとって、樹林帯を登ります。やがて視界が開けると後方に見事な富士山が。そして、甲府盆地の街も見下ろせます。何度も振り返りながら登りました。
10:25、雷岩に到着。すばらしい眺めです。
しばし休憩後、山頂へ行ってみることに。展望はないことは知ってますが、行かないわけにはいきません。
難なく、大菩薩嶺に到着。見上げるとナナカマドの葉がきれいでした。
雷岩に戻って、昼食にはまだ早いので先へ進むことに。大菩薩峠へ向かう稜線に道が続いていて、そこをたくさんの人が歩いています。空は青く、風は心地よく。富士山を右手に見ながら、なんて気持ちのいい山歩きなのでしょう。ココロが自然と穏やかになります。大菩薩嶺、ステキです。
賽の河原を過ぎ、少し登ると「親不知ノ頭」と書かれた標識が。地図には載ってなかったので詳細不明ですが、景色がいいのでここで昼食としました。
時刻は11:20。南西斜面から吹き上がる風は少し冷たく、じっとしてると寒いので一枚羽織りました。富士山はさきほどから雲に隠れてしまっています。雲がかかる前の朝のうちに登ってきておいて正解でした。
近くにいたおばちゃんグループがケータイでサッカーW杯の結果を調べて教えてくれました。日本は初戦、逆転負け。がっかりのおばちゃんたち。残念でしたね。
昼食を食べていると、いつのまにか風が止んでいました。空には北東方面から積雲がやってくるようになりました。積乱雲へと発達する気配はありませんが、着実に雲が増えています。
親不知ノ頭から見下ろす位置に、かの有名な大菩薩峠があります。といっても僕は本を読んだことないのですが。でも一度来てみたかった大菩薩峠。ここからの景色もなかなか。山小屋というより峠の茶屋風の介山荘は登山客で賑わっています。テレフォンカードを売ってたりして懐かしくなっちゃいました。
トイレに寄って、下山です。クルマ1台が通れるほどの幅の砂利道を歩きます。勾配も比較的緩やかで歩きやすい。
勝縁荘を過ぎたあたりで、道の右に「富士見新道」という看板が立っていました。よく見ると獣道みたいな道らしきものが。看板によると、落石があり危険なので鎖場の鎖を撤去したのだとか。手元の地図には載ってないので、廃れてしまったのでしょうか。かつては稜線まで行けたのでしょうか。気になります。
福ちゃん荘まで帰ってきたところで小休憩。お昼に一緒だったおばちゃんに「シカがいるよ」と言われ、森の方を見るといました! つぶらな瞳でこちらをうかがっていましたが、しばらくして森の中へ。白いお尻を向けてぴょんぴょん跳ねて行ってしまいました。
心配していた雷雲に遭うことなく、駐車場に帰着。距離的には少し物足りなさもありましたが、景色と山の空気を堪能しました。手軽に素晴らしい山歩きを体験できるのが大菩薩嶺のいいところであります。
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