鬼怒沼山 〜鬼怒川源流の湿原を散策〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,144m
- 下り
- 1,149m
コースタイム
7:20 八丁湯
7:40 加仁湯
7:55 日光澤温泉
8:38 オロオソロシの滝展望台
10:00 鬼怒沼湿原南端
10:40 鬼怒沼湿原北端
11:16 鬼怒沼山 [2140m]
11:48 鬼怒沼湿原北端 (昼食) 12:20
12:26 鬼怒沼湿原南端
13:22 オロオソロシの滝展望台
13:50 日光澤温泉
14:02 加仁湯
14:15 八丁湯
15:25 女夫渕橋手前の駐車場
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 ・熊注意の看板あります。 ・駐車場から八丁湯まで落石の危険個所があるので速やかに進みましょう。 ・オロオソロシの滝展望台から鬼怒沼湿原までは水が延々と流れています。滑らないように。 【登山ポスト】 見つかりませんでした。 【トイレ】 ・駐車場…きれい ・八丁湯さん…お借りしました。行きと帰りで2回も。 ・工事現場(仮設トイレ)…「登山者も使っていいですよ♪」と貼ってありました。 未確認ですが、加仁湯さんや日光澤温泉さんでも借りられると思います。 |
写真
感想
梅雨前線絶好調の週末が続きますが、晴れずとも雷雨でなければ山に登るのが登山家ですよね。土曜日は雷雨予報が関東、甲信越で出ていたので回避し、日曜日に鬼怒沼山に登りました。
深夜2時に起床。
東北道から日光宇都宮道路に入り、日光ICから出て、霧降高原を越えて女夫渕へ。登山口が遠い…。
かつては女夫渕温泉ホテルが近くにあったのですが、東日本大震災の被害により閉館してしまいました。
登り始めから樹林帯らしくギンリョウソウが出迎えてくれます。しかも目が合う!相変わらずの不気味な雰囲気です。この不気味さが堪りませんね♪
橋を3度渡り、落石危険個所を速やかに通過。途中3つある旅館(八丁湯、加仁湯、日光澤温泉)を通過してからが登山道っぽくなります。旅館に宿泊して、次の日に登る方も多いようです。
周囲には滝も多く、オロオソロシの滝、ヒナタオソロシの滝が地図でも表示されていますが、登山道から見える滝の中で一番気に入ったのは「ノシ滝」です。平らな板を立てて、上から水を流したような滝で、まさに熨斗のような印象でした。ちなみに展望台から見えるオロオソロシの滝ですが、かなり遠距離のため小さくしか見えずガッカリ…。ヒナタオソロシの滝はルートが分かれているので、鬼怒沼への道からは見えません。
オロオソロシの滝展望台から上の登山道は水が流れていて、粘土質の土が滑りやすく、木道も濡れていて滑りやすい状態です。実際、すれ違った登山者が木道で足を滑らせて藪に突っ込むということもありました。
ギンリョウソウがそこかしこに生えていて、「当たり年だね」とtanyaさん。ギンリョウソウに当たり年があるのかは不明。。。
登っていくと、突然前が開けます。鬼怒沼に到着。尾瀬のように広くはないですが、池塘がたくさんあり、木道脇にはチングルマ、ヒメシャクナゲ、ワタスゲ、タテヤマリンドウ、イワカガミといった花が咲き乱れています。よく見ると食虫植物のモウセンゴケまで。顕微鏡モードが活躍するときが来ました。モウセンゴケはFFシリーズのモルボルのようです。ヒメシャクナゲは桃のように見えます。
湿原北端から鬼怒沼山頂までは樹林帯で、特に見どころはありませんでした。ここまで来たなら「栃木県百名山」の一つのてっぺんまで行きたいので登りました。山頂も樹林帯で展望はありません。
鬼怒沼湿原まで戻り、ランチを楽しみます。上空には怪しげな雲が出てきたので、早めの撤収です。同じルートを戻りますが、登りより下りのほうが滑りやすいので慎重に。
往復約20kmの日帰り登山は雲取山(三峰往復)以来でしたが、登り一辺倒ではなく平坦な場所が多かったので思ったより厳しくなかったです。湿原に咲く高山植物も楽しめたので、充実した一日となりました。
【次回の予定】
今週末、五竜岳テント泊が希望ですが、台風8号の動きによっては変更しようかと。金曜日に通り過ぎてくれればいいのですが。
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