八ヶ岳(北横岳)スノーシュー
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- GPS
- 05:35
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 253m
- 下り
- 248m
天候 | 1日目 晴→吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年01月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
スノーシュー・デビュー登山である。
昨年正月の縞枯山山行がとても素晴らしかったので、今年も二匹目のドジョウを狙う。
しかし事前に調査すると、今年は極端な雪不足で昨年のようなモンスターは出来ていないとの事である。
ともあれ、スノーシューの試し履きもあり、八ヶ岳ピラタスロープウェイに向かう。
北横岳までの登りは天気も上々であったが、下りの時期になると、一変曇り風が強くなり吹雪になった。このときの気温は−20度で手足が凍えた。最後は、山頂駅に逃げるように駆け込んだ。
●登山
2回目なので勝手も分かり、到着後、スノーシューの準備をする。
スキーと登山の割合は、10:1ぐらいかな。
この時天気はピーカンである。
北横岳も良く見える。準備を整えて坪庭に向って出発する。
雪の付きは、前回ほどではなく、樹氷はまだ3分ぐらいである。
坪庭に登りつくと、風が一気に強くなる。かなり寒くたじろぐ・・・
北横岳への分岐を左折して、とにかく樹林帯に駆け込む。樹林帯に入るとウソのように風は止んだ。
そうそう、極寒の場所では、カメラケースの出し入れがうまくいかない。上を閉じる紐をうまく工夫する必要がある。
スノーシューはヒールシフターがとても快適である。少しガニマタで歩く必要があることと、バックするとコケル、以外は快適である。
北横岳ヒュッテはそのまま通過したが、その時同じMSRを履いている女性に、ヒールリフターの使い方を教えてあげた。意外と不勉強で宝の持ち腐れの人がいるな・・・
ヒュッテから直ぐに山頂(南峰)そこから直ぐに北峰頂上である。
樹林帯を抜けると又もや強風が吹きつけ、とても寒い。
とにかく山頂に行き下山したい気持ちである。
山頂に着く頃から、天気は下り坂である。何とか蓼科山を見ることはできたが、赤岳方面は山頂がガスってきた。
風がますます強くなり天気も曇り気味、山頂に5分ほどいて、降りにはいった。
ヒュッテまでは簡単に降りることができる。
下りは体力を使わない分、体が発熱せず寒い。
ヒュッテのテラスに着くと6人ぐらいの人が休憩している。
我々もいすを確保して、ラーメン作りに入ったが、これは失敗である。極寒とそれなりの風のせいで、湯がなかなか沸かない。その間にも体は寒さにガタガタである。
この時最低でも、氷点下20度はあったようだ。相当15分ぐらいかけて何とか湯が沸きカップめんtimeとなった。確かにうまいが周りの気温には勝てない。片付けに入ったが、jetboilのフタのしまりが悪い。よく見ると、カップのふちについた雫が凍結してい閉まらないのである。チョット前に湯を沸かしたコップがもう凍結してしまう・・・
有料トイレ(100円)のよって、下山にはいる。樹林帯に入ると風はなくなり、やはりこのようなところで湯を沸かすべきである。教訓である。
天気は更に悪化のようで、坪庭に出ると吹雪である。これまでまともな吹雪を経験したことはなかったが、雪が顔に当たり痛いし、服の隙間から雪が入り解けて冷たい・・、寒さと風のせいで、服を調えるのも億劫で、死に物狂いで山頂駅に向った。風が当たる顔の部分は凍傷になるかと心配するほど冷たかった。
高台から降りると風も弱くなり無事に駅に着いた。駅が極楽に感じた。
その後は、喫茶店でコーヒを飲み、体が復活するのをまった。
この時山頂駅の寒暖計では、氷点下14度を示していた。
温まったところで、時間もあるので、雨池峠まで往復1時間のトレイルを試みた。
天気は曇りであるが、低地に居る限り風は恐怖ではない。
前回の山行では、樹氷で素晴らしい景観であった回廊は、今回は雪も少なく天気も悪く今一であった。
縞枯小屋まで行ったが、天気も曇でつまらないので戻ることにした。
この時間帯でも、登りのロープウェイからは満員のスキーヤーが吐き出されてくる。山麓駅について、深夜の帰宅を考えると時間があまるので、コーヒで時間をつぶす。
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