妙高山

2009年09月21日(月) ~ 2009年09月23日(水)

• GPS: 12:35
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,510m
• 下り: 1,703m

コースタイム

9月21日　6:30上野〜あさま501号→8:04長野8:12〜妙高1号→8:54妙高高原9:25〜頚南バス→10:15笹ヶ峰
　
10:40笹ヶ峰→11:35黒沢→富士見平→13:50高谷池（昼食）-天狗の庭へ散策-15:05→15:50黒沢池ヒュッテ（宿泊）

9月22日　5:55黒沢池ヒュッテ→大倉乗越→火口原分岐→8:15妙高山-北峰・南峰、8:35→天狗平→11:10北地獄谷麻平分岐（昼食）11:30→麻平→燕温泉13:20（宿泊　岩戸屋）　

9月23日　燕温泉9:40頚南バス→10:08関山10:53妙高4号→11:51長野13:18あさま610号→14:54上野

天候

9/21晴れ　9/22曇り　9/23曇り　12℃〜18℃

コース状況／危険箇所等

（ルートのこと）
　笹ヶ峰から黒沢までの登りは樹林帯ですが明るく歩き易い道です。登り下りともにもっとも安全に往復できると思われます。特にブナ樹林が美しく舌筆が尽くしがたいといえます。
　妙高山からの下りのクサリ場は階段状に削りがつけてあるところもあり高度感はあるものの安全に進行することができました。続く燕登山道は急でした。登りにつかうにはかなり体力を食いそうです。
　燕温泉に向かう北地獄谷と麻平の分岐で当初は北地獄の道を行く予定でした。分岐に看板があり北地獄方面に崩壊部分が表示してあり迂回することとしました。麻平方面は思ったより時間はかかりました。

（山小屋のこと）　
　宿泊は高谷池ヒュッテは要予約です。バス利用で笹ヶ峰から火打山、妙高山の予定であれば高谷池ヒュッテ宿泊が時間的に必要です。この小屋は評価が高いようです。

　私たちは、先の小屋に予約が残念なことに取れずもうひとつのKヒュッテに宿泊しました。青いドーム本館でない別館（劣館？）に案内されましたが山行の半分はこのヒュッテの思い出↓？となりました。
　ここには電話で2週間も前から予約していましたが、到着順なのかトイレと一枚板に仕切られた電燈もない背幅も150cm弱で足を折らないと寝れない劣悪部屋を指定されました。スゴイ臭気で目が痛くなるほどで排泄している音も聞こえます。2階ませ臭気は漂ってますが酔えばなんとかなります。ガマンして寝る訓練ができます。
　またお弁当1000円は暖かくいかにもステキな古風なデザインの包装紙で期待していました・・・。さぞ美味いおにぎりが出てくるかと思えばあけてビックリ！レンジでチンかお湯で12分のビニールパックの五目御飯と赤飯が二袋おにぎりの様に折り曲げられて入っていました。便利ですね？というかガックリ。よくこんなの思いつくなと感心？しました。食事時もやたら険悪に指示されたり年配の従業員が呼び捨てされていたりと軍隊ムードの体験もたくさん出来ます。山は厳しいですから。
　いろいろと他のみなさん思い出↓がこの小屋にはあるようであちらこちらで下山後も話を聞きました。他小屋と比較する基準とするには泊まってみるのもよい？かもと思いますが・・・。どうでしょうか？廻りの景色とかは紅葉もステキでいいんですがねぇ。青い本館ドームのほうは、待遇が違うのでしょうか？寝るところはどうなってんでしょうか？まったく別館の人間は侵入もできないのでそちらのお話も聞きたいものです。テント場は水は煮沸しないと呑めません。10張程度宿泊していました。テン場は臭くありません。ロケーションとしてはよいと思います。（こんなに小屋の評価で書いたのは始めてです→初の黒星★★★★★）

写真

9/21 9:15

妙高高原駅から

9/21 10:40

笹ヶ峰登山口で登山届け

9/21 11:14

緑のトンネルが最初から

9/21 11:19

みどりの宝石箱

9/21 11:32

蒼い空にスカイライン

9/21 11:33

清冽な沢

9/21 11:36

これから紅葉は本番

9/21 11:38

困難ながら快適なルート

9/21 11:42

うろこ雲がでてきた・・・

9/21 11:50

大木に身をゆだねる

9/21 13:08

黒沢岳を巻いて登る

9/21 13:19

火打山がはじめて見える

9/21 13:42

ミョウコウトリカブト

9/21 13:48

高谷池ヒュッテ！

9/21 14:29

高谷池

9/21 14:30

雲が出始めた・・・

9/21 14:40

天狗の庭にむかう

9/21 14:47

湿原の池がポツポツとあるが花はもう終わり？

9/21 14:48

逆さ火打を映す

9/21 15:58

マルバダケフキ

9/21 15:56

黒沢池ヒュッテを目指す

9/22 5:03

別館・・・小屋内部。詳細はココでは語らず。

9/22 6:18

妙高山の雄姿

9/22 6:19

今回は登れなかった火打山

9/22 6:20

妙高山の上部が岩であるのが分る

9/22 6:36

下方湿原を望み高さを稼ぐ

9/22 6:42

妙高山核心部の取りつきまであとわずか

9/22 6:43

みごとな湿原に別れを告げる

9/22 6:46

ホタルブクロ

9/22 6:46

9/22 6:48

キリンソウ？

9/22 6:48

植物を縫いながら歩みを進める

9/22 7:30

岩のある道が続く

9/22 7:50

妙高の懐に入る

9/22 7:50

かなり急となる岩道

9/22 7:55

秋の実り

9/22 8:05

噴火による大岩も現れ頂上までもう少しの予感

9/22 8:16

妙高山頂上！

9/22 8:16

曇りではあるが遠方の山並みもよく確認できる

9/22 8:17

光の束が降り注ぐ

9/22 8:18

歩んできた火口を見る

9/22 8:41

活火山の証

9/22 8:41

岩穴の額縁

9/22 8:46

頂上尾根の溶岩帯

9/22 8:53

下りは急な岩が続く

9/22 8:54

高度感もあり楽しい

9/22 9:14

ドライフラワーのよう

9/22 9:20

クサリ場で緊張？

9/22 9:22

あんた怖がりすぎ

9/22 10:10

清楚・・・

9/22 11:12

温泉が湧出

9/22 11:43

ウメバチソウ

9/22 12:39

ダイモンジソウ

9/22 15:47

燕温泉

9/23 6:45

ホテルの温泉からの眺め

撮影機器：

Canon PowerShot A720 IS Canon

感想

mijinco

　樹林を含め素晴らしく神々しさ溢れる山でした。紅葉は今からといったところでしたが十分高層湿原の様子も観察できました。またルートも整備が行き届きスリル感を味わうことができるクサリ場や岩場もあり変化の富んだよい山道でした。
　燕温泉も泉質もよく湯量も豊富で秘湯として堪能できました。今回は岩戸屋さんで宿泊しましたが感じもよく宿の温泉も満足できる内容でした。

コメント

igapi

K小屋の件、まったく同感です。
当方は、昨年７月に天場を利用しましたが、テントにもかかわらず、十分不快な思いをさせていただきました。あのⅯカットヘアの従業員は、非常識を通り越して明らかに頭がおかしいでしょう。まともに人と会話ができないようです。
また、夜トイレに行く時に気付きましたが、天場から小屋への通路にはビール瓶の割れた破片が散らばっており、小屋側の悪意さえ感じます。
後日、北アルプスの某小屋で同部屋の方々といろいろな話をしているうちにこのＫ小屋の話になり、大いに盛り上がりました。そのくらい凄い酷さだということですね。