小秀山


- GPS
- 10:31
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,621m
- 下り
- 1,606m
コースタイム
9:20乙女渓谷キャンプ場二の谷登山口-乙女渓谷遊歩道-孫滝-カモシカ渡り-二の谷・三の谷分岐-兜岩-第一高原-第二高原-第三高原-山頂避難小屋-小秀山山頂-山頂避難小屋15:15
(山頂避難小屋泊)
・6月30日 小秀山山頂避難小屋から三の谷ルートで下山
4:30〜4:50 小秀山山頂ご来光
6:10 山頂避難小屋-小秀山山頂-二の谷・三の谷分岐-三の谷登山口-林道-乙女渓谷キャンプ場10:50
天候 | 6月29日 曇り稀に晴れで雨が降りそうで降らない日和 6月30日 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・50台(キャンプ場営業期間外は駐車料金無料。キャンプ場営業期間中の7月中旬〜8月末まで有料500円/台。キャンプ場利用者は駐車料金無料) ・トイレ・水場あり ・キャンプ場公式サイトはこちら(アクセスマップあり)↓ http://www.fa-kashimo.jp/canppage.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.小秀山コースweb詳細 下呂市の森林づくり 南飛騨森林浴回廊の3小秀山登山道で紹介されていてPDFファイルでコース詳細表示可能。 http://www2.city.gero.lg.jp/HP/mori/route-shinrinyokukairou.html 2.登山届ポスト・登山口 ・乙女渓谷キャンプ場中央棟に登山届ポスト及び用紙あり ・二の谷登山口はキャンプ場中央棟脇に看板あり(登山道は乙女渓谷遊歩道を兼ねる) ・三の谷登山口はキャンプ場から林道を歩いて車両止めゲートを超えて1kmほど奥にあり 3.ルート中のトイレ・水場 ・小秀山山頂避難小屋にバイオトイレあり ・二の谷ルート 乙女渓谷最奥の孫滝までは沢より給水可。三の谷ルートは林道脇に名水「秀宝泉」あり 4.登山道の状況 登山道とその周辺にも雪は残っていません。完全な夏道です。 ‘鵑涼ルート 雨後は滑りやすかったりぬかるみ状態だったりで時間がかかります。カモシカ渡り周辺の約1kmの区間がきついので前半は抑え気味のペース配分で。 a.乙女渓谷遊歩道(夫婦滝まで) ・深夜の雨で遊歩道の木道が濡れとても滑り易く何度かスリップした(手すりはある) (木道に滑り止めが貼り付けてあるが上部に行くと滑り止めがないところもある) ・土砂崩れで遊歩道が崩壊している箇所あり、落石にも注意 b.夫婦滝〜二の谷・三の谷分岐まで ・最初の方は何度か沢を渡り、増水時は濡れるかも。防水の登山靴がベター。 ・急斜面の登高もあり人為を含む落石に注意 ・名所のカモシカ渡り(7mの岩場)は三点確保で登高。ロープは設置されてないので下山では使いたくないと思いました。左手側の木の枝に大きな石がぶらさがっているので注意。 二の谷・三の谷分岐から小秀山山頂 ・顔に羽虫が大量にまとわりつきました。何らかのガードが必要 ・兜岩(岩場)は一部補助ロープあり。兜岩の休憩場はロープないので注意 ・第二高原から第三高原までなだらかで初日は深夜の雨でほとんどぬかるみ状態。翌日は3 分の1以下に軽減。ただし朝露のためレインパンツスパッツ撥水ウィンドシェル着用 F鵑涼・三の谷分岐から三の谷ルート ・一部登山道脇が土砂崩れで崩落気味の箇所があり注意 ・休憩適地の看板が3か所ほどありそこで小休止すると他の登山者の邪魔にならない 5.小秀山山頂避難小屋情報 ・小屋内にバイオトイレあり(トイレ使用時、清掃協力金要。金額指定なし) ・周辺に水場なし(バイオトレイ用の雨水タンクあり) ・照明なし ・約4畳(テーブルなし)と6畳(テーブルあり)の二室あり10名ほど収容可 ・毛布2、アルミロールマット1、薄手アルミ発泡シート3枚ほどあり ・救急応急セット(三角巾など)あり ・室温計あり 6月29日午後4時18℃、6月30日午前5時11℃ 6.最寄りの道の駅 ・ 道の駅加子母 http://kashimozanmai.com/ ・道の駅花街道付知 http://www.michinoeki-hanakaido.jp/index.php ・道の駅茶の里東白川 この中で一番のお気に入り http://oishii22.jp/ 7.最寄りの温泉 ・付知峡倉屋温泉おんぽいの湯 http://www.kuraya-onsen.jp/ ・渡合温泉(どあいおんせん) http://www.doaionsen.jp/#onsen |
写真
装備
個人装備 |
ザック36L 1 OSPRAY イエロー・グレー
ツェルト・張網ペグセット 1 FT ツェルト1
シュラフ 1 モンベルULダウンハガー#5
シュラフマット 1 NEO AirXLITE S
シュラフカバー 1 モンベルUL2層
ガスコンロ・コッヘルセット 1 ULTRAGAS250T
ヘッドランプ(兼ランタン) 2
水筒(兼湯たんぽ) 1 サーモス350ml
25L防水袋 1
ロープスリングビラパック 1
ザックカバー 1 30〜40L用
レインウェアセット 1 上ライトグレー・下ブラック
レイングローブ 1 SEIRUSエキストリームオールウェザー
インナーグローブ 1 モンベルメリノウールインナー
ライトグローブ 1 モンベルトレールアクションなど
ビーニー 1 薄手
バラクラバ 1 FTフラッドラッシュスキン
帽子・サングラス 1
日焼け止め・虫よけセット 1
ダブルストック 1
GPS 1 garmin Dakota20
コンパス 1
地形図 1
山行計画書 1
温度計・フィールドノート 1
ホイッスル・ナイフ 1
エマージェンシーパック 1
バッテリーパック 1 単3*4本 単4*3本 携帯用1 チャージャー1
タオル・ティッシュ一式 1
替着 (靴下下着) 1
主食パック 1
副食パック 1
行動食パック 1
非常食パック 1
上 ドライ 1 FTフラッドラッシュスキン
上ベース 1 TNF夏用ロング
上 ミドル 1 TIGORA ハーフジップT
上ウィンドシェル 1 モンベルULストレッチ
上保温1 1 FTドラウトエア
上保温2 1 TNFハイブリットゼファー
下 ドライ 1 FTフラッドラッシュスキン
下ベース 1 トレッキングタイツ
下パンツ 1 FTストームゴージュパンツ
|
---|
感想
GPSログは二の谷ルートの夫婦滝手前で暴走してるので他ユーザーのログを参照願います
・6月29日(日)一日目
朝9時前に、乙女渓谷キャンプ場に到着し、小屋泊用にパッキング開始w
キャンプ場営業期間中の7月中旬〜8月末までは駐車料金500円必要ですが、まだ営業期間外のため無料で駐車できました。
キャンプ場中央棟にある登山届ポスト(登山届用紙あり)に投函し二の谷ルート口となる乙女渓谷遊歩道へ。今日は山頂避難小屋に泊まるので遅めのスタートです。深夜の雨で遊歩道の木道(手すり付き)が濡れててとても滑りやすく慎重にゆっくり歩を進める。ササユリは咲いてない様で見つけられず、コアジサイが見頃でした。
夫婦滝より奥は沢を何度か渡り増水気味のため登山靴でも濡れそうになった。乙女渓谷最奥にある孫滝が最終水場になります。小屋泊される場合はここで給水すると軽荷でここまで歩けます。
孫滝を過ぎると小尾根登高に変りカモシカ渡り(7mの岩場)周辺の約1kmくらいきつい区間に差し掛かる。日帰りの場合ここまでは抑えめのペースで登った方が後半の下山時に疲れにくいと思います。カモシカ渡りは補助ロープもなく岩場登山に慣れた人が同行しないと危険です。ルート頭上の木の太根に大石が引っかかっていたり、ホールドした岩がつかんだ部分だけ引き抜けたりして注意が必要。下山は三の谷ルートが無難かと思います。
二の谷・三の谷分岐あたりから羽虫が顔に大量にまとわりつき、息をすると口に羽虫を吸い込んでしまうくらいひどかった。顔面をてぬぐいで覆って対応、虫嫌いな人は防虫ネットが必要です。このあたりからイワカガミなどお花が目立ち始め、展望が徐々に開けてきます。
兜岩の岩場コースは北斜面側が切れ落ちていて、一か所谷下がりの岩盤がありそこには補助ロープが設置されていたので利用して登山道を踏み外さない様に注意して通過。兜岩の休憩場は北東〜南東方面の最大の展望場です。3・4人先行者がいて満員御礼で入れず。明日立ち寄るのでよしとしよう。
兜岩を過ぎるとなだらかなアップダウンの少ない第一〜第三高原地帯へと変わり、サラサドウダンツツジ、イワイカガミ、ミツバオウレン、ツルマイソウ、ゴゼンタチバナなどのお花が多く咲いてました。まだシャクナゲも少し咲いてて嬉しいサプライズ。ただやや湿地ルートゆえ深夜の雨の影響で登山道がぬかるみ状態で服を汚さない様、転ばない様に慎重に歩いたため時間がかかりました。
15時頃、誰もいない小秀山山頂へ到着。曇天のため御嶽山は望めず明日に期待。今日登った人はお気の毒様と思いながら山頂避難小屋へ。小屋に入ると芳香剤の香りが漂いとても綺麗。明日は平日のためか誰もおらず貸し切り状態で快適。小屋に置いてあるアルミ発泡シートを使わせてもらい床に敷き、その上に持参したシュラフマットとシュラフで眠りにつく。深夜にトイレに起きた際に満天の星空のシャワーを浴びる。明日のご来光を楽しみにまた一眠り。
・6月30日(月)二日目
早朝の最低室温は11℃で、持参したシュラフ(モンベル製#5)で快眠。シュラフカバーは使わずに済んだ。小屋に毛布2枚、アルミ発泡シート3枚置いてあるけど当日何人宿泊するか情報が得られないのでシュラフやシュラフマットは持参した方が無難と思います。
朝4時半前に野鳥のさえずりで目を覚ますと辺りが明るくなり始めていて、小秀山山頂へ向かいご来光。御嶽山から中央アルプスまで望めて満足。 山頂避難小屋へ戻り朝食後、小屋内を掃除して出発。もう一度山頂に寄って再度眺望に浸る。
ご来光の際、朝露を確認してるので、レインパンツとスパッツ、上は撥水ウィンドシェルで出発。昨日ほどぬかるみ状態はだいぶ軽減されて歩きやすかったし羽虫もまだ少なくて快適。
兜岩で休憩がてら眺望を楽しんで撥水ウィンドシェルを脱いで、岩場を慎重に下り、三の谷ルートで下山。秋は単調なルートでしたがコアジサイが見頃を迎えてて楽しめた。また林道沿いにもそこそこ花が咲いていて2kmの林道歩きも飽きずに乙女渓谷キャンプ場へ戻りました。
当日咲いていたお花は、ヤマアジサイ、コアジサイ、イワカガミ、ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、ミツバオウレン、サラサドウダンツツジなどが多く咲いてました
写真(ブログ)はこちら↓
http://titogy.naturum.ne.jp/e2146858.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する