乾徳山 〜滑る岩に苦戦する
- GPS
- 07:49
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,260m
- 下り
- 1,246m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口への道の途中にも数台ほど止められるスペースあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト:駐車場向いの建物の前に置いてある ■道の状況: (オソバ沢登山口〜扇平)特に問題なし。雨後の下りでは多少滑りやすいかも。 (扇平〜頂上)後半は大岩の登り、トラバースの鎖場が連続する。地面や岩が濡れている時は滑りやすく緊張する場面が多そう。 (頂上〜迂回新道〜国師ヶ原)急坂の下りで足場が悪い面倒なルート。滑りやすい岩が露出している部分では雨の後などは注意が必要。 (国師ヶ原〜道満尾根〜登山口)大平牧場への林道の途中からショートカットの登山道が分かれるが、暫く分かりにくい道。後半は歩きやすい道になる。クマに注意。 ■入浴:三富の「笛吹の湯」 510円/人 内容はごく普通。 |
写真
感想
梅雨の晴れ間、北穂を目指すOさんの岩稜歩行技術確認のために初めての乾徳山へ。
雨のない日曜なので駐車場に入れられないかも知れないと不安だったが、7時頃に到着するとまだ数台分の余裕があって無事止められた。
登山口までは1劼△泙螢瀬薀瀬蕕販啼擦鯏个襦E仍各擦貌ると斜度が上がり、暗い林の中に入っていく。
雨は降らないものの雲は低く下がり、風のない林の中は高温多湿で大量の汗が噴き出す。15分から30分おきに休止して水を補給する。
国師ヶ原に着くと急登は一段落してやや頭上が開けた林の中を進むが、暑さのためかこの辺りから体が辛くなってくる。少し息切れ気味に扇平にやってくるとガスが頭上へ下りてきて時折り進行方向の視界が失われる。
扇平から20分ほど進んだ辺りから次第に大きな岩が現れ始め、やがてその岩を乗り越えてルートが付けられるようになってくる。
繰り返し現れる鎖場も晴れた日なら大した難易度ではなさそうだが、泥濘んだ道を歩いて来た靴で湿った岩の上を歩くとなるとかなり緊張する。ふだんなら使わない鎖も思わず握ってしまう。
幾つかのそうした岩場を通過していくと、ついに頂上直下の垂直の岩が目の前に出現する。ヤマレコの沢山の写真を見ても、実際の斜度は大したことないだろう、と思っていたのだが、そんなことはなかった。
下の方のクラックを試してみたが、今日のコンディションではつま先が全く引っかからず簡単に滑る。鎖なしで登るのはまず無理そう。
そうこう思いながら眺めているうちに、Oさんが鎖を持って登り始める。多少苦労しながらも意外に早く上まで到達する。
後を追って最初から鎖を頼りに前半を登り、後半は足がかりのある場所へ横移動して頂上へ向かうが、途中でやはり何度か靴が滑り、ヒヤッとする。
頂上へ着くと結構沢山の人がいるが、案の定展望は全くなくて凄く残念。少し落ち着く場所を探して昼食を摂り、体を休める。
30分余り休んでから下山開始。
復路は山頂を北の方へ下り、水ノタルから迂回新道を下りる。ところがこれがなかなか厄介な道で、急坂で足場が悪く、泥の付いた靴では滑る大石があちこちに散在しているので非常に神経を使う。
1時間近くもこんな悪路と格闘して、やっと平坦な道になったと思った辺りで国師ヶ原の高原ヒュッテに着く。
ヒュッテは今は避難小屋として使われているようだが、手入れは十分でなく内部はかなり荒れている。ここで寝るのはちょっと…。
国師ヶ原からは登って来た時のオソバ沢ではなく道満尾根を下りることにして、大平牧場への林道を歩く。途中で林道から離れて尾根上の登山道へ入るが、歩く人は多くないようで踏み跡も最初の部分は見分けにくい。
そのうちに傾斜が一旦緩み、歩きやすい道になって道満山の小ピークを越える。
この後は再び傾斜のきつい滑りやすい道になって、疲れ切った頃にやっと民家の屋根が見え始め、さらに数分下ると舗装された林道に出た。
今回は期待した天気がはっきりせず展望も全くなかったのが残念。
Oさんはかなりしっかり歩けるようになったので、好天の時にもう一度登って大展望を見てみたいと思った山行だった。
いつも登山の前後でヤマレコを見ていますが、見てビックリ!私達が写真に登場しているではありませんか!
高原ヒュッテ経由は、本当に悪路でしたね。おかげで筋肉痛です。
またどこかでお会いできれば良いですね。
genko さん、こんばんは。
すみません、どの写真だったでしょうか? 普段は知らない人の写真にはモザイクかけたりするんですが、今回はうっかりそのまま出してしまいました
支障あるようなら差し替えますので
それにしてもイヤな道でしたね。膝に悪い下りでした。
これからも登山を楽しんでください
山頂でおじやまな団体でした。しっかり写真に15名ほど入ってました。
残念な天候でしたが、梅雨時ですし仕方ないですね
私たちは大平からの簡単なコースで登りました
syo1270 さん、こんばんは。
いえいえ、お互い様でした 「一班、二班」とか呼び合ってたグループですね
大人数で登頂するのは大変そうですが、全員無事で下山されたでしょうか? これからも皆さんで登山をお楽しみください。
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