飯豊山(大グラ尾根-丸森尾根)
- GPS
- 08:32
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,721m
- 下り
- 2,722m
コースタイム
01:30 飯豊山荘
05:20 飯豊山
07:20 梅花皮小屋(水)
08:40 地神山
10:00 飯豊山荘
水3L(持込み1, 梅花皮小屋2), ガッツギア2, パン2
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の風呂は梅花皮山荘。500円と安い。雰囲気の良い泉質勝負な温泉。サウナや水風呂は無い。勢いの良いそこそこ冷たい冷水無限シャワーが出るのでよし。 |
写真
感想
夏も冬も一度も行ったことがない。遠くてなかなか行けない飯豊山(いいでさん)に行こう。昨日は八海山を下りたら日本海側に出て高速を走って北上し関川村から山に入って、舞台は新潟県から山形県へ。飯豊山荘までの道路は綺麗に舗装されて走りやすかった。昨日も今日も駐車場で車中泊している。暗くなってすぐは暑いが、夜にはしっかり気温が下がって車中泊には優しい気温だ。関東はこうはいかん。夜も暑い。
1時起床の1時半出発。夜明けまで4時間もあるが、登りで使う大グラ尾根は距離も標高差も結構ある。脚満タンではないので速度は落ちるだろうから早めに出た。林道を走って川沿いを慎重に歩いて、橋を渡ったら尾根取り付き。気合いの入った先行を2人抜いたら先頭。ひたすら尾根を登る。めちゃくちゃ暑い。まるでサウナ。全然秋じゃないな。大グラ尾根は飯豊山までの標高差だけ見たら1,700mだが細かいアップダウンがあって脚にくる。東側に傾いているので足首が疲れる。昨日も今日も足首が疲れる道ばかりだ。宝珠山を過ぎると木々は無くなり東の空が燃えてきた。今日もイイ天気だ。素晴らしい。頂上直下の御前坂に入ればここまでのガチャガチャ尾根から解放されて登りやすくなる。山頂までがっちり4時間弱かかった。厳しい尾根だった。この尾根、早月尾根や黒戸尾根級にキツくない?
山頂は日の出待ちをしている人たちで賑わっていた。時間が勿体ないので日の出は待たずさっさと先へ行く。右も左も名前がわからない山に囲まれている。知らない山は楽しい。御西岳に向かってゆるやかに下ってゆく。素晴らしい、素晴らしい時間だ。後ろから太陽が昇って大日岳が赤く染まる。向こうも楽しそうだ。三国岳方面も素晴らしい。素敵な朝の時間は一瞬で終わり、太陽が高くなれば尾根は灼熱。風が無いので暑い。下山に使う丸森尾根まで結構なアップダウンを繰り返す。楽ではない。梅花皮山荘でたっぷり水を汲んだら最後の登りに備えて日陰で大休憩をした。強そうな男性が休んでいたのでオススメの温泉や丸森尾根の様子を教えてもらった。梅花皮荘は素晴らしかったです。ありがとうございました。
北股岳、門内岳、地神山とアップダウンを乗り越えたらもう登らなくていいです。丸森尾根へ落ちてゆく。少し標高を落とすと樹林帯に入るが樹林帯も暑い。なんじゃこの暑さは。35度くらいあるんじゃないか。下の方から熱気が上がってくる感じ。下っていても全身汗だくだった。昨日もそうだったな。この時間から大荷物で登ってくる人たちが結構いた。強い。飯豊山荘の駐車場に戻ってきたら駐車場も暑いので梅花皮荘まで10分運転。日陰に停めてゆっくり片付けをしたら温泉GO. 今日もいい汗かいた。
飯豊山、スゲェ良かった。山がデカいので他にも色々なルートがある。紅葉が進んで雪が降る前に、次は別のルートから行きたい。雪が降ってからも行ってみたいが真冬のアプローチはどうだろう。里から相当遠そうに見えるが。いや、奥深いからこそ登りがいがある。計画、立てておこう。
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