西岳〜編笠岳周回 やっと果たした二年前のリベンジ
- GPS
- 07:35
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,272m
- 下り
- 1,270m
コースタイム
09:30広場
10:20西岳山頂10:30
11:20青年小屋11:30
12:00編笠山山頂12:40
14:55駐車場
天候 | 曇り後僅かに晴れ、後雷 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道11号線を北上、信号「大平」を左折し、 約3kmで右折、「富士見高原ゴルフコース」を目指します 手前左側に登山者用駐車場があります |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から西岳山頂まで 緩やかな針葉樹林帯から徐々に急斜面になります 西岳山頂から青年小屋までは緩やかな尾根道 青年小屋に近づくと水場もあります 青年小屋から編笠山山頂は、大岩の重なりあう岩場です 転倒、滑落にご注意ください 編笠山山頂から登山口までは、 古い標識や、木に巻きつけられたテープが沢山あるのですが 道が踏まれておらず、あまり歩かれていないような気がしました 特に危険箇所はありません |
写真
感想
二年前の一月、何を思ったのか不意に西岳から編笠山に周回を思い立ち
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-163342.html
青年小屋前で、編笠山に至る岩場を埋める雪を見、周回を諦めて戻りました。
今回、CLが計画を立てているところに、飛び入り参加させていただき、
またもやkyom4のリベンジ山行に付き合わせてしまってすみません。
季節が変わると全く周囲の景色が変わり、
あの時とは全く違う山に来た感じがずっと付き纏っていました。
ただ、かすれて字の読めなくなった標識や、登山道脇の大岩が、
時折思い出を呼びさまし、懐かしさを誘います。
モノトーンの世界に憧れての出発だったのでしょうか?
でも、こうして様々に花の楽しめる季節に訪れてみると
何故、淋しく、不安な時期を選んだのか未だに謎のまま。
気まぐれな自分に翻弄されての行動だったのかもしれません。
西岳山頂までの登りは徐々にきつくなり、
針葉樹林帯の中の展望のない歩きが退屈でたまらなくなる頃
ふと、林が途切れ、岩場に出て、右に大きく編笠山を見上げると
西岳の山頂はすぐそこだったと記憶がよみがえります。
今日は、頭上に青空があり、それだけでも良しとしましょう。
ギボシも雲の切れ目にちらりと見えました。
ここから青年小屋までの道は、素晴らしい散歩道。
苔むした道の足元はふかふかで、緩やか、おまけに水場まであり
樹林帯を抜けた青年小屋の玄関では赤提灯が出迎えてくれ
心地良い散歩をした後の宴会には最適のコースと思ってしまいます。
残念ながら、タクシーも代行もありませんが…
岩を埋める雪はもちろんもうなく、赤ペンキのマル印に従って
次々に岩を飛び越えて、這松の中に入り、抜けると編笠岳山頂。
辺りに漂う這松の新鮮な香は久しぶり、
編笠山は高山帯に属する山だったと突然気付かされました。
今年も標高の高い山に登れるシーズンがすぐそこ、
どこかで又這松の香を嗅げると思うとわくわくしてきます。
編笠山山頂では、幸運にも八ヶ岳主稜の山々が雲の切れ間に姿を現し
期待していた西岳を足元に見る景色もカメラに収められました。
ですが、やはり天気は総じて下り坂の様子なので、下山にかかります。
ここからの道は未知の領域で、ちょっと楽しみだったのですが
岩の苔むし方や、道があまり踏まれていない感じからも
西岳コースより歩かれていない寂しい感じがしました。
針葉樹林帯を下り、雑木林を歩きだしてから、雷雨に見舞われました。
通り雨だったらしく、駐車場に着く頃にはすっかり止んでいました。
季節を変えて、同じ山を訪れると新しい発見も多々あり
「一山百楽」ではありませんが、
山は様々に興味が尽きないと思う山行でした。
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