遠く険しい道のり烏帽子岳！アドベ〜ンチャ〜

2022年09月17日(土) [日帰り]

• GPS: 11:49
• 距離: 18.9km
• 登り: 2,716m
• 下り: 2,505m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:57
• 休憩: 0:52
• 合計: 11:49

3:42 七倉山荘
4:31 4:32 唐沢ノゾキ
5:01 5:02 岩小屋
5:38 5:45 鼻突八丁（八合目）
6:21 6:22 天狗の庭
6:47 6:48 船窪小屋
6:57 7:11 七倉岳
7:16 7:17 船窪天場
7:32 7:33 船窪乗越
7:42 7:46 船窪岳
8:36 8:39 船窪第2ピーク
10:21 10:21 不動岳
11:45 11:46 南沢岳
12:05 12:05 烏帽子田圃
12:30 12:32 烏帽子岳山頂分岐
12:45 12:55 烏帽子岳
13:07 13:08 烏帽子岳山頂分岐
13:21 13:23 前烏帽子岳
13:33 13:34 烏帽子小屋
14:10 14:10 三角点
14:49 14:49 権太落し
15:09 15:10 ブナ立尾根取付
15:19 15:19 高瀬ダム テント場
15:29 15:29 高瀬ダム濁沢登山口
15:31 ゴール地点

天候

台風前の暑い晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

七倉温泉の駐車場ですが前日21時で8割満車、路駐しかないです。

コース状況／危険箇所等

アドベ〜ンチャ〜♪

写真

9/16 21:32

アルプス気分になれないオレは、行きたくない気持ちを振り払い七倉ダムにやってきた。

9/16 21:31

しかも選んだのはクッソきついと名高い船窪の稜線、行きたくない気持ちをアルコールで忘れる事にする。

9/16 22:32

いくら飲んでも明日の闇上りと、船窪のギャップを考えると酔うどころか目が冴えてきた。

9/17 3:40

只今3:40、久しぶりの闇上りに緊張したオレは忘れ物を確認、帰りのタクシー代を握りしめ歩き出す。

9/17 3:43

直ぐに登山口、あぁ〜あっ！この後2時間、闇の世界を彷徨うことになる自分、なにが楽しんだか自問自答してみた(笑）

9/17 5:36

闇の2時間が過ぎ、写真を撮れる明るさになった、小屋まで後2時間、なっげなー。

9/17 5:38

隙間から槍ヶ岳みえた、今日はこの後、曇ってくるから今のうちに撮っておこう。

9/17 5:41

闇の中でも分かっていましたが、階段と激登り。

9/17 5:44

木の根っこと激登りを繰り返し、時々あるフラットが返って鬱陶しく感じた。

9/17 5:49

北葛岳だ！正直帰ってから知った山名なのでこの時は先日tatsuyaさんが登った山と思ってました。

9/17 5:49

大分昇ってますが本日の御来光です。

9/17 5:52

見てはならぬ山が見えた！それは涸沢岳、オレをアルプス気分から遠ざけた張本人！二度と日帰りでは行かないと誓った山です。

9/17 6:04

名前知りませんが、この船窪の稜線は標高2200m位から森林限界となり、展望良いです。

9/17 6:09

どこらへんでしょうか？頭しか出てないので、よく分からいません、先を急ごう。

9/17 6:20

と思ったら天狗の庭でした、今回は急がずマイペースを心掛け休憩してから出発です。

9/17 6:20

しかーし！天狗の庭の正面は涸沢岳、嫌な思い出が蘇る。

9/17 6:20

なので高瀬ダムと野口五郎岳撮って七倉を目指します。

9/17 6:20

言うの忘れてまっしたが、本日の目的は二百名山の烏帽子岳、わざわざ船窪側から行く事ないのに。。

9/17 6:24

あれが七倉か？案外近いかも？

9/17 6:39

分かっていたけど違ってました。。そんなに甘くないよね。

9/17 6:41

先週見えた富士山は今週も見えました。

9/17 6:43

結構奥なんだね。

9/17 6:45

立山も見えて参りましたが、手前の船窪も存在感ある。

9/17 6:45

ようやく船窪小屋に着いたようです。

9/17 6:47

小屋は綺麗ですが人の気配は感じられなかった。

9/17 6:47

小屋裏の小高い所が七倉岳、縦走コースとは外れますが、寄り道してみます。

9/17 6:56

雷鳥が2羽いますが、どいてもらいました。

9/17 6:57

特に何名山には入っていませんが、七倉岳到着

9/17 6:58

雲って見えなくなる予定の槍ヶ岳、下に見える小屋泊のお姉さんと会話しました。

9/17 6:58

針ノ木岳と奥に立山連峰。

9/17 6:58

こちらは蓮華岳と北葛岳

9/17 6:58

最後に恐ろしくアップダウンあってアドベンチャーな船窪尾根

9/17 7:00

曇る前にやっときます、行きたくないけど船窪ブルーの世界へようこそ！

9/17 7:20

この後が本番、餓鬼涸沢のようにならないようスローペースを心掛ける。

9/17 7:26

下るねぇー見た目より随分下ります。

9/17 7:31

見下ろしていた山が見上げるようになりました

9/17 7:32

足元は落ちたら終わり的な崖なので、慎重に通過する。

9/17 7:47

少しだけ紅葉していても和む暇なし！

9/17 7:49

手すりなかったらUターン間違いなし。

9/17 7:52

ナイフリッジとまでは言いませんが滑ったら終わり的な登山道が続く。

9/17 7:53

手すりさまさまに感謝に感謝、なければオレは奈落の底。

9/17 7:54

ほぼ垂直な崖の上を歩いています。

9/17 7:54

ですが、手すりの支柱は信用できなく本気で掴まる自信はありません。

9/17 8:00

くどいですが急いで歩けない縦走路、つーか急いだら命の保証はありません。

9/17 8:04

随分歩いて精神的に疲れていますが、船窪岳はまだ先です。

9/17 8:08

船窪岳の登りはロープなんかい！

9/17 8:14

景色見て休憩、針ノ木と蓮華。

9/17 8:38

マジかいな！山頂標読めないけど、どうやら船窪第2ピークみたい、船窪岳は気が付かずに通り過ぎたみたい。

9/17 8:57

目指してないから、まぁいいや！次の不動岳を目指そう。

9/17 9:04

不動岳へはかなり登るようです、心して行きます。

9/17 9:05

たて。

9/17 9:08

けど、素直に登れないのがこの稜線、アドベ〜ンチャ〜♪

9/17 9:27

近ずいてこん不動岳。

9/17 9:31

ふり返って、全てザレた崖になっている上がアドベンチャー登山道です。

9/17 10:04

必死に耐えてハイマツ帯まで登った。

9/17 10:14

この岩が一番高そうに見えるけど、山頂標など何もない。

9/17 10:18

少し先に進んでみる。

9/17 10:19

道案内なのか山頂標なのか一体・・・意味わかんねぇー。

9/17 10:24

なので進んで、この辺り高そうですが、不動岳確認できず。。先進む。

9/17 10:24

弁当適地発見！烏帽子まで待ってられないのでランチにします。

9/17 10:27

むさぼる様にパン食って体力の回復を祈るが、ムリでした。

9/17 10:41

出発します次は南沢岳、山頂標がありますように願う。

9/17 11:03

思いっ切り下って、一つポコ越えて、もう直ぐ南沢岳に取り付くところ。

9/17 11:17

しかーし！南沢岳も痺れる登山道です、一つ間違えたら終わり。

9/17 11:34

登り切ったと思ったら、まだ先があった。

9/17 11:42

ここまで来ると白馬岳が見える、けど先の事考えると、ゆっくりしてられない。

9/17 11:45

ここ？南沢岳も山頂標ないんかい！次いこ。

9/17 11:45

けど、もう来ることないから立山や五色ヶ原の展望、少しだけ楽しみます。

9/17 11:45

赤牛と薬師、何気に北薬師の方が赤く見える。

9/17 11:45

フラフラしながら歩いて行きます。

9/17 11:51

南沢岳から望む烏帽子は、随分下にみえました。

9/17 11:58

南沢岳を下り、最後の力を振り絞って二百名山烏帽子岳、待ってなしゃい。

9/17 12:07

池塘というか池クラスです。

9/17 12:26

ここから直登したいけど、烏帽子岳は小屋側からしか道がなく遠回りになります。

9/17 12:34

その訳は小屋側から見た烏帽子はカッコいい、からかな？

9/17 12:47

取り付きます。船窪の稜線歩いてきた者は余裕です。

9/17 12:51

先端まで来ましたが、宝剣みたいに平らにはなってなく、立てそうもない。

9/17 12:51

本日最後の展望です、赤牛はどう行くか見当もつかん、来年の宿題とします。

9/17 12:51

午後から曇る予報でしたが、最後まで青空の立山でした。

9/17 12:51

涸沢岳のせいでオレはダメ人間になった、もう二度と行かないから！

9/17 12:52

今日歩いてきた稜線も二度と歩くことはないだろう、一回限りの思い出とする。

9/17 12:53

七倉岳以来の山頂標のプチ感動、長野県！もう少し整備して下さい。

9/17 13:15

烏帽子岳さよなら、疲れたから下山するよ。

9/17 13:21

高瀬ダムは近くに見えるけど、歩くと長いよね。

9/17 13:33

小屋には寄らず、一気に下山する予定でしたが。。

9/17 13:49

標高2300m地点で痛恨の捻挫！サポーターあって助かりました。

9/17 15:12

4年前の水晶の時より10分遅くなり下山完了、年には勝てないね。

9/17 15:23

吊り橋から、数時間前あの稜線の上で苦しんでいたと思うと、今は天国です。

9/17 15:39

だって、4年前は歩いた道も今はタクシーです。乗り合いなので600円で済みました、つづく。。

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

ルピモさん

感想ですが本文に書いたまんま。
どのレコにはも大変と書いてあり、相当の覚悟で行きましたが
書いてあった通り大変でした。
いくら大変、大変と言っても、ゆっくりマイペースなら
大丈夫じゃねぇ！なんて心のどこかに考えていましたが
思い切り打ち砕かれました。
みなさん言っているように大変アドベンチャーな尾根
一歩間違えば死に至るシーンもあります。
もう二度と歩く事はありませんが
経験できたことは、いい思い出になると思います。
ですが、涸沢岳の日帰りと比べれば楽でした。
けど、危険度は船窪のほうが高いと思います。

明日もおまけがありますのでヨロシクお願いします。