記録ID: 4684832
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒
安比高原〜八幡平〜岩手山 52.9 kmトレイル
2022年09月16日(金) [日帰り]

体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 20:17
- 距離
- 52.9km
- 登り
- 2,888m
- 下り
- 3,492m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 9:28
距離 27.3km
登り 1,356m
下り 1,091m
17:31
日帰り
- 山行
- 11:05
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 11:23
距離 25.6km
登り 1,567m
下り 2,416m
16:13
ゴール地点
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:焼走りの湯から大更駅(おおぶけえき)までタクシー3,300円 ※1(路線バスはありません)。大更駅 1807発 岩手県北バス 700円 盛岡駅 19:02着 ※2 http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/regular/map/morioka/hachimantai/ ※1 西根観光タクシー 0195-76-3131 ※2 大更駅から盛岡駅までの列車は便数が非常に少ないので、ほぼ1時間間隔で走っているバス(八幡平〜盛岡)が便利です。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
・全体と通して特に危険な岩場・鎖場ははないが、鬼ヶ城周辺の何ヶ所からの岩場は疲れた足には要注意。 ・スタートから岩手山手前までは標高50〜100m程度のアップダウンの繰り返しです。 ・過去の他の方の記録を見るとこの季節でも足元の泥濘で悩まされることが多いようなのです。ただ今回は若干の泥濘はありましたが、ほとんどないというレベルでした。 ・安比〜八幡平:コースとしては整備されていますが、歩いている人も多くはなく、展望も殆どないので、楽しいトレイルではないです。特に安比から大黒森までは、足元が刈られた竹が所々にあり非常に歩きにくいです。大黒森からは、山スキーコース として通られているのでコースは少しマシになります。八幡平周辺は観光地なので木道がありますが、かなり傷んでいるので、注意が必要です。 ・八幡平〜岩手山:裏岩手連峰縦走と呼ばれる、この辺のトレイルは安比からの道とことなり展望もよくなり、足元も歩きやすく、気持ち良い縦走路です。 ・岩手山〜焼走り登山口:ともかく長〜い。岩手山で気力と体力を使い果たしていたので、標高差1500mを一気にくだるのは辛いです。途中は富士山の下りにあるような、小石で柔らかいくズルズルの場所が何ヶ所かあります。 |
| その他周辺情報 | ・途中の給水ポイントは“幡平山頂レストハウス 大深山荘の裏(5分くらいのところ) 8ち匯海ら下ったところ の3ヶ所です。三ツ石山荘近くにもあるそうですが、この季節は枯れていることもあるので要確認です(今回は未確認) ・下山後の温泉は、「焼走りの湯」があります。登山口の終点から徒歩5分です。20:00まで入館(20:30閉館)なので、ノンビリ入れます。ただし館内の食堂は15:00までです。 https://www.hachimantai-ss.co.jp/~yakehashiri/onsen/onsen.html ・紅葉は通常であれば1週間後くらいが見頃とのことですが、今年は遅いそうです。 ・今回の小屋の宿泊は2名のみでしたが、紅葉シーズンの休日は泊まれないほどの人になることもあるそうです。大人数で小屋に泊まる予定は避けたほうが良いです。 |
写真
まずは安比高原駅を目指します。JRだと思っていたら、盛岡駅から途中の好摩駅までは「IGRいわて銀河鉄道」でした。盛岡駅の改札も2FにあるJRのとは違ったので迷いましたが、1Fに改札がありました。
当初は安比高原駅から安比高原スキー場までタクシーの予定でしが、安比高原駅の近くのタクシー会社がなく、少し離れた駅の会社に電話すると「歩けばすぐだから歩け」みたいなこと言われたので、3.2km 40分で歩きました。途中にローソンがあり、買い物できます。
大黒森からスキーツアーコースのためか、コース幅が広くなり、少しだけ歩きやすくなりました。
以前にここは山スキーにきていましたが、記録みたら2004年でした。もう18年も前 (+_+)
以前にここは山スキーにきていましたが、記録みたら2004年でした。もう18年も前 (+_+)
木道が、かなり壊れています。大丈夫だと思って足を乗せると、ぐらっと動いたりと、怪我が怖いです。
自治体も財政厳しいと思いますので、クラウドファンディングとかで何とかならないものでしょうか。
自治体も財政厳しいと思いますので、クラウドファンディングとかで何とかならないものでしょうか。
夜は地元の方といろいろお話できました。岩手山周辺の山やコースのこと、他イロイロ・・・。最近こういう話をする機会が少なかったので、とても楽しく過ごせました。この場を借りて、御礼申し上げます。
朝は4時前に起床。準備をして4:50に出発しました。
早朝からお見送りもしていただきました。
朝は4時前に起床。準備をして4:50に出発しました。
早朝からお見送りもしていただきました。
切通に到着。
強風が心配で鬼ヶ城コースではなく地獄谷コースとも思いましたが、直前ですれ違った地元の方から、地獄谷コースは今夏の雨でかなり荒れているので避けたほうがよいとアドバイスいただき、鬼ヶ城コースを選択
強風が心配で鬼ヶ城コースではなく地獄谷コースとも思いましたが、直前ですれ違った地元の方から、地獄谷コースは今夏の雨でかなり荒れているので避けたほうがよいとアドバイスいただき、鬼ヶ城コースを選択
平笠不動避難小屋の後ろの岩々が、以前に行ったイエメンの景色を思い出しました。
http://ktravel.web.fc2.com/yemen5.html
https://www.flickr.com/photos/kenjiro-t/11830083056/in/album-72157639536851625/
http://ktravel.web.fc2.com/yemen5.html
https://www.flickr.com/photos/kenjiro-t/11830083056/in/album-72157639536851625/
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
熊鈴
|
|---|---|
| 備考 | ストックは持っておいたほうがよいです。 |
感想
100名山のことを調べていたら八幡平と岩手山、それと安比高原を結ぶ50kmトレイルがあるということがわかりました(↓公式サイト)。
https://50kmtrail.com/
積雪期を避ける、標高が高くないので夏の暑さを避ける、湿地の泥濘を避けるなど、過去の皆さんの記録を参考にして考えると、結果的に秋が最適ということで、今回のチャレンジ。陵雲荘、三ツ石山荘、岩手山付近の小屋などを使って2泊3日にしてもよかったのでが、大深山荘泊の1泊2日(=25km/日)で何とか行けそうかなぁと思って実行しました。
結果的に何とか歩けましたが、自分の体力・走力ではギリギリとなりました。
天候ですが、初日は晴れではないですが曇り空で視界は確保できるレベルであったので、特に午後の八幡平からの縦走コースの雰囲気を楽しめました。2日目の午前中は霧の中の修行。心が折れそうでしたが犬倉山を過ぎると晴れそうな気配。絶景のはずの鬼ヶ城の稜線では再びガスの中でこれまた残念でしたが、山頂手前では再びガスが取れ、絶景を望むことができました。
また岩手山から標高差1500mの下りもキツイ、長〜い。結果的にほぼ50km(ゴンドラ終点地点からは49.4km、安比高原駅からゴンドラまでの3kmとあわせて50km超え)。
避難小屋の宿泊では、地元のベテランの方ともお話(相談含む)することができ、全体的には今年の目標を一つクリアできた満足の山行でした。
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けんたな


















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