梅雨時の巻機山
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- GPS
- 06:39
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,359m
コースタイム
天候 | 曇り〜雨〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日からの雨で粘土質の土は滑り易く登山道を水が流れていた 六合目辺りから上は小さいアブがたくさん飛んでいて顔の周りにまとわりつき、おでこを6カ所も刺されてしまった |
写真
感想
久し振りの山行は60山目の百名山、天気が悪いのは覚悟していたが前夜、車中泊の車内で見た新潟の天気予報では朝から曇りで午後は晴れるという予報だったので期待していたのだが、なかなか思うようにいかないものだ
途中からどしゃ降りになり、道が川になってしまい靴も合羽も泥だらけに、八合目位から雨がガスに変わり頂上に着いても視界が無く絶景は見る事が出来なかった
それでも可憐な花がたくさん見れたのはせめてもの救いだった
六合目でヌクビ沢の写真を撮って下山中珍しい体験をする。沢側の山の中から女性の声で「誰かいますかあ?誰かいますかあ?」と大きな声が聞こえてきたのである。「どうかしましたかあ?」と答えて、こんな所で道に迷うはずも無いし何事かと考えているとしばらくして雨具を着て泥だらけになった若い女性が現れた。聞くと5時半に出発し、一人でヌクビ沢を登っていたが途中で進めなくなり、井戸尾根方向に登ってきたのだという。登山口に通行禁止の看板がありこの時期行く人はいないでしょうと言うと、ガイドブックにも一般ルートで7月初旬からと載っていたからと話し、途中で一度滑落し登山靴に石が落ちて足の先が腫れているかもしれないが、ここまで来たら頂上まで行こうかしらとも言う。「行けますかねえ」と聞かれたのであそこから登ってこれたんだから大丈夫でしょうと答えた。ウェアが泥だらけで恥ずかしいけどこれから登るという女性とそこで分かれたが、あきれると同時に良くあそこから上がってこれたなあという驚きもあった。一歩間違えば遭難というケースだが女性の屈託のない表情が印象的だった。
金曜夕方の大雨で新潟県内の国道が通行止めで大回りをするというハプニングもあり、一時はどうなる事かと思ったが久し振りの百名山に無事に登れてうれしかった。
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