御嶽山(ロープウェイピストン)テント泊
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- GPS
- 04:47
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 940m
- 下り
- 899m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 6:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
木曽福島駅〜ロープウェイ往復2500円(金券で購入) ロープウェイ往復割引2340円(金券プラス現金840円) 木曽福島〜川崎 4840円 木曽福島〜塩尻 自由席660円(木曽福島駅は入退場SUICA等の使用不可) 塩尻〜立川 指定席2240円 合計7740円 御岳キャンプベース2300円(ソロキャンプ1800+環境保護費500) |
コース状況/ 危険箇所等 |
地獄谷火口から500m以内、二ノ池ヒュッテから一の池〜王滝頂上までのルート立入禁止、ヘルメット着用ルートなど。 活火山なので今後もロープウェイ駅、山小屋、ネットでの情報確認。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
ヘッドライト
ストック
雨具
|
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感想
台風、線状降水帯で今年は散々だった。天候により縦走は難しいとのことで以前からいきたかった御嶽山へ。昨年の富士山以来の3000m峰である。
やはりバスの時間が遅く、日帰りは木曽福島駅での前泊でも難しい。ロープウェイ直下のキャンプ場で前泊なら始発のロープウェイに乗れるのでテント泊を計画。もともとオートキャンプ場が主力。ソロキャンプは1800円と環境保護費で500円かかる。まあ高い部類ではあるが、翌日はテント撤収後はロッカーにテントと寝袋をデポできる。まあ200円かかるけど。売店があるがみやげものばかりで食料はカップ麺1種類あるのみ。
ちなみに当日ロープウェイチケット購入が混むと思ったので事前に購入しようとしたら冷たく明日の分はあした買って下さい言われた。まあ往復チケットだから日付記載されてるし、安全管理で枚数記録してるのかしらんけど、翌日は登山者が大勢並んでてバカバカしいなと思ったけど。
キャンプ場は日曜の夜なので3組しかおらず、夜中うたってるバカがいてうるさかった。晴れてたので星が良く見えた。翌朝もよく晴れた。朝方出立したいところだがロープウェイは8:30始発。おせえっての。早く行かないと雲が出てくるから生きたんだけどしかたありませんね。まあ中の湯まで歩いてそこから登る手もありますが、その場合はテントも持って行かなくてはならず、登りの舗装路なのでかなりきついと考えて断念しました。
ロープウェイはグループなら同じ、1人なら1台ずつです。リフト並みにどんどん来るのでそれほど待ちません。15分程で到着。快晴、景色はいいです。すぐに登り始めました。
八合目まできつい登りと聞いていたので頑張って登ります。う〜ん、登りがきついというか平日なのに人が多く、というかロープウェイ始発で登る人が多いので必然的に登りもかぶるということに。後ろから追いかけられてる音で焦りがちょっと出ます。まあ焦らなくてもいいんですが、譲ろうとしても向こうも止まるとか、譲っても小休止で追い抜いたり追い抜かされたりって感じです。
それでも1時間ほどで八合目女人堂へ到着。当初は遅く到着してここで前泊することも計画しましたが、どうせ泊まるなら頂上付近でと考えてやめました。樹林帯を登ってきてそれから拓けた景色もいいし良い場所にあると思います。帰りはここで休憩おでんを食べた。大勢休憩してましたが、なんだか社の前とかなんでそんなとこで座るかなってのがいた。いってもしょうがないから言いませんでしたが。
ここから見上げると紅葉は4分咲き?かな。そのような情報もありましたが、やはり全部色づくと綺麗なんだろうなと思いました。さて八合目からの登りもこれまでの登りと同じくらい難儀しました。森林限界までですが、それからの登りも急ですが、岩ゴーロで拓けているのであまり苦ではありません。それでもみなひいひい言ってましたね。
九合目石室堂を越えて覚明堂まですぐ、ここの社でヘルメット装着しました。推奨場所はもうちょっと先ですが丁度ここで小休止したので。銅像などが真っ黒でなんだろう、素材かなと思ったら後で調べたら噴火で真っ黒になったようです。灰色が多い石碑の中にあっておもちゃみたく結構目立ってた。
覚明堂の先を登り終えていよいよ頂上がみえる稜線ぽくなります。二の池分岐あたりでちょっと平坦に、そのすぐ先で3000mをいよいよ越えました。その先は頂上の鳥居がずっとみえる登りへ。どんどんいって階段を登って避難所に到着。噴火後に新しくできたものです。これって噴石は防げても噴煙は防げないよな〜と思いましたが浅間山近辺などの待避所もドーム状だったあり同じような造りなですよね。
そのすぐ隣に慰霊碑が、60人以上が犠牲といまだ行方不明の方もあり、合掌するしかないです。このために来たようなものです。謹んでご冥福をお祈りします。
頂上までの長い階段を登ってとうちゃこです。直下は一の池、周囲に二ノ池から三の池五ノ池方面を望めます。火口周囲はいまだ立入禁止で一の池周り、と王滝方面へ抜けることもできません。
直下にみえる二ノ池山荘に泊まることを直前まで考えましたが、テント泊すれば日帰り十分可能と考えてやめました。ですが現地へきたら泊まるのも風情のある場所で頂上まですぐで旭日も拝めるな〜なにより三ノ池と回れるなーと後悔しました。まあまだ全部は周遊できませんからまたの機会にと。
久しぶりに頂上での景色も望めて感無量。ここは3000m峰、登りの岩稜とか景色、山の歴史と地域との土着感と、まさに名山名峰です。ロープウェイはあればあったでいいですが、ない状態でそのまま登ってくる登山道が充実してればもっといいです。
さてゆっくり下っても十分間に合いますがしばし休憩と頂上を堪能したあとはのんびりと下山となります。まだまだ続々と登ってくる人いましたが小屋に泊まる人もいるのでしょう。みな登りがきついのかひいひい言ってました。頂上も結構人がいているのはいいですが撮影場所にかぶるようなところにいるのは邪魔でしょうがないですよね。まあ長椅子があったりするとこではしょうがないですけど。
下りはさすがに早く70分ほどで八合目まで。そこでおでん食べてラムネ飲んでまったりと休憩、ここからの乗鞍岳、遠くに槍が一番見やすかったです。そして御嶽山を振り返ってさらに下山、ロープウェイまですぐ、来るときは拝めなかった御嶽の社で登山の無事を拝みました。距離が7.5kmはちょっと短いとショック。登りがきつかっただけにもっと歩いたような。でも時間からしたらそのくらいでしょうね。
何事もなく計画通りに無事終了しました。ここから駅までバス、そこから電車で帰るんですけどね。平日は高速バスがもうない。特急に間に合わなければ普通でも帰れますが時間かかるんです。まあ無事接続の特急に乗れまして塩尻であずさと接続、電車も遅れることなく無事帰宅できました。
今回また忘れ物が、箸とフォークスプーン、いつも上下スプーンとフォークになったのを所持し、前回洗って置いたまま、割りばしも数本いつも持ってたのもすべて消費されていた。翌日売店で箸4本セットみたいなんが土産で売ってたけどばからしいので買うのやめた。カップ麺買ったら割りばしくれるかと聞こうと思ったけどコンビニじゃあるまいしこれもばからしいのでやめた。小屋でおでんとか食えば割りばし出るし、とおもったが登りでは小屋は利用せず。やむなく頂上では鉛筆とタッチペンを使用した。まあナイフで箸つくる手もあったけど適当な木が周囲になかったのだ。
うーん、まあ今回は天気が良かったので充実感がありました。今年は散々でしたから、天気がな〜。ホント登山は天気と休みと、あとは金ですかね〜。
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