北岳

2022年09月10日(土) ~ 2022年09月11日(日)

• GPS: 26:47
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,886m
• 下り: 1,889m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:34
• 休憩: 1:14
• 合計: 4:48

距離 6.3km 登り 1,587m 下り 98m

9:57 広河原インフォメーションセンター
10:02 10:07 広河原山荘
10:23 10:27 白根御池分岐
10:54 10:59 第一ベンチ(1880ｍ)
11:11 11:18 第二ベンチ(2059ｍ)
12:05 12:27 白根御池小屋
13:44 14:09 草すべり分岐
14:12 14:18 小太郎尾根分岐
14:45 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 4:20
• 休憩: 1:50
• 合計: 6:10

距離 7.8km 登り 298m 下り 1,797m

6:28 北岳肩ノ小屋
6:36 6:44 両俣分岐
7:06 7:42 北岳
7:55 7:59 吊尾根分岐
8:08 8:13 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
8:31 8:37 八本歯のコル
9:55 10:18 大樺沢二俣
10:42 10:51 白根御池小屋
11:26 11:31 第二ベンチ(2059ｍ)
11:42 11:53 第一ベンチ(1880ｍ)
12:12 12:15 白根御池分岐
12:29 広河原山荘
12:32 広河原・吊り橋分岐
12:38 広河原インフォメーションセンター

9/10-11、友人たちと南アルプスの北岳に行ってきました。元々は芦安から広河原にバスで向かう予定でしたが、前日の金曜になって、土砂崩れによってその路線が運行休止になっているという情報が。。。急遽、奈良田からのバスで広河原に向かうプランに変更しました。芦安から行けなくなっている分、奈良田の駐車場は満車で、路肩スペースを探して何とか駐車しました。
初日は広河原から白根御池小屋を経由して肩の小屋まで。なかなかの急登続きです。これで北岳に登るのは3回目ですが、こんなに急だっけ？と思いながら登っていきました。それでもペース良く登ることができ、15時前に肩の小屋に到着。小屋に着く直前で雨が降り始めましたが、ずぶ濡れになる前に小屋に入れました。
小屋泊だったので、あとはまったり。ちょうど十五夜で、夜はヘッドライト無しでも足元が見えるくらいの明るさ。星は見にくかったですが、満月は綺麗でした。
翌朝、外は素晴らしい快晴！小屋からご来光を拝みましたが、雲海が広がって素晴らしい景色でした。朝食をいただいてのんびり出発。広河原→奈良田のバスは本数が少なく、急いでも正午ごろの便が無いため、2日目は余裕たっぷりです。山頂まで登りあがると、最高の展望！甲斐駒、仙丈、鳳凰、間ノ、農鳥などの南アルプスの峰々はもちろん、富士山、中央アルプス、八ヶ岳、北アルプスなど360°の大パノラマを楽しむ事が出来ました。
下山は、八本歯のコルから大樺沢に下りていくルート。ガレ場が長く、なかなかの険しさです。大樺沢〜広河原のルートが通行禁止になっているため、白根御池小屋に登り返して下山しました。広河原まで下りてきてもバスまで1時間以上時間があったため、新しく建てられた広河原山荘で軽食をとってのんびり。今年は不安定な天気が続いていますが、今回は良い天気に恵まれて楽しい山行でした。

天候

曇り→快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

写真

9/10 8:20

芦安からのバスが運休のため、奈良田からバスに乗ります。駐車場は満車だったので、1kmほど先の路肩に駐車。

9/10 9:49

1時間ほどバスに揺られて広河原に到着。

9/10 10:03

9/10 10:04

吊橋を渡ります。

9/10 10:10

しばらくは樹林帯。人気の山だけあって、踏み跡はしっかり。

9/10 10:14

静かな森を進んでいきます。

9/10 11:29

結構な急登が続きます

9/10 11:58

道脇の小川。苔むして良い雰囲気

9/10 11:58

切れ立った斜面に取り付けられた木道。見た目ほど怖くはないです。

9/10 12:09

白根御池小屋通過。まだ先は長い。

9/10 12:31

白根御池

9/10 12:37

草滑り。なだらかに見えてなかなかしんどい登りです。

9/10 12:38

ハクサンフウロ（白山風露）

9/10 12:40

ミヤマトリカブト（深山鳥兜）

9/10 12:41

ミヤマコゴメグサ（深山小米草）

9/10 12:59

だいぶ雲が増えてきました。周りの山もほとんど見えず。

9/10 14:47

15時前に肩の小屋に到着。直前に雨が降って来ました。

9/10 17:06

夕方、雨がやんで少しガスが晴れてきたので外へ。やっと北岳が少し見えてきました。

9/10 17:06

雲はまだ多いけど、青空が。明日は晴れそう。

9/11 5:02

翌朝。小屋の前でご来光を待ちます。

9/11 5:02

雲海に富士山が浮かんでいます。

9/11 5:03

素晴らしいグラデーション。光の筋が見えます

9/11 5:03

反対側にはまだ月が。昨晩は十五夜で月明かりが明るかったです。

9/11 5:13

夜明け前の仙丈ケ岳

9/11 5:13

奥に中央アルプス

9/11 5:14

9/11 5:14

雲海が素晴らしい。。

9/11 5:14

小屋の前でたくさんの人がご来光を待ってます。3000mの朝は寒い。

9/11 5:14

多くのテントの方がすでに出発準備してました。

9/11 5:15

9/11 5:21

太陽が出そうで出ないので、月を眺めて待ちます

9/11 5:22

9/11 5:24

待ちに待ったご来光！

9/11 5:24

9/11 5:25

何度見ても感動的なご来光。。。

9/11 5:26

モルゲンロートで赤く染まる北岳

9/11 6:18

ご来光を堪能してから朝食をいただいて出発。

9/11 6:19

素晴らしい景色

9/11 6:32

肩の小屋から北岳へ。ゴツゴツした岩肌が格好いい。

9/11 6:33

大迫力の仙丈ケ岳

9/11 6:59

北岳山荘の向こうに間ノ岳。そこから左に農鳥岳の稜線が続いています。

9/11 6:59

富士山はちょっと霞んできてしまいました。

9/11 7:00

これはこれで絵画的

9/11 7:00

振り返って肩の小屋と奥に甲斐駒ヶ岳。さらに奥には八ヶ岳。

9/11 7:03

肩の小屋にヘリが飛んできました。晴れ間を狙って荷揚げみたいです。

9/11 7:03

9/11 7:11

北岳登頂！

9/11 7:14

山頂から間ノ岳、農鳥岳の稜線。まだ間ノ岳までしか歩いてないので、農鳥も踏破しないと。

9/11 7:42

9/11 7:56

北岳山頂から八本歯のコルへ。ここまでの道より足場が不安定になってきます。

9/11 7:56

間ノ岳が近くに見えるけど、ここからコースタイムは片道2時間以上。今回は眺めるだけ。

9/11 8:04

9/11 8:06

イブキジャコウソウ（伊吹麝香草）

9/11 8:20

巨岩が折り重なるエリアを振り返って。この辺りはルートが不鮮明だったので、安定してそうな場所を探して歩きました。

9/11 8:24

荷運びをして戻って行くヘリコプターと富士山

9/11 8:25

八本歯のコルあたりは、尖った岩峰がニョキニョキ。

9/11 8:28

間ノ岳見納め

9/11 8:28

富士山も見納め

9/11 8:31

またヘリが上空を越えていきました。現在、北岳山荘が改装中という事で、何往復もして資材を運んでいるようです。

9/11 8:35

この岩峰手前で大樺沢に降りていきます。

9/11 8:37

ナナカマドの実。もうすぐ秋ですね。

9/11 8:40

北岳バットレスの岩場。登っている人も見えました。

9/11 8:45

八本歯のコルから大樺沢までは前半急な階段が続きます。踏み外すと転落の恐れがあるので慎重に。。

9/11 9:07

バットレス。よくあんなところ登ろうと思うな。。。

9/11 9:34

大樺沢まで下りてくると、今度はひたすらガレ場歩き。

9/11 9:35

なんとまだ残雪がありました。

9/11 10:37

大樺沢から広河原のルートが通行止めとなっているため、二俣から白根御池小屋に登り返します。

9/11 10:45

白根御池に戻ってきました

9/11 10:55

白根御池小屋。ソフトクリームを楽しみにしていましたが、忙しい時間帯ということで食べれず。。

9/11 12:34

急勾配を下り切り、最後の吊橋

9/11 12:35

無事下山。振り返ると北岳が。よく登ったなぁ。

撮影機器：

NIKON 1 J5 NIKON CORPORATION

感想

suzuroad

9/10-11、友人たちと南アルプスの北岳に行ってきました。元々は芦安から広河原にバスで向かう予定でしたが、前日の金曜になって、土砂崩れによってその路線が運行休止になっているという情報が。。。急遽、奈良田からのバスで広河原に向かうプランに変更しました。芦安から行けなくなっている分、奈良田の駐車場は満車で、路肩スペースを探して何とか駐車しました。
初日は広河原から白根御池小屋を経由して肩の小屋まで。なかなかの急登続きです。これで北岳に登るのは3回目ですが、こんなに急だっけ？と思いながら登っていきました。それでもペース良く登ることができ、15時前に肩の小屋に到着。小屋に着く直前で雨が降り始めましたが、ずぶ濡れになる前に小屋に入れました。
小屋泊だったので、あとはまったり。ちょうど十五夜で、夜はヘッドライト無しでも足元が見えるくらいの明るさ。星は見にくかったですが、満月は綺麗でした。
翌朝、外は素晴らしい快晴！小屋からご来光を拝みましたが、雲海が広がって素晴らしい景色でした。朝食をいただいてのんびり出発。広河原→奈良田のバスは本数が少なく、急いでも正午ごろの便が無いため、2日目は余裕たっぷりです。山頂まで登りあがると、最高の展望！甲斐駒、仙丈、鳳凰、間ノ、農鳥などの南アルプスの峰々はもちろん、富士山、中央アルプス、八ヶ岳、北アルプスなど360°の大パノラマを楽しむ事が出来ました。
下山は、八本歯のコルから大樺沢に下りていくルート。ガレ場が長く、なかなかの険しさです。大樺沢〜広河原のルートが通行禁止になっているため、白根御池小屋に登り返して下山しました。広河原まで下りてきてもバスまで1時間以上時間があったため、新しく建てられた広河原山荘で軽食をとってのんびり。今年は不安定な天気が続いていますが、今回は良い天気に恵まれて楽しい山行でした。