一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南陵〜国境稜線 谷川連峰
- GPS
- 10:43
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,984m
- 下り
- 1,959m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 3:16
- 合計
- 10:58
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.tanigawadake-rw.com/category/32/blogid/18 →谷川岳インフォメーションセンターへ駐車(無料)。 https://tanigawa-ic.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【一ノ倉沢出合いから南陵取り付きまで】 ●所要時間2時間 ●一ノ倉沢〜テールリッジ 秋のこの時期はテールリッジ取り付きまでの雪渓が消失しています。 沢歩き+右岸の高巻き(顕著な踏み跡あり)+懸垂下降(50M)が必要。メンバーが多いと時間が掛かりそう。。 ●FIXロープが沢山設置されています(古いので自己責任で使用)。 ●アプローチシューズはmont-bellサワークライマー(ラバーソール)をチョイス。 【南陵】 ●所要時間2時間(つるべ) 1ピッチ目 2ピッチ目チムニー 3ピッチ目草付き 4ピッチ目馬ノ背 5ピッチ目リッジ 6ピッチ目垂直壁 【南陵終了点から国境稜線】 ●所要時間約3時。 藪山歩きに慣れていないとキツく感じるかも。 急斜面で笹藪、足場も悪いのでロープが必要となる箇所も多い。時短を兼ねて最初からコンテで。笹薮のみになったらコンテ解除。沢形を辿ると少し楽。 ●南陵終了点から約1時間で5ルンゼの頭。 ここは岩が脆く浮石が多いので注意。 |
その他周辺情報 | コンビニやスーパーは土合周辺には無いので、買い物がある人はみなかみ町内で済ませておいたほうがよいです。 |
写真
感想
ここはアルパインクライミングの登竜門と言われる名ルート。
当初の計画では11月頃で肩の小屋泊でしたが、諸々のリスケで日程がこの日になり急遽ロープウェイで下山しようということに。そのためコースタイムを把握したくてネット記録を多々探しました。
が、国境稜線まで抜けてロープウェイ下山(天神平最終が17時発)した記録が殆んど無し。
(しかも、記録自体が6月・7月のものが多い。色々読み漁るとその時期は雪渓がありテールリッジまで取りつきやすく時間短縮を図るためらしい。
秋だと雪渓が消え沢歩きや懸垂下降をしなければならず時間がかかる。
往々にしてクライマーさんは水が苦手。沢からあがるなんてもってのほかなのでしょう、たぶん。)
●私は初の一ノ倉沢〜南陵〜国境稜線。
タイムオーバーしている記録が沢山ある中、一抹の不安を抱えながらもスピード勝負で挑みました。鍵は軽量化・水分補給(快晴予報の為2L持参)・時間配分。
●南陵=元蕕離ライミング ってことでさぞかしタイヘンなのかと想像していたけれど、岩が乾いていたからか快適クライミング。
●南陵終了点からも、日ごろの藪トレの成果(;´∀`)か特別苦しむところは無かったです。体力勝負のルートなのだと感じました。
●この時期は雪渓が消失し、沢歩きもあるのですが、沢好きの私にはとっても楽しめました。ヒョングリ滝の50m懸垂とかダイナミックですごく面白かった。
●やはり当初から分析した通り、南陵までのアプローチと南陵終了点から国境稜線までが核心。師匠にリードして頂きましたが、コンテのやり方とかとても勉強になりました。
●ただ、今回は登山道に出てからの下山が人混みで辟易。「南陵渋滞」ではなく、まさかの「登山道渋滞」。ここは人気の百名山。見落としていました。
紅葉や谷川ブルーも美しく、楽しいクライミングができ、充実した山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
陵の字を多用されています。登山者やクライマーには不吉な文字で、決して間違えてはいけないものだと思っています。
多分変換ミスだとは思うのですが、(稜線は正確に記載されている。間違いは南陵の時のみ)
特に一ノ倉は死者の多い山ですので、細かい事なのですが、あえて苦言を書き込みました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する