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Yamareco

記録ID: 465421
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

行って来ました 南アルプス前衛峰 雨乞岳

2014年06月15日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.8km
登り
880m
下り
869m

コースタイム

4:00自宅―7:02ヴィレッジ白州―7:06登山口に入る―7:44遊歩道出合1―7:59出合3―8:51水場―9:06ガレ場上―10:02頂上10:40―11:11ガレ場上―11:25水場―12:43登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 中央高速スイスイ。
 小淵沢ICで高速道路を降り、甲州街道もスイスイ。
 ヴィレッジ白州までの林道は全面舗装されています。対向車は一台もなくヴィレッジ白州に着きました。ヴィレッジのコテッジを横目に進むと登山口の駐車場がありました。10台程駐車出来そうなスペースにすでに、2台の車が停まっていました。
コース状況/
危険箇所等
 登山口から比較的なだらかな登りです。丸太で土留めされた階段が次々と現れ、良く整備された遊歩道です。全行程の最初の1/3はこのような状態です。#3の標識を過ぎるとようやく登山道らしくなります。
 快適な尾根歩きのあと、ピークを巻いて緩やかなトラバース道となります。時々登りがいのある場所もありますが、そう長くは続きません。ガレ場上で一旦なだらかになりますがすぐに勾配がきつくなり、登り切ると笹原が広がっています。
 笹原を渡ると道は左手に曲がり、細い尾根道となります。樹木が途切れ甲斐駒が姿を見せます。その右手には鋸岳、左手には早川尾根と薬師岳、さらに左手には富士山も見えます。少し下って登り返すとそこが頂上でした。 

 道の駅の「つたの湯」で汗を流しました。
ヴィレッジ白州の登山口です。
2014年06月16日 08:24撮影 by  NEX-3N, SONY
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ヴィレッジ白州の登山口です。
しばらくはこんな快適な道です。
みどりがイッパイ、オゾンがいっぱい。
2014年06月16日 08:25撮影 by  NEX-3N, SONY
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しばらくはこんな快適な道です。
みどりがイッパイ、オゾンがいっぱい。
丸太で土留めされた遊歩道が続きます。
2014年06月16日 08:26撮影 by  NEX-3N, SONY
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丸太で土留めされた遊歩道が続きます。
フタリシズカが一杯咲いています。
2014年06月16日 08:39撮影 by  NEX-3N, SONY
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フタリシズカが一杯咲いています。
コアジサイも一杯咲いています。
2014年06月16日 08:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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コアジサイも一杯咲いています。
遊歩道出合です。
2014年06月16日 08:46撮影 by  NEX-3N, SONY
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遊歩道出合です。
フキも一杯あります。
2014年06月16日 08:47撮影 by  NEX-3N, SONY
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フキも一杯あります。
#3の標識からようやく登山道らしくなります。
2014年06月16日 08:49撮影 by  NEX-3N, SONY
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#3の標識からようやく登山道らしくなります。
ブナの巨木の根元でひと休み。
2014年06月16日 08:51撮影 by  NEX-3N, SONY
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ブナの巨木の根元でひと休み。
快適な尾根歩きです。
2014年06月16日 08:52撮影 by  NEX-3N, SONY
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快適な尾根歩きです。
テンナンショウです。
2014年06月16日 09:00撮影 by  NEX-3N, SONY
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テンナンショウです。
今年のバイケイソウは期待出来そうにありません。
2014年06月16日 09:08撮影 by  NEX-3N, SONY
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今年のバイケイソウは期待出来そうにありません。
水はたっぷり担いでいますので、水場はパスします。
2014年06月16日 09:09撮影 by  NEX-3N, SONY
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水はたっぷり担いでいますので、水場はパスします。
ガレ場上でまたまたお休みします。
2014年06月16日 09:11撮影 by  NEX-3N, SONY
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ガレ場上でまたまたお休みします。
ガジュマル状態です。
2014年06月16日 09:13撮影 by  NEX-3N, SONY
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ガジュマル状態です。
ヘビイチゴです。
2014年06月16日 09:15撮影 by  NEX-3N, SONY
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ヘビイチゴです。
甲斐駒が現れました。
2014年06月16日 09:15撮影 by  NEX-3N, SONY
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甲斐駒が現れました。
笹原を左にカーブします。
2014年06月16日 11:24撮影 by  NEX-3N, SONY
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笹原を左にカーブします。
早川尾根から地蔵岳です。鳳凰3山、あとの2山は地蔵岳の向こうに隠れています。
2014年06月16日 15:10撮影 by  NEX-3N, SONY
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早川尾根から地蔵岳です。鳳凰3山、あとの2山は地蔵岳の向こうに隠れています。
甲斐駒、アップに堪える雄姿です。
2014年06月16日 15:11撮影 by  NEX-3N, SONY
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6/16 15:11
甲斐駒、アップに堪える雄姿です。
頂上付近、雲を冠った富士です。
2014年06月16日 11:25撮影 by  NEX-3N, SONY
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頂上付近、雲を冠った富士です。
タチツボスミレ、まだ咲いていました。
2014年06月16日 11:26撮影 by  NEX-3N, SONY
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タチツボスミレ、まだ咲いていました。
三角点に置いたカメラで頂上記念撮影です。
2014年06月16日 11:28撮影 by  NEX-3N, SONY
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三角点に置いたカメラで頂上記念撮影です。
日向山、その向こうには頭に雲をのせた富士。
2014年06月16日 11:35撮影 by  NEX-3N, SONY
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日向山、その向こうには頭に雲をのせた富士。
富士、鳳凰連山、甲斐駒のそろい踏みです。
2014年06月16日 11:52撮影 by  NEX-3N, SONY
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富士、鳳凰連山、甲斐駒のそろい踏みです。
先々週にリタイアーした水晶ナギが下に見えます。
2014年06月16日 11:36撮影 by  NEX-3N, SONY
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先々週にリタイアーした水晶ナギが下に見えます。
頂上からの甲斐駒です。
2014年06月16日 11:37撮影 by  NEX-3N, SONY
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頂上からの甲斐駒です。
頂上にはクサイチゴが一杯咲いていました。
2014年06月16日 11:45撮影 by  NEX-3N, SONY
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頂上にはクサイチゴが一杯咲いていました。
この方向から見る八ヶ岳は、見慣れた姿ではありません。
2014年06月16日 11:48撮影 by  NEX-3N, SONY
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この方向から見る八ヶ岳は、見慣れた姿ではありません。
カラマツ林の中を下ります。
2014年06月16日 11:50撮影 by  NEX-3N, SONY
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6/16 11:50
カラマツ林の中を下ります。
頂上では見えなかった鋸岳です。
2014年06月16日 11:53撮影 by  NEX-3N, SONY
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頂上では見えなかった鋸岳です。
手前、大岩山の向こう、甲斐駒・鋸にお別れします。
2014年06月16日 11:54撮影 by  NEX-3N, SONY
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手前、大岩山の向こう、甲斐駒・鋸にお別れします。
「運がよければ水場」に寄りました。底から水が湧き出ていますが、飲む気にはちょっとなれません。
2014年06月16日 12:01撮影 by  NEX-3N, SONY
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「運がよければ水場」に寄りました。底から水が湧き出ていますが、飲む気にはちょっとなれません。
ヤマツツジも咲いていました。
2014年06月16日 12:04撮影 by  NEX-3N, SONY
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ヤマツツジも咲いていました。
ジシバリ。
2014年06月16日 12:05撮影 by  NEX-3N, SONY
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ジシバリ。
コアジサイの葉に小さな白い蝶々が休んでいます。もしかして蛾?
2014年06月16日 12:06撮影 by  NEX-3N, SONY
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コアジサイの葉に小さな白い蝶々が休んでいます。もしかして蛾?
登山口の駐車場に戻りました。
2014年06月16日 12:07撮影 by  NEX-3N, SONY
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6/16 12:07
登山口の駐車場に戻りました。
撮影機器:

感想

 先々週、鳥原から目指した雨乞岳でしたが、危うく熱中症。ツリツリ下肢を引きずってなんとか水晶ナギ迄は行きましtが、雨乞岳は断念せざるをえませんでした。今日はそのリベンジです。でも、あの溝状の登山道、風もなく、だらだらと変化のない道を再び登る気にはなりません。雨乞岳にはもう一本別の登山ルートがあります。今日はそちら、ビレッジ白州からのルートを登ることにしました。先々週は夏山訓練のため、大き目のザックを背負って登りましたが、今日はリベンジするのが目的、小さなザックに水2Lとヤマセンボトル500ml、雨具等、必要最小限の荷物にとどめます。
 ビレッジ白州の登山口に入ると、気持ちの良い新緑の雑木林の中、たっぷりオゾンを吸いながら遊歩道を歩きます。ひんやりとした風が頬をなでます。フタリシズカやコアジサイが密生しています。今日はなんだか登れそうな予感、時間はたっぷり、ゆっくりゆっくり歩を進めます。ジュジュジュルルル、まろやかなハルゼミの大合唱、カタカタカタカタカタカタカター、軽快なキツツキのつつく音、カッコウカッコー、トリの姿は見えませんが森の中は賑やかです。ザックにつけたクマよけ鈴の音がかき消されます。
 遊歩道が終わるとようやく登山道らしくなります。山の中の平らな尾根道は、わたしの大好きな、最も得意とするところです。時々勾配がきつくなる場所もありますが、登り切るとまた平になります。ガラ場上から再び勾配が増しますが、登りついた笹原に一本の緩やかな道が延びています。ハルゼミの大合唱はクワルテットに代わり、そして演奏会は終了します。 風は相変わらずヒンヤリ頬をなでますが、ムシムシムシ、虫が目の中・口の中に飛び込んできます。
 笹原から左手にカーブし、樹木が途切れた場所に出ると甲斐駒が姿を現します。先々週、水晶ナギからは大岩山に隠れて見えませんでしたが、谷筋に雪を残した甲斐駒、鳳凰、雲を冠っていますが富士、う〜ん、満足満足。頂上まで、コースタイムは3時間、わたしの所要時間は3時間6分。ゆっくりゆっくり登ってきましたが僅か6分の遅れ、これまた大満足。青空の下、お昼御飯を摂り、ツユの晴れ間のひと時を、誰もいない頂上で過ごしました。
 ヴィレッジ白州からのこのルート、変化があって、涼しい風も通る尾根道、頂上からの眺めも良く、南アルプス前衛峰雨乞岳は良い山でした。同じ山でも登り方によってこんなに印象が変わるんですね。見方によって変わるのは、なにも山だけではありませんが・・・。

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