北岳・間ノ岳

2022年09月16日(金) ~ 2022年09月17日(土)

• GPS: 20:37
• 距離: 21.1km
• 登り: 2,546m
• 下り: 2,579m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 2:48
• 合計: 8:41

6:05 広河原山荘
6:29 6:30 白根御池分岐
6:58 7:04 第一ベンチ(1880ｍ)
7:27 7:33 第二ベンチ(2059ｍ)
8:14 8:32 白根御池小屋
10:17 10:18 草すべり分岐
10:50 10:51 小太郎尾根分岐
11:27 12:46 北岳肩ノ小屋
13:01 13:01 両俣分岐
13:20 14:16 北岳
14:34 14:34 両俣分岐
14:46 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 8:46
• 休憩: 2:47
• 合計: 11:33

3:55 北岳肩ノ小屋
4:13 4:14 両俣分岐
4:38 4:50 北岳
5:13 5:23 吊尾根分岐
5:45 5:46 トラバースルート分岐
6:01 6:36 北岳山荘
7:01 7:01 中白根山
7:47 8:03 間ノ岳
8:53 8:53 中白根山
9:15 9:39 北岳山荘
10:00 10:01 トラバースルート分岐
10:17 10:26 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
10:43 11:00 八本歯のコル
12:30 12:30 大樺沢二俣
12:55 13:19 白根御池小屋
14:04 14:04 第二ベンチ(2059ｍ)
14:22 14:35 第一ベンチ(1880ｍ)
14:59 15:00 白根御池分岐
15:15 15:16 広河原山荘
15:18 15:18 広河原・吊り橋分岐
15:25 15:27 広河原インフォメーションセンター
15:28 ゴール地点

天候

1日目　快晴
2日目　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

芦安〜広河原　乗合タクシー 1500円 (運賃1200円、南アルプスマイカー規制利用者協力金300円)
広河原〜芦安　乗合タクシー(同上)

芦安第二駐車場に4:00到着、空きは残り数台の感じでした　
乗合タクシーは、第二駐車場入口の小屋の前で待っていました　
小屋前の丸太イスにザックを置いた順が乗車順のようです　

この日タクシーは全部で4台、我々は2台目に乗れました　
1台あたり9〜11人だったので40人くらいは乗れそうです　
バスは1160円と安いですがタクシーを使う人が多うそうです　

タクシーは5:00出発　規制ゲートの解除待ちで夜叉神峠に停車します
広河原には6:00に着きました

帰り最終便の予定は16:30でしたが、人が集まり次第出発してました　
おかげで我々は16:00前に出発できました

コース状況／危険箇所等

体力的に厳しかったのは
　御池から小太郎尾根までの「草すべり」の約600mの登り
　八本歯のコルから大樺沢二俣までの約700mの下り
ヒヤヒヤしたのは
　北岳から北岳山荘方面への下り
　北岳山荘から八本歯のコルへ向かうトラバース道

写真

16日のてんくら予報はA　風は穏やかで気温高め

17日は午後から風が強く雨が降り出す予報（真夜中の気温は13℃！）

9/16 4:47

芦安第二駐車場入口　正面はバスが発着する白峰会館

9/16 5:16

夜叉神トンネル手前の交通規制ゲートは5:30に開門

9/16 5:16

ゲート開門待ちの乗合タクシーの列（トイレに行く時間あり）

9/16 6:05

広河原に到着

9/16 6:06

北沢峠へ向かう林道は被災のため閉鎖中（長野県側は酷く混雑してます）

9/16 6:07

閉鎖ゲート近くからいきなり北岳が見えました

9/16 6:08

林道から左に折れて登山道へ向かいます

9/16 6:08

野呂川にかかる吊り橋！

9/16 6:30

大樺沢ルートは閉鎖中

9/16 6:34

しばらく行くと急登が始まります　南アルプスっぽい森

9/16 7:04

第一ベンチで休憩しました

9/16 7:30

この時期　花は少ないです

9/16 7:52

北岳周辺に多い立派な木製階段　ありがたいです

9/16 8:01

御池手前の水平道にある崩落地　素早く通過

9/16 8:14

白根御池小屋に到着　ここで大休止です　北岳山頂が見えます

9/16 8:32

白根御池　ちっちゃ！

9/16 8:44

ネックレスみたい

9/16 8:45

秋が始まってます

9/16 8:50

他の登山者につられて「草すべり」ルートを選択　あっという間に御池が眼下に

9/16 8:54

ちょっと萎れたハクサンフウロ

9/16 8:56

鳳凰山と対峙しながらグングン高度を上げていきます　谷底に広河原の建物が見えました

9/16 9:31

ナナカマドが色づき始めてました

9/16 9:38

草すべりの中間付近　前穂高の重太郎新道に似た雰囲気を感じる風景です

9/16 10:17

やっと草すべり分岐まで登りました　

9/16 10:16

草すべり分岐は鳳凰山の山頂とほぼ同じ高さです

9/16 10:37

稜線まで来るとすばらしい景色でした　振り返ると富士山！

9/16 10:36

稜線から続く小太郎山の先には甲斐駒ヶ岳！

9/16 10:50

肩ノ小屋までは夢のような稜線歩き　急登の疲れを忘れさせてくれます

9/16 10:50

小太郎尾根分岐

9/16 10:52

仙丈ヶ岳　デカっ！

9/16 10:54

メルヘン

9/16 10:57

涼風が心地よいです

9/16 10:59

イワツメクサ

9/16 11:01

北岳の塊に圧倒されます

9/16 11:01

空気が澄んで気持ちいい

9/16 11:07

ちょっと鎖場

9/16 11:21

ようやく肩ノ小屋が見えました

9/16 11:24

振り返るとゴージャスな稜線

9/16 11:25

着いたーー！今夜はここに宿泊します

9/16 11:26

肩ノ小屋は改装しつつ営業中

9/16 11:43

まずは乾杯！（撮影前に反射的に一口飲んじゃった）

9/16 11:43

ホット一息　休憩したら北岳に行ってきます

9/16 13:01

両俣分岐

9/16 13:05

リンドウっぽいが・・・

9/16 13:06

初の間ノ岳！

9/16 13:07

小屋から　だいぶ登ってきました

9/16 13:07

多分　リンドウ

9/16 13:15

偽ピークを回り込むと本ピーク

9/16 13:25

そして念願の北岳に登頂！

9/16 13:28

感慨深いです

9/16 13:21

日本第二位の高峰なのに三等三角点

9/16 13:24

富士山見えていい気分です

9/16 13:31

三等三角点でも立派な標識です

9/16 13:51

間ノ岳は雲に隠れてしまいました　明日に期待です

9/16 14:15

北岳東側はスッパリ切れ落ちてます

9/16 14:35

多分リンドウ　その2

9/16 17:08

肩ノ小屋から夕日を眺めてます

9/16 17:08

仙丈ヶ岳のシルエットが幻想的です

9/16 17:09

9/16 17:12

9/16 17:21

9/16 17:24

9/16 17:27

9/16 17:32

9/16 17:35

9/16 17:36

9/16 17:37

9/16 17:39

9/16 17:41

鳳凰山は闇に包まれ初めました

9/16 17:41

そしてクライマックスへ

9/16 17:45

9/16 17:51

9/16 17:56

9/16 18:04

9/16 18:11

いい夕日でした　おやすみなさい

9/17 3:54

今日は行程が長いので早出します　きれいだったテントがボケボケ

9/17 4:39

まさかの2回目の登頂

9/17 4:42

甲府盆地の街灯りがきれい　日の出まで40分ですが先を急ぎます

9/17 5:02

寝静まる間ノ岳

9/17 5:02

北岳山頂に向かう人のライトが見えます

9/17 5:04

高度感のある結構急な下りでしたが暗闇でよく見えずでした

9/17 5:13

吊り尾根分岐

9/17 5:14

すごい富士山

9/17 5:14

絵に書いたような　とはこのことか！

9/17 5:28

そしてご来光

9/17 5:27

徐々に開けゆく間ノ岳

9/17 5:28

9/17 5:32

9/17 5:42

9/17 5:45

9/17 5:33

仙丈ヶ岳にも日が当たり始めてます

9/17 5:41

北岳の影！

9/17 5:47

和風！ジャパン！って雰囲気

9/17 5:58

振り返るとでっかい北岳

9/17 6:00

北岳山荘で休憩

9/17 6:08

肩ノ小屋の弁当をいただきます

9/17 6:38

北岳を振り返って見つつ　間ノ岳に向かいます

9/17 6:43

富士山も見ながら　間ノ岳に向かいます

9/17 6:57

北岳カッコいい！　このあたりからのショットが見たかった

9/17 7:01

中白根山を通過

9/17 7:01

何度も撮りたくなってしまう

9/17 7:02

間ノ岳もすばらしい

9/17 7:25

中央アルプス　こっそり御嶽山も見えます

9/17 7:25

恵那山

9/17 7:34

はるか彼方に　妙高・火打・焼山

9/17 7:34

仙丈ヶ岳の右肩に後立山連峰

9/17 7:34

仙丈ヶ岳の左肩に穂高・槍

雑誌の表紙に引かれて　ついに

9/17 7:36

同じショットを拝めました！

9/17 8:02

そして間ノ岳も登頂！やったー！

9/17 7:50

聖岳・赤石岳・悪沢岳・光岳など南アルプスでおなじみのゴツい標柱　北岳は仲間はずれか？

9/17 7:50

南アルプス南部の山々

9/17 7:52

まずは塩見岳

9/17 7:52

悪沢岳・荒川岳・赤石岳

9/17 7:51

富士山が近い

9/17 7:55

北方面の豪華な山々　確かに仙丈ヶ岳は女王かも

9/17 8:08

9/17 8:11

恵那山

9/17 8:11

中央アルプス南部の山々　右側から空木岳・南駒ヶ岳・越百山

9/17 8:12

中央アルプス北部の山々と御嶽山　木曽駒ヶ岳・宝剣岳・三沢岳

9/17 8:12

乗鞍岳　手前に経ヶ岳

9/17 8:28

9/17 8:44

間ノ岳からの帰り　色々な場所から北岳を撮ります

9/17 8:47

9/17 8:48

振り返れば間ノ岳

9/17 8:53

3000mの稜線歩き

9/17 8:56

プリンス北岳！

9/17 9:15

北岳山荘　売店だけやってます　コーラをグビっ

9/17 9:43

天気が下り坂なので早めに下山します

9/17 9:43

トラバース道に向かうためちょっと登り

9/17 9:45

人工物なし

9/17 10:09

トラバース道　気を引き締めて行きます

9/17 10:12

すれ違いしたくないところ　登山者少なめで良かったです

9/17 10:12

名残り惜しくて何度も撮る

9/17 10:17

トラバース道終わり　八本歯のコルに降ります

9/17 10:17

角張って歩きにくい岩が累々と

9/17 10:30

アスレチックな気分で通過

9/17 10:38

有名なハシゴ

9/17 10:41

有名なので下からも撮影

9/17 10:44

間ノ岳の見納め　さようなら

9/17 10:57

北岳のバットレス　時折ロッククライマーの大声に驚く

9/17 11:06

八本歯のコルからの下りはハシゴが連続　一度踏み抜いて足を強打する

9/17 12:01

大樺沢の下り中間点　膝が悲鳴を上げている

9/17 12:23

フウロを撮って気を紛らしてみる

9/17 12:26

とにかく長い下りで嫌になってくる

9/17 12:30

やっと大樺沢二俣に着く　

9/17 12:53

やっとのことで白根御池に到着　助かった

9/17 13:23

ここで雨がポツリ　大休止を取るはずだったが早めに出発する

9/17 15:16

広河原の吊り橋にたどり着く　御池からここまで一切写真なし

9/17 15:18

昨日は沢越しに見えた北岳は雲の中

9/17 15:19

終わった！規制ゲートがゴールテープのように見えました

9/17 15:41

広河原インフォメーションセンターに到着！無事で良かったです

感想

Hasssy

北岳　カッコ良かったです
特に間ノ岳の方向から見る姿は完璧です
大中小の正三角形を重ねた形がクール！
それでいて日本第二位の高峰　クーーッ！

ちょっと持っていすぎでしょと他の山から
羨望の眼差しを向けられているはず

その一方で間ノ岳は北岳とは全く違う性質
プリンス北岳と決して同じ土俵で勝負しない
半端ない重量感　超マッチョです
存在感が凄すぎて見るものを圧倒します
高さは第三位でも　きっと重量は第二位
（一位は富士山ね）

シュっとした北岳　デーンとした間ノ岳
これセットですから　たまりません

しかし、この豪華二大スターを見るには
多大なエネルギーが必要です

広河原から肩ノ小屋まで標高差1500m
特に急登の草すべりはエグいです
別ルートを行くつもりが若者につられて・・

八本歯のコルからの700mの下りもヤバい
中盤から足場の悪いザレ道が続きます
思いっきり足にきます

御池小屋はまさに砂漠のオアシス
大樺沢の酷く辛い下りで電池切れ寸前でした
ここでウィルキンソンを購入して一気飲み
喉越しのキリキリくる爽快さは忘れられません

二日目の行程は自分としては少し長すぎでした
北岳山荘は改装中でテント泊のみでしたが
ここを2日目の宿にする2泊3日が良いです
でも改装が済む来年はかなり混みそうです