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Yamareco

記録ID: 4750298
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

金梨山・竹田城址

2022年10月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:29
距離
8.5km
登り
677m
下り
670m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:39
休憩
0:51
合計
3:30
距離 8.5km 登り 677m 下り 677m
5:13
50
竹田城観光駐車場
6:03
6:26
4
6:30
6:52
33
金梨山大権現
7:25
7:30
34
8:04
8:05
26
8:31
12
表米神社
8:43
竹田城観光駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
円山川右岸の竹田城下観光駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
金梨山西尾根は指導標なく入口が分かり辛い
ライトアップされた竹田城址
2022年10月02日 04:55撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 4:55
ライトアップされた竹田城址
金梨山(464m)山頂標識
4等三角点「金梨山」
2022年10月02日 06:06撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 6:06
金梨山(464m)山頂標識
4等三角点「金梨山」
モルゲンロートの竹田城址
金梨山山頂より
2022年10月02日 06:14撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
10/2 6:14
モルゲンロートの竹田城址
金梨山山頂より
金梨山大権現の展望岩に着いたときは一面の雲海に
金梨山の影が映る
2022年10月02日 06:36撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 6:36
金梨山大権現の展望岩に着いたときは一面の雲海に
金梨山の影が映る
竹田城が雲に浮かぶ
2022年10月02日 06:41撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 6:41
竹田城が雲に浮かぶ
竹田城全体が現れた
2022年10月02日 06:44撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
10/2 6:44
竹田城全体が現れた
雲海の下部にブロッケン現る
2022年10月02日 06:46撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 6:46
雲海の下部にブロッケン現る
金梨山大権現の磐座
2022年10月02日 06:50撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 6:50
金梨山大権現の磐座
下山途中に再び竹田城が現る
2022年10月02日 07:00撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 7:00
下山途中に再び竹田城が現る
金梨山大権現の鳥居
2022年10月02日 07:11撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 7:11
金梨山大権現の鳥居
旧木村酒造の建物と古城山(354m)
2022年10月02日 07:20撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
10/2 7:20
旧木村酒造の建物と古城山(354m)
竹田城址駅裏登山口
2022年10月02日 07:30撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 7:30
竹田城址駅裏登山口
竹田城址料金所
2022年10月02日 07:49撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 7:49
竹田城址料金所
竹田城二の丸より天守台を望む
2022年10月02日 08:01撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
10/2 8:01
竹田城二の丸より天守台を望む
大倉部山(592m)とアーチ橋の播但連絡道路の虎臥城大橋
2022年10月02日 08:04撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 8:04
大倉部山(592m)とアーチ橋の播但連絡道路の虎臥城大橋
西床尾山(843m)と室尾山(630m)
2022年10月02日 08:05撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 8:05
西床尾山(843m)と室尾山(630m)
竹田城址南千畳
2022年10月02日 08:05撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
10/2 8:05
竹田城址南千畳
大路山(603m)
2022年10月02日 08:07撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 8:07
大路山(603m)
JR播但線の列車はたった1両で和田山に向かう
2022年10月02日 08:13撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
10/2 8:13
JR播但線の列車はたった1両で和田山に向かう
竹田城南千畳より竹田城天守台を望む
2022年10月02日 08:15撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 8:15
竹田城南千畳より竹田城天守台を望む
米神社登山道の入口は表米神社(ひょうまいじんじゃ)
2022年10月02日 08:31撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 8:31
米神社登山道の入口は表米神社(ひょうまいじんじゃ)
コスモスと金梨山(464m)
2022年10月02日 08:35撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 8:35
コスモスと金梨山(464m)
竹田城観光駐車場に戻ってきてもガラガラの状態
2022年10月02日 08:41撮影 by  ILCE-6500, SONY
10/2 8:41
竹田城観光駐車場に戻ってきてもガラガラの状態
撮影機器:

感想

 昨夜の天気予報は「晴れ」を伝えていた。竹田城が雲海に浮かぶことを期待して、急遽朝来市に向かった。園部、綾部辺りでは霧が出ていたので期待を持ったが円山川の畔まで来るとライトアップされた竹田城がくっきりと見えていた。広い城下町観光駐車場に駐車し、雲海は期待できないがモルゲンロートの竹田城を見るべく未明の街を歩き出した。
 取り付きが分からず一寸行き過ぎて金梨山西尾根に取付いた。余り人が来ていないようで暗くて避けることもできず顔に蜘蛛の巣がべったりくっついて堪らない。比高360m程の山だが結構しんどい。踏み跡はしっかりしており大岩が現れると金梨山(464m)山頂で、4等三角点「金梨山」の金属点標が設置されていた。西に飛び出した大岩の上から竹田城方面が辛うじて開け、いつの間に出たのか下界は雲海に埋め尽くされていた。雲の隙間からモルゲンロートに輝く竹田城を一瞬見ることができた。金梨山の由来は竹田城落城の際城から逃れた姫が悲しんだことから「かなしやま」と云われるようになったそうだ。
 霧が厚くすぐに姿を隠してしまったので下山に掛かったが南に少し下ると金梨山大権現の岩場があり、岩の上に人がいた。三脚を立て3日間通っていると云う男性で話をしながら暫く待機しているとサッと霧が晴れ雲海の中から竹田城が浮かび上がった。何と云う美しさだろう! 将に天空の城、雲に浮かんでいる! しかも太陽光線を正面に受け下部の雲に薄っすらとブロッケンが発生している。こんな日に来ることができたのはなんと幸運なことだろう。先客の男性と喜びを分かち合った。
 金梨山大権現は展望岩の下部にあり磐座の隙間に木花作弥姫命が祀られた祠が置かれていた。赤テープに導かれるままに下山すると違う道を下っていた心算がいつの間にか登って来た道に合流しており元の登山口に帰っていた。朝来橋で円山川を渡り、竹田駅に立ち寄って風格のある駅舎を写真に収めた。駅裏に回り、天満神社の長い石段を右に見て駅裏登山口に達した。古い石段の道で等高線はギュッと詰まりジグザグに登って行く。城の西側の高い処まで車で来られるので歩いて登る人は少ない。
 竹田城は、古城山(354m)の山頂域に広がる城で嘉吉3年(1443)山名持豊によって築かれ太田垣誠朝を初代城主とした。慶長5年(1600)赤松広秀を最後の城主として廃城となり江戸時代は生野代官所の支配下となっていた。昭和18年国の史跡に指定され、昭和55年には石垣の復旧工事が完成し今に至る。建物は一切残っていないが、平成18年(2006)日本百名城に選定されている。標高315mまで登って来ると料金所があり、500円を支払って有料エリアに入った。通路は一方通行で東に張出した北千畳に乗り上がった。朝登った金梨山は目の前に聳えているが逆光で今一、三の丸、二の丸を通り本丸から天守台に上がると嘗ては3等三角点「城山」があったようだが現在は「亡失」とされている。
 山頂天守台からの展望は素晴らしく、稜線上の大路山(603m)、北西に大倉部山(592m)、今日登った金梨山の南には朝来山(756m)の存在感が大きい。大倉部山の麓を走る播但連絡道路の虎臥城大橋は白いアーチ橋で美しい姿をしている。南二の丸、南千畳を通り、表米神社登山道を下り始めた。表米神社(ひょうまいじんじゃ)は登山口付近にあり、祭礼が近いのか氏子さんが総出で掃除や草刈りをしておられた。表米橋を渡り観光駐車場に戻り早朝登山を終えた。

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