恵那山 前宮ルート
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- GPS
- 09:09
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,624m
- 下り
- 1,613m
コースタイム
天候 | 曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道19号を松本方面へ向かって「中村」を右折して国道363号へ 恵那山神社の案内に従い左折、恵那山神社を過ぎてさらに進むと登山口駐車地 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体しっかり笹刈されています。 駐車地から対岸の登山口へ渡る橋は滑りやすく、一部冠水していました。 対東沢の渡渉とその前後の崩落気味のトラバース箇所に注意。 尾根上の道は明瞭ですが、急な個所は大変滑りますので注意が必要。 神坂峠ルートと合流後はひどい(沼のような?)ぬかるみが多いです。 案内はしっかりしており、迷うところはないと思います。 |
写真
感想
今月から高速料金の休日割引率が下がりました。だからというわけでもないんですが(^^ゞ梅雨明けまでのしばらくは近場の山で楽しむことにします。
山友と前々から約束していた恵那山・前宮ルートですが、このところの残業続き&前日土曜日の休日出勤で早起きは辛いので別々で登ることにしていただきました。
気合の入った山友は5時にスタート。それを2時間以上遅れのスタートで追いかけることになりました。
【登山口駐車地〜対東沢】
いきなりの渡渉から始まります。橋というほどの立派なものではなく、大雨の後などはアテにできそうもない簡素なものですが今日は一部冠水もありましたが渡れました。
対岸から登山口へ入るとしばらくは植林の杣道。やがて沢沿いのトラバース道になり、ところどころで崩落気味になっています。気を付けて進むと対東沢の渡渉箇所に出ます。岩を登って渡渉箇所に上がるところはロープくらい付けて欲しい感じ。スリップに気を付けて登り、渡渉(これは簡単)をすると対東沢の道標があります。
【対東沢〜枯大桧】
まだまだ植林が続きガッカリです。辛抱強く登っていくと五合目の道標が出てきますが、まだまだ行程全体の五合目とは違いますのでぬか喜びしてはいけません。左手は崩落地となっています。
突然、道の真ん中に大きな枯れた桧があらわれます。枯大桧です。このコースの名所の一つと言っていいと思います。
【枯大桧〜空峠】
枯大桧を過ぎるとダケカンバなどの広葉樹も混じった自然林となります。ギンリョウソウもそこかしこで見られるようになりました。さすがにこの時期の恵那山は花は寂しく、ギンリョウソウも貴重な存在。
中の小屋跡の不動明王像など過ぎ、スタートから2時間ほどで空峠に到着しました。あいにくの天気なのではたして展望があるのかどうかも分かりませんが、空峠なんて素敵な名前です。休憩して行きたくなります。ザックを下ろして5分間の休憩としましょう。
【空峠〜神坂峠分岐】
時折森が開け、笹原の道になったりして稜線歩きが実感できるような道になってきます。サラサドウダンの落花のじゅうたんやゴゼンタチバナなど見ながら進んでいきます。
行者越という岩を越えて行くとき、小さな石像が目にとまりました。なんとも優しいお顔をしたこのお方は行者様ということになるのでしょうか。誰にも会わない寂しい山歩きの最中、ホッとする瞬間でした。
道が緩くなり、両側に奥深い森が広がってくるとオサバグサが見られるようになります。7月に恵那山に登るのが初めてということもありますが、恵那山でオサバグサを見るのは初めてでした。ただ惜しいことに盛りは少し過ぎていました。1週間前ならきれいだったでしょう。
恵那山山頂部で見られる苔の林床がこのコースでも見られるようになってくると、しばらくで神坂峠からのルートとの分岐です。ここから先は何度も歩いている道です。
【神坂峠分岐〜恵那山三角点】
ここからはぬかるみが酷く、まるで沼地のような区間も多くあります。オサバグサは見つかりませんがミツバオウレン?やイワカガミなど見られます。
ここで今日初めて他の登山者とすれ違いました。神坂峠からのハイカーは結構いるのかな?
恵那山最高点(たぶん)に立ち寄り、避難小屋で山友をさがしますが見当たらず。やはり山頂三角点に行っているのでしょう。
その途中で見かけたサラサドウダンは今が見ごろで新鮮でした。いままで山頂一帯のドウダンはいわゆるドウダンツツジだと思っていましたが、ほとんどがサラサドウダンだったことを知ったのでした。
さて、山頂三角点に到着すると展望台の上で山友が待ちくたびれていました。お待たせしましたね、お腹も空いているでしょうから避難小屋へ戻ってお昼にしましょうか。
【下山】
登りは別々だった山友とここからは同行します。カッパを着るほどでもありませんが、小雨が時折降る中を滑らないよう来た道を慎重に下山しましょう。といいつつ、何度かヒヤっとする局面もありました(^^ゞ
雨で輝きを増した緑色を楽しみながら、登りとそんなに変わらない時間をかけて駐車地に無事降りて来れました。
予報より悪い天気となってしまいましたが、懸案だった恵那山・前宮ルートを歩くことができて十分満足です。
もう一台の先客だった者です
どなたとは気づきませんでしたが、神坂分岐から山頂の間ですれ違ってると思います。
先に停まってた車
前宮ルートは昨日実質二組と、他のルートより人気がないみたいですね。
SS1さん、コメントありがとうございます。
お車から同世代かもっと年配の方かと勝手に思っていましたが、お若い方だったんですね
神坂分岐から山頂へ向かう間にすれ違った若い方はお1人でしたから その方ですね。
前宮ルートはウワサ程ハードなコースでもなく、とても静かで気に入りました。
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