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Yamareco

記録ID: 471255
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

空木岳(伊奈川ダムからピストンで熊さんと遭遇&にらめっこ)

2014年06月29日(日) [日帰り]
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GPS
10:40
距離
25.2km
登り
2,356m
下り
2,460m

コースタイム

7:00 今朝沢橋分岐出発
8:00 金沢土場
8:15 うさぎ平
9:00 北沢
10:10 8合目
10:50 義仲の力水
11:00 木曽殿山荘
12:15 空木岳山頂
13:10 木曽殿山荘
14:50 北沢
15:35 うさぎ平
15:40 うさぎ平にて熊さんと1対1で遭遇(めっちゃびびった)
16:00 金沢土場
17:00 今朝沢橋分岐到着
天候 曇りのちガスガス
昼から何と雨が降り出す
でも下山すると晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊奈川ダムの先、ゲート手前の駐車場に駐車。
20〜30台は停めれるでしょうか。
中津川方面からは、伊奈川橋が工事による通行止めなので、大桑中学校方面からは入れません。
国道19号線から伊奈川を越えてすぐのIHIターボの看板がある交差点から入ります。

コース状況/
危険箇所等
登山ポストは駐車場にあります。
うさぎ平までの林道歩きは約1時間30分あります。
落石等に注意を払ってください。
うさぎ平から北沢の間に太い倒木が1本登山道を遮っています。
また、それ以外にも2〜3箇所倒木がありました。
木曽殿山荘の管理人らしき人に伊奈川からの登山道の状況を尋ねられたので、倒木の件はお伝えしておきました。
また、登山道は木の根が多いので、スリップによる転倒に注意が必要です。
踏み跡もメインルートの池山尾根より薄く、北沢より下部はクマザサがうっとうしく感じます。
道標はマメに付いていますので、迷うことはないでしょう。
静かな山登りにはいいかも。
水場は、仙人ノ泉は細く、義仲の力水は豊富です。
伊奈川ダム上流のゲート前駐車場出発
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伊奈川ダム上流のゲート前駐車場出発
駐車場はこんな感じ(帰ってきた時の写真)
駐車場はこんな感じ(帰ってきた時の写真)
林道ゲート脇をスルーして今朝沢橋を渡ります
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林道ゲート脇をスルーして今朝沢橋を渡ります
今朝沢林道と伊奈川林道に分かれますが、左折して空木岳への伊奈川林道を進みます
右側の今朝沢林道は南駒ヶ岳と越百山へのルートです
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今朝沢林道と伊奈川林道に分かれますが、左折して空木岳への伊奈川林道を進みます
右側の今朝沢林道は南駒ヶ岳と越百山へのルートです
しばらく林道歩きです
しばらく林道歩きです
途中に滝と言ってもよさそうな沢がいくつもあります
途中に滝と言ってもよさそうな沢がいくつもあります
1箇所林道上の渡渉あり
1箇所林道上の渡渉あり
金沢土場まで約1時間で到着
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金沢土場まで約1時間で到着
そこからうさぎ平まで30分ぐらい
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そこからうさぎ平まで30分ぐらい
ここから本格的な登山道になります
ここから本格的な登山道になります
八丁のぞきとありますが、何が覗けるのか天気が今一つなのでさっぱりです
八丁のぞきとありますが、何が覗けるのか天気が今一つなのでさっぱりです
南駒ヶ岳の2411ピークでしょうか
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南駒ヶ岳の2411ピークでしょうか
これってギンリョウソウなのでしょうか
初めて見ました
これってギンリョウソウなのでしょうか
初めて見ました
北沢にかかる橋
手作り感いっぱい
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北沢にかかる橋
手作り感いっぱい
北沢は水量豊富です
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北沢は水量豊富です
仙人の泉は糸ぐらいの細い水量です
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仙人の泉は糸ぐらいの細い水量です
長い時間森の中を歩きます
展望はありませんが、暑い夏なら涼しくて快適な歩行となるでしょう
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長い時間森の中を歩きます
展望はありませんが、暑い夏なら涼しくて快適な歩行となるでしょう
イワカガミ
所々丸太で補修してありますが、滑りやすいので注意が必要です
所々丸太で補修してありますが、滑りやすいので注意が必要です
見晴場らしいです
見晴場らしいです
生憎の天候なので、これぐらいの見晴しです
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生憎の天候なので、これぐらいの見晴しです
道中1箇所残雪がありました
でも全く問題はありません
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道中1箇所残雪がありました
でも全く問題はありません
コガネイチゴ
ようやく空木岳への稜線が見えてきた
でも上部は雲の中
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ようやく空木岳への稜線が見えてきた
でも上部は雲の中
南駒ヶ岳から越百山方面
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南駒ヶ岳から越百山方面
義仲の力水をいただいてパワーアップ!?
木曽の義仲さんは有名ですね
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義仲の力水をいただいてパワーアップ!?
木曽の義仲さんは有名ですね
水量は豊富
冷たくておいしい
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水量は豊富
冷たくておいしい
シナノキンバイ
山頂方面はなかなか雲が取れない
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山頂方面はなかなか雲が取れない
クマモスミレ
ようやく木曽殿山荘が見えてきた
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ようやく木曽殿山荘が見えてきた
木曽殿越
風の通り道ですね
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木曽殿越
風の通り道ですね
山荘を後に山頂までもう一頑張り
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山荘を後に山頂までもう一頑張り
イワウメ
ハクサンイチゲ
山頂直下のイワカガミに蜂がいるなんて大変な環境にいるもんだね
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山頂直下のイワカガミに蜂がいるなんて大変な環境にいるもんだね
奇岩がごろごろ
いい感じの風景
色んな岩があって飽きない
色んな岩があって飽きない
ザレ場とガレ場が続き歩きにくい
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ザレ場とガレ場が続き歩きにくい
第1ピーク?らしいです
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第1ピーク?らしいです
池山尾根にある駒石は有名ですが、負けず劣らずの奇岩がいっぱいです
池山尾根にある駒石は有名ですが、負けず劣らずの奇岩がいっぱいです
駒ヶ根へと続く池山尾根
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駒ヶ根へと続く池山尾根
キバナシャクナゲ
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キバナシャクナゲ
あの隙間は通れます
通りました
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あの隙間は通れます
通りました
駒峰ヒュッテがかすかに見えました
駒峰ヒュッテがかすかに見えました
山頂到着
ここまで長かった〜
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ここまで長かった〜
展望は全くなし
キバナシャクナゲもピンクがあるんですね
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キバナシャクナゲもピンクがあるんですね
黄色とピンクが混ざって咲いている
黄色とピンクが混ざって咲いている
どんどん雲が湧いてくるので、下山開始
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どんどん雲が湧いてくるので、下山開始
駒ヶ根市街は天気が良さそう
駒ヶ根市街は天気が良さそう
山荘周辺もガスが濃くなってきた
この後、予想外の本格的な雨
山荘周辺もガスが濃くなってきた
この後、予想外の本格的な雨
こんな時期に山桜が咲いていた
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こんな時期に山桜が咲いていた
北沢まで帰ってきました
北沢まで帰ってきました
ピンボケというかレンズが曇ってうまく撮れませんでしたが、蝶ヶ岳登山道にある「ゴジラみたいな木」に似た「イノシシみたいな木」
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ピンボケというかレンズが曇ってうまく撮れませんでしたが、蝶ヶ岳登山道にある「ゴジラみたいな木」に似た「イノシシみたいな木」
うさぎ平に戻りました
しかし、この後今まで経験したことのない緊張感が走った
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うさぎ平に戻りました
しかし、この後今まで経験したことのない緊張感が走った
金沢土場まで来た
あと1時間ぐらい
金沢土場まで来た
あと1時間ぐらい
ゲートに到着
出発時には5台の車と単車1台がありましたが、自分のを入れて3台残っていました
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出発時には5台の車と単車1台がありましたが、自分のを入れて3台残っていました

感想

日帰りで行けると思っていなかった空木岳への木曽谷からのルート。
色んな方のレコを見て行けそうだと思い、中津川方面からのアクセスが簡単な伊奈川ダムからのルートを選択。
6時ごろ登山道着で計画したが、7時登山開始と遅れてしまった。
最初の林道歩きは長い!
うさぎ平までの間に自転車のデポを2台見たので、自分も持参すればよかったと若干の後悔。
登山道は、湿って滑りやすく注意が必要です。
水場は、量の多い少ないがありますが、点々とあるので、助かります。
生憎の天気で、前日の予報では回復するだろうとのことであったが、実際には昼過ぎから雨でした。
本当なら南駒ヶ岳から越百山を縦走し、今朝沢橋まで周回したかったのですが、登山開始が遅れたことと、木曽殿山荘の管理人さんから「昼から雷雨の予報が出てるから、稜線は危険だよ」と言われ、同じルートで下山することにした。
往復の間、伊奈川ダムルート(倉本ルートかも)でお会いした方は1名のみ。
木曽殿山荘から山頂間でも3名お会いしたのみでした。
下山開始後、本格的な雨になりましたが、北沢辺りまでには止みました。
うさぎ平まで戻り、一息付いて林道を歩き出そうとしたところ、50mほど先の山側斜面から、黒い大きな物体が林道に飛び出してきました。
何だろうと見た瞬間、熊と分かりました。超びっくりして、ヤバイと思い、静かに後退りしたところ、向こうもこちらに気づきました。
背中を向けてはいけないとゆっくりそのまま後退りしながらにらめっこ状態が少し続いた。(気は焦った)
とにかくこっちへ向かってきたら逃げようと腹を括ったが、次の瞬間向こうが出てきた斜面を登って逃げていった。
先にも後にも野生の熊と対峙したのは生まれて初めて。
成獣1頭だったので、雄の熊だと思います。子連れの熊だったら、マジやばかったでしょう。
その後、その熊がいた場所を通らなければいけなかったので、しばらく様子を見ながら、大きな音を立てて足早に進みました。
熊よけの鈴はザックに付けていたのですが、雨が降っていたので、ザックカバーを装着したため、音がしていなかったと思います。
教訓!雨降りでも必ず熊よけの鈴をしっかりと鳴らすべし。

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