三岩岳 スノーシェッドの屋根が登山口なんて!?
- GPS
- 07:45
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,285m
- 下り
- 1,265m
コースタイム
09:50旧道分岐
11:35避難小屋
12:20三岩岳山頂12:45
13:10避難小屋
15:40駐車場
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
関越自動車道「小出IC」降車、 国道252号線で福島県に入り、 只見町で右折し、国道289号線に入ります 小豆温泉を目指して道なりに走り(約54km)、通り過ぎると スノーシェッドがあり、壁面に登山口の大きなプレート標識がつけられ 付近に広い駐車場所があります |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口へはスノーシェッドの屋根上を歩いて行きます 鉄梯子を登った後、右に沢を見ながら緩やかに沿って歩きます 崩壊箇所の通行にご注意ください 新しい鉄橋の掛けられた渡渉地点は 橋がなければ水量が多くて渡れそうにありません 橋を渡ってからは山腹を登り、尾根に出て旧道と合流します (途中、旧道と合流したかと勘違いする尾根に出会いました) 合流後、尚も急坂の尾根道が続き、 主尾根に近づくに連れ、次第に残雪が現れます 雪が溶けた跡に咲き出したイワウチワの群落が見事でした 夏道が見えている場所は良いのですが、道を見失う箇所もあります 新しいテープもついていますが、発見できない雪原もあり 方向を見定め、立ちあがりかけた笹藪を抜けました 三岩近辺で真西に向かうのですが、残雪で道がはっきりせず ちょっと心配になりました 広い雪原を真西に向かい、正面に針葉樹の林が見えると三角点のある山頂でした 山頂付近の笹に囲まれた窪地だけは雪がなく 山頂と三角点を確認できました 残雪から発生する虫の猛攻撃が予想されるので虫対策を万全に! |
写真
感想
小豆温泉で朝食を済ませてから出発。
昨夜は蒸し暑さが身体にそのまま残ってしまったように暑くて眠れず
おまけに想定される長時間の歩きに耐えられる位の食欲がなく
不安を抱えていますが、頑張るしかありません。
登山口もいろいろありますが、スノーシェッドの屋根からというのは
珍しくて、ちょっとわくわくしてしまいました。
珍しい登山口として印象に残る山になりそうです。
余談になりますが、
スノーシェッドの非常口を開けて登山道に出る「未丈ヶ岳」に
登りたいと思っているのですが、まだ橋が架けられないようです。
旧道と合流する辺りから、虫の攻撃が凄くなりました。
虫除けネット、虫除けスプレーを携行した方が良いでしょう。
それでも刺されるなら、薬が絶対必需品かと思います。
雪原上には全く居ないので、範囲は限られています。
急坂の尾根道に少しずつイワウチワの花が見られ始め、
雪原が近くになると、群落が見られるようになりました。
四月の終わり頃から咲き出す予定の花なのに、
ずっと雪の下に埋もれ、雪が溶けるのを待ちかねて、
大急ぎで花を開いたという感じが、愛らしく、いじらしさをも感じます。
主尾根上は雲海の中を歩いている事もあって、暗い冬景色の山。
こんなに沢山残雪があるのは想定外で、
やはり軽アイゼンを携行すべきだったかと最初後悔しました。
雪が閉まり、緩やかな斜面が続き、歩き易くて助かりました。
三岩が登山道脇に目立つ岩かと思いましたが
笹藪と雪原と、雲に遮られ、見通しが効かず
尾根の南端に突き当たった感覚から判断して真西に進路変更。
広い雪原を横切った、針葉樹に囲まれた窪地に山頂標識と三角点を発見。
さあ休憩と座り込んだところにいきなり雷鳴が轟きました!
やっと一息つけるどころの話ではなく、
雲の流れを見ながら早々に下山にかかりました。
登りも長ければ、下りもやはり長い山。
幸い、雷鳴は一度脅しただけで以後は聞こえず、
再び襲いかかる蚊の猛攻に耐えながら一路登山口へ。
会津朝日岳も印象に残る奥深い山でしたが、
三岩岳も勝るとも劣らない奥の深い山で、疲れましたが大満足♪
同行の皆様、有難うございました。
コメント
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お! 三岩岳のレコがあると思って見てみれば!
やっぱりというか、kyom4さんでしたか。
このところ、南会津の山にばかり登っていたら、三岩岳の存在を知ってしまい、登りたいなと思っていたところだったのです。
なんだか、いつも私が行きたいと思っている山に、すっと行かれるような印象がありまして、実に不思議です。
三岩岳は、見るからに静かそうな、それでいて山頂からの眺めの良さそうなこと。
登りに行く際は、こちらのレコを参考にさせていただきます。
先日は、四国に行かれていたと思ったらもう福島の山とは。
フットワークの良さには、ただ驚愕するばかりです。
三岩岳は、二回目に会津朝日岳の山頂に立って以来、機会をそれとなく狙ってました
実は密かに奥会津の山が大好きなのです
物好きの域を越えてますが、moglessさんも相当のようですね
まだまだこの辺に狙っている山があるのです、ふふふっ
会のCLを長いことかかりまして、うまく口説き落とし、今回の蒲生岳、小豆温泉の豪華セットになった次第
温泉大宴会でワインが一本軽く空いてしまい、こんなんで歩けるのかと、ふと心配になったぐらいでした。
天気が良ければ、会津の山々を四方に見渡せる最高のロケーションの山頂だと思います。
是非、晴れた日にトライしてください
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