飯豊山 御沢キャンプ場ルート

2022年09月18日(日) [日帰り]

• GPS: 14:03
• 距離: 22.6km
• 登り: 2,110m
• 下り: 2,093m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:00
• 休憩: 2:01
• 合計: 14:01

5:35 御沢野営場
5:44 5:45 御沢登山口
6:18 6:19 下十五里
6:36 6:36 中十五里
6:58 7:02 上十五里
7:23 7:23 笹平
7:40 7:40 横峰
7:55 7:57 峰秀水
8:07 8:08 地蔵山西分岐
8:35 8:36 剣ヶ峰
8:48 8:49 剣ヶ峰の水場
8:54 9:01 三国岳避難小屋(三国小屋)
9:41 9:41 七森
10:01 10:01 種蒔山
10:13 10:13 切合・種蒔山分れ
10:18 10:18 切合小屋
10:51 10:51 草履塚
11:05 11:06 姥権現
11:10 11:10 御秘所
11:25 11:30 御前坂下
11:51 11:52 一ノ王子
11:58 11:59 本山小屋
12:09 12:12 飯豊山
12:23 12:40 本山小屋
12:49 12:50 一ノ王子
13:14 13:14 御前坂下
13:27 13:28 御秘所
13:31 13:32 姥権現
13:46 13:47 草履塚
14:14 14:31 切合小屋
14:36 14:37 切合・種蒔山分れ
14:47 14:47 種蒔山
15:05 15:05 七森
15:43 16:05 三国岳避難小屋(三国小屋)
16:12 16:25 剣ヶ峰の水場
16:35 16:41 剣ヶ峰
17:07 17:08 地蔵山西分岐
17:17 17:17 峰秀水
17:32 17:32 横峰
17:50 17:50 笹平
18:09 18:10 上十五里
18:30 18:33 中十五里
18:51 18:57 下十五里
19:27 19:28 御沢登山口
19:36 19:36 御沢野営場
19:36 ゴール地点

天候

曇のち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御沢キャンプ場駐車場に駐車。
無料で、砂利ですがかなり広く50台は停められそうです。
水洗ではないですがトイレもあり、そこに至る道もよく整備されています。

コース状況／危険箇所等

■御沢キャンプ場〜横峰〜峰秀水
土と木の根と石のミックス、急な所もありますが基本登りやすいです。
峰秀水はそこまで多い湧出量ではないですが、三国小屋までが遠いので貴重な水補給ポイント。

■峰秀水〜剣ヶ峰〜三国小屋
剣ヶ峰はいわゆる岩稜帯で、鎖場もあり難所。岩稜帯になり始めたら三国小屋までストックの類はしまうのをオススメします。
ここと本山小屋直下が一番の難所。

■三国小屋〜切合小屋〜本山小屋〜飯豊山
三国小屋から切合小屋、その先の御前坂までは緩やかな道が続き見晴らしもよくボーナスタイム。
御前坂から本山小屋への岩稜帯の登りには鎖場もあり、最後の難関です。
本山小屋まで辿り着けば、あとは平坦な山頂エリア。

その他周辺情報

■山都温泉保養センター いいでのゆ
御沢キャンプ場から車で20分程、一通りの施設は揃っており9時からやってて500円。
施設に老朽化してる感はありますが、及第点かなと思います。
登山口へ至るルート沿いにあるのもポイント高し。

■つぼの華(ラーメン)
登山口へのルートからはかなり離れますが、ニンニクがっつり盛ったラーメン(各種味は選べる)が賞味可能。
ニンニク味噌ラーメン＋トッピングにさらにニンニクを頂きました。
味はまぁ、普通かな。ニンニクをがっつり行きたければオススメです。

■ふれあいランド高郷(温泉)
磐越道から御沢キャンプ場に向かう場合、15分ほど寄り道になりますが施設の具合はいいでのゆよりこちらのほうが上。同じ500円で入れます。
ちょっと辺鄙なところにあるせいか、のんびり入れた気がします。

写真

9/18 5:33

車中泊からの起床。
どうやら蚊と一緒に寝てしまったようで、痒みで目が覚めました。

天気は現在のところまずまず。高所は風が強いらしいがさてどうかな？

9/18 5:35

駐車場は多少空きあり。
まあ、明日の予報がさらに強風なので、今日登る人はおそらく日帰りだろう…

9/18 5:44

最初の分岐。
左はそのまま大白布沢を遡行し大滝に行ってしまいます。
右が飯豊山登山道。

9/18 6:04

さてはまずは横峰まで800mの登りだ、オッシャ！

9/18 6:07

まあまあ、登りやすい。
行きは乾いた道だったので。

9/18 6:20

まずは下十五里。このあと中、上十五里と続き、笹平を経て横峰へ。

9/18 6:37

チェックポイントはおおむね高度差200m程。
事前に調べた位置と少し違うな？

9/18 6:45

青空が覗きます。
このまま保ってほしい。

9/18 6:57

上十五里。
まぁまぁのペース。

9/18 7:24

笹薮が多くなってきたと思ったら、笹平でした。
程よい間隔でチェックポイントが現れます。

9/18 7:32

ガマズミ、かな？
口にしてみたいがやめておこう。

9/18 7:37

横峰到着！ここからは楽な道のはずだ。

9/18 7:56

多少アップダウンはあるものの、楽な道。
峰秀水にて湧き水を一口賞味。ん〜冷たくて美味しい。
湧出量は少なく、毎分1リットル程。

9/18 8:06

右に行けば地蔵山分岐、左が飯豊山への道。
今回は寄り道せず行きます。

9/18 8:20

あ〜ガスが…

9/18 8:30

うーむ、残念。
ここ最近ずっとガス山行ばかりだな。

9/18 8:36

剣ヶ峰、の道標。
この道標から三国小屋の間が難所、ストックはしまうのをオススメします。

9/18 8:42

鎖場。
ほかにも急な岩場や、ナイフリッジのような箇所も。
乾いてれば難易度はそこまででもない。

9/18 8:50

難所の通過はそれ程長くはないです、20分ほど。

9/18 9:00

最初の補給地点、三国小屋です。
有人小屋で販売も多少あり。
きさくな管理人(ピンチヒッターとの事)の方や下山してきた方たちと談笑しました。

9/18 9:06

ま、涼しくて良いんだけどね…

9/18 9:09

腐ってても始まらない、行きますか。

9/18 9:11

振り返ると三国小屋。
ここからしばらくは楽な道だ。

9/18 9:16

と思ったら不意打ちでハシゴ。
とはいえしっかりした造りで安定してます。

9/18 9:39

ここでガスが吹き流され、飯豊山…ではなくその手前の種蒔山が姿を現しました。

9/18 9:47

飯豊山は…見えない？

9/18 9:59

ん〜もう少し晴れないかな。

9/18 10:00

種蒔山到着。
まぁまぁいい天気じゃん！

9/18 10:11

切合小屋手前、遠くに万年雪が見えます。
右のピークは飯豊山ではなく、その手前の草履塚。

9/18 10:16

右手に切合小屋。
御沢キャンプ場からのルートは、有人小屋が三つもあって安心感がある。

9/18 10:17

切合小屋は人がいっぱい。
あまり調査できませんでした。

9/18 10:17

切合小屋の水場、たっぷり流れています。
湧出量毎分数リットルと言ったところ。

9/18 10:28

まずは草履塚へ。
しかしこれが最後に撮った見晴らしの良い写真になるのであった。

9/18 10:51

緩やかな登りの後、草履塚到達。
真っ白になってしまった。

9/18 11:05

姥権現へ到達。
お地蔵様の赤い衣が遠くからでもよく判る。

9/18 11:09

御秘所。
比較的緩やかな道が続くが…

9/18 11:11

ここから岩稜帯、核心部です。

9/18 11:24

急登の途中に、御前坂の看板。
というかもうこの辺りで概ね山頂エリアですね。

9/18 11:51

本山小屋のテントサイト。
一張りだけ、テントがある。

9/18 11:59

本山小屋に寄り、管理人の方に挨拶してまずは山頂へ先に。
平坦なので荷物はデポしません。

9/18 12:10

殆どアップダウンもなく山頂へ到達。
強風の中、居合わせた方に撮って頂きました！
さぁあとは昼飯食べて下山だ。

9/18 12:12

トボトボ小屋へ帰ります。
何にも見えん！

9/18 12:23

小屋の管理人のオジサンに「ミニカップ麺ならあるよ」と教えていただいたので、昼食のおにぎりを一つ、ミニカップ麺に替えます。

9/18 12:32

小屋の脇の展望台を独り占めして昼食タイム。
真っ白で何も見えないですが…

9/18 13:14

さて降っていきます。
時間的には順調に下れば、17:30には駐車場…

しかしこのあと、何組か登りパーティーとすれ違います。
泊まりなのか？明日の予報はさらなる強風なのに。

9/18 13:21

出来ることはすれ違う人たちを記憶することのみ。
しかしガスが濃いな。

9/18 13:31

ここらから少し雨が降り始め…

9/18 14:26

切合小屋につく頃には土砂降りに。
別棟のトイレの屋根を借りて、雨具を着込みます。

9/18 14:32

雨が弱まったのを見計らい、出立。

9/18 16:12

岩稜帯があるんだよなぁ〜！慣れない濡れた岩場、気を付けねば。

9/18 16:22

ここでルートミス、設置されていたロープを使って下ってしまいました。
15分ほどロスし戻ってきます。
雨具を着込んだ分、暑さが堪えて水の消費が増える。

9/18 17:34

途中三国小屋で水を購入、管理の方と少し話をしてから出ました。

しあし岩稜帯の下りにスピードが出ず、日没の時間に。
体力も削られますが、精神力も削られる。

9/18 17:49

笹平まで戻ってきましたが、トワイライトタイムはあっという間に過ぎ…

9/18 18:11

雨は止みましたが、上十里時点でヘッドランプ。
ジオグラフィカの予想帰着時刻は19:30！

9/18 19:36

真っ暗の中、ラジオのノイズ混じりの放送だけが心の頼りでした…
お疲れさまでした〜！

撮影機器：

Google Pixel 5 SIMフリー Google

感想

ny1983

■日本百名山74座目
この三連休、七倉山荘から鷲羽岳、水晶岳と二泊三日で周回してくる予定だったのですが、折からの台風でキャンセルに。
日程の都合上日帰りで行けるところ…と探し、まだ比較的日が長いこの時期に登れるロングルートということで、飯豊山にトライしてきました。

■バッドコンディション登山
ある程度覚悟の上とはいえ、後半の岩稜帯＋風雨は堪えました。
台風影響を軽微に見すぎていた！
怪我なく無事に下れたのは幸いでした。

■大丈夫か？
飯豊山からの下り、自分が最後かなと思っていたらすれ違いや追い抜きが何件かありました。
これらの方達は少なくとも山中で夜を明かすか、自分より遅い時間帯の下山になると予想される人達ですが。
翌日の予報は台風接近に伴うさらなる風雨、果たして大丈夫なのか？と考えながらの下りでした。