月山 八合目〜湯殿山登山口縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 599m
- 下り
- 927m
コースタイム
(写真をとりながらのゆっくり登山なので、あまり参考にしないで下さい)
天候 | 晴れ(山頂はガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
登山までのアクセスはバス(庄内交通) 【往路】エスモール鶴岡6:00〜(羽黒山頂経由)〜8:00月山八合目(\2,060) 【復路】湯殿山16:45〜18:02エスモール鶴岡(\1,820) |
コース状況/ 危険箇所等 |
八合目コースは登りやすいハイキングロードだが、湯殿コースは月光坂が急坂なので滑落などに要注意(初めての人や家族同伴の方は八合目コースの方が良いと思う) 【八合目〜月山山頂】 ・弥陀ヶ原付近は踏み石や木道が整備された湿原内のハイキングロード ・その後も緩やかな尾根沿いの登山道 ・標高1650m付近と頂上付近には雪渓が残っているが、傾斜は比較的緩やかでロープが整備されているのでアイゼン不要 【山頂〜牛首】 ・山頂直下は標高差200m弱の急降下、登山道は整備されているが浮石もあるので注意 ・標高1750m付近に雪渓があり、ロープは張られているのでアイゼン不要だが、少し傾斜があるので要注意 ・牛首手前にも雪渓のトラバースあるが、こちらは緩やかで特に問題なし 【牛首〜金姥】 ・姥沢コースとの分岐を過ぎるとしばらくは踏み石が整備された歩きやすい道 ・その後には雪渓があり、ロープが張られているためアイゼン不要も注意は必要 ・雪渓を過ぎると北西側の見晴らしの良い尾根にとりつき、金姥まで尾根沿いの道 【金姥〜月光坂上の装束場】 ・姥ヶ岳山頂を経由する姥沢コースと金姥で分かれ、標高1530m付近の鞍部までは尾根の北斜面をトラバースする形。 ・その後は沢地形沿いに緩やかに下るが、雪渓が点在しており、アイゼンなしでOKだが鞍部直下の2つの雪渓はロープが張られているので少し注意が必要 ・標高1450m付近から装束場までは基本的に緩やかだが複雑な地形で、湯殿コースの登山者は少ないようなので道迷いに注意(迷いやすい箇所にはピンクテープを巻いた石が置かれている) 【月光坂】 ・上半部は金梯子が設置された崖状の急降下 ・下半部は自然石が階段状になった急斜面、沢が隣接するので石が水にぬれている箇所が多くすべりやすく要注意 ・月光坂下で川べりに出た後は、湯殿山本宮まで緩やかだがすべりやすい川沿いの道 (この日は月光坂下で足首を捻挫された単独の登山者の方がいらっしゃいました。神社の方々や白装束の三山参拝の方々に助けられて無事に救急車で運ばれていました。) |
写真
感想
火打〜妙高山に行くつもりだったが、上信越は雨予報だったので、天気が良さそうな東北へ行先変更。
鶴岡行きの高速バス予約が取れたので月山へ行くことにした。
頂上〜金姥付近まではガスにつつまれることが多かったものの、天気は概ね良好だった。
(後で地元の方に聞くと、夏は天気が良くても月山山頂はガスに包まれることが多いらしい)
せっかくなので、八合目コースから湯殿コースに縦走したが、湯殿コース最後の月光坂は大変だった。
足が疲れていることに鉄梯子下り〜水にぬれてすべりやすい自然石階段の急降下は応えた。
月光坂上の装束場で休んでいる時にお会いした三山参拝の方々から、月光坂の大変さをだいぶ脅されたのに半信半疑で先に下り始めたが、実際にその通りだった。
(姥沢コースや湯殿コースは頂上直下の急坂登りも大変なので、初めての方は八合目コースがおすすめです)
月光坂を無事に降りて川べりに着いた所で一服していると、別の登山者が寄ってきて、捻挫して動けなくなった単独の登山者がいるとのこと。
携帯電話が圏外でうまくつながらないので、先ほどお会いした白装束の方々の到着を待って話をしてみると、その中のリーダーらしき方が登山者を背負って降りてみるということになった。ただ、いくら3日に1回参拝登山をされている屈強な方とはいえ、湯殿山本宮まではまだ200〜300mくらいのすべりやすい登山道を行かなければならず、なかなか進まなかった。
そうこうするうちに本人の携帯電話で119番への連絡がつながり、麓の消防署から救援隊が来てくれることになったので、ほっとして先に下山させてもらった。
(大鳥居脇のレストハウスで鶴岡行きのバスを待っている時に、救急車で無事運ばれて行きました)
自分も含めて、単独山行の方々、十分注意しましょう。
また、笛など人に呼びかける道具の必要性を痛感しました。
最後に、鶴岡市内で立ち寄った料理店が良かったので、この場を借りて紹介致します。
夜行バスの発着所となっている第一ホテル鶴岡の近くにある「酒処かじか、鶴岡市錦町1-24」です。
庄内地方の新鮮な海産物と鶴岡の地酒をリーズナブルな値段で堪能させてもらいました。
板前さんとオーナーらしき年配のご婦人の2人で切り盛りされていて、カウンターが5〜6席、小上りが4〜5テーブルくらいでそれほど大きな店ではありませんが、夜行バスで東京に帰る方にはバス停留所に近くて便利だと思います(そんなに旅費をケチる人はあまりいないか??)。
ついでに第一ホテルの温泉も入浴料が2000円と高い(後で知りましたが、高速バスに乗ると540円に割り引いてくれる券があったようです)ですが、私のような待ち時間が多い者にはゆっくりくつろげる場所を提供してもらい、大変助かりました。
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