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Yamareco

記録ID: 476965
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

長い下りにバテました「天女山-権現岳-キレット-赤岳-真教寺尾根日帰り周回」

2014年07月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
y-urano その他3人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:06
距離
18.3km
登り
2,041m
下り
2,056m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:30天女山登山口-6:30前三ツ頭-7:03三ツ頭-7:38権現岳7:55-8:15旭岳-8:35ツルネ8:45-
9:05キレット小屋-10:25赤岳  行き6時間弱(休憩含む)

赤岳10:45-11:03真教寺尾根出会付近昼食11:30-13:10牛首山13:30-13:53賽の河原-
スキー場売店14:15-14:43羽衣の池-遊歩道-16:30天女山駐車場 帰り6時間強(休憩多数)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天女山駐車場 4時半と帰り16時半は数台のみ、がらがらでした。
コース状況/
危険箇所等
天女山-権現岳 危険箇所はありません。静かでおすすめのルートです。(距離は長いです)
権現岳-キレット-赤岳 270m下って460m登ります。日帰りなら体力温存を!
      最初の下りの61段のゲンジー梯子は見た目ほどは怖くありません。
      キレット小屋からルンゼ状の岩稜登りはきついです、落石注意!
      天狗尾根ノ頭から赤岳までの岩稜は鎖、梯子有り、慎重に!

真教寺尾根 分岐から30分ほど鎖がこれでもかとあります、落石の危険や滑落の危険がいっぱ      い、このコースの中では一番気を遣い疲れました。

羽衣の池-遊歩道-天女山 細かいアップダウンと歩きやすい道、悪路などたくさんあります。
      最後にここは長く暑くて思い切りだれました。
      表示以上の距離があると思いますが・・
4時半すぎ駐車場を出発です。
看板の先の石垣部分が入り口です。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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7/13 10:29
4時半すぎ駐車場を出発です。
看板の先の石垣部分が入り口です。
10分ほどで天の河原、ベンチがあって眺望が良いですね。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10分ほどで天の河原、ベンチがあって眺望が良いですね。
朝日が当たって行く先の前三ツ頭と三ツ頭、権現がみえます。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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朝日が当たって行く先の前三ツ頭と三ツ頭、権現がみえます。
なかなか急登が始まらず1時間程歩いてから一気に登ります。途中こんな看板が、でもここまで来れば少し楽になりました。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
7/13 10:29
なかなか急登が始まらず1時間程歩いてから一気に登ります。途中こんな看板が、でもここまで来れば少し楽になりました。
見晴らしがきく尾根に出ました、あれが前三ツ頭かなと思いましたがまだ先です。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
7/13 10:29
見晴らしがきく尾根に出ました、あれが前三ツ頭かなと思いましたがまだ先です。
あの峰との合流が前三ツ頭です、南アルプスも最初は曇っていましたがようやく姿を見せてくれました。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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あの峰との合流が前三ツ頭です、南アルプスも最初は曇っていましたがようやく姿を見せてくれました。
シラビソの登山道を上ります、気持ちが良いです。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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シラビソの登山道を上ります、気持ちが良いです。
やっと前三ツ頭がみえました。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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やっと前三ツ頭がみえました。
シャクナゲが咲き出しています。ここからは稜線歩きです。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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シャクナゲが咲き出しています。ここからは稜線歩きです。
前三ツ頭から30分で三ツ頭です。
網笠山、奥に西岳、さらに向こうに御岳、乗鞍
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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前三ツ頭から30分で三ツ頭です。
網笠山、奥に西岳、さらに向こうに御岳、乗鞍
網笠の左向こうに中央アルプスです、雪がすっかり減りました。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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網笠の左向こうに中央アルプスです、雪がすっかり減りました。
振り返って富士山、雲上にぽっかり浮いています。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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振り返って富士山、雲上にぽっかり浮いています。
進行方向には尖った権現岳、右奥に阿弥陀、中岳、赤岳
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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進行方向には尖った権現岳、右奥に阿弥陀、中岳、赤岳
赤岳から東に延びる真教寺尾根、帰りはあそこを下ります、長そうだな。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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赤岳から東に延びる真教寺尾根、帰りはあそこを下ります、長そうだな。
権現岳が近づいてきました。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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権現岳が近づいてきました。
クモマナズナ
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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クモマナズナ
ミヤマキンバイが咲き出しました。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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ミヤマキンバイが咲き出しました。
登山口から3時間ほどで権現岳に到着です。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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登山口から3時間ほどで権現岳に到着です。
先ほどの尖った岩の向こうには富士山
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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先ほどの尖った岩の向こうには富士山
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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権現岳の岩場にイワベンケイ
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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権現岳の岩場にイワベンケイ
権現小屋、ギボシを下ってくる登山者
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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権現小屋、ギボシを下ってくる登山者
ヘルメットをかぶって気合いを入れてキレットを下り出します。
手前の山が旭岳、さきに見えている砂場がツルネです。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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ヘルメットをかぶって気合いを入れてキレットを下り出します。
手前の山が旭岳、さきに見えている砂場がツルネです。
梯子手前からギボシ
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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梯子手前からギボシ
これが噂の61段の梯子です。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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これが噂の61段の梯子です。
意外と怖くありませんでした。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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意外と怖くありませんでした。
下ってから旭岳を登ります。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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下ってから旭岳を登ります。
ツガザクラ
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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ツガザクラ
八ヶ岳のキレットから北アルプスの大キレットを望む。やっぱりあっちの方がスリルがありますよね。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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八ヶ岳のキレットから北アルプスの大キレットを望む。やっぱりあっちの方がスリルがありますよね。
コケモモ
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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コケモモ
旭岳の山頂を巻いて下ってコマクサ咲くツルネに向かいます。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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旭岳の山頂を巻いて下ってコマクサ咲くツルネに向かいます。
思った程多くはありませんでした。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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思った程多くはありませんでした。
でも可憐な花に癒やされますね。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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でも可憐な花に癒やされますね。
富士山は相変わらず雲に浮いています。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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富士山は相変わらず雲に浮いています。
キレット小屋近くまで下ってこれから登る赤岳、
あの尾根を登って・・・どこを登るんだ?
天狗尾根も険しいですね。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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キレット小屋近くまで下ってこれから登る赤岳、
あの尾根を登って・・・どこを登るんだ?
天狗尾根も険しいですね。
近くまで行って初めてこのルンゼを詰めるのですね。崩れ易い岩肌を登っていきます、まさに急登です。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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近くまで行って初めてこのルンゼを詰めるのですね。崩れ易い岩肌を登っていきます、まさに急登です。
天狗尾根にかかるあたりからチョウノスケソウがたくさん咲いていました。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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天狗尾根にかかるあたりからチョウノスケソウがたくさん咲いていました。
ミヤマシオガマ
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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ミヤマシオガマ
ハクサンイチゲ
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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ハクサンイチゲ
チョウノスケソウ、ミヤマシオガマ咲く赤岳南斜面、向こうは阿弥陀岳
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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チョウノスケソウ、ミヤマシオガマ咲く赤岳南斜面、向こうは阿弥陀岳
あの山頂の奥に赤岳、ここから鎖場、梯子の危険地帯です。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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あの山頂の奥に赤岳、ここから鎖場、梯子の危険地帯です。
タカネツメグサ
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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タカネツメグサ
6時間かかってようやく赤岳山頂、大変な混みようでした。
2014年07月13日 10:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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6時間かかってようやく赤岳山頂、大変な混みようでした。
帰りは赤岳直下の鎖場地獄の真教寺尾根を下って、何度も休憩して賽の河原まで降りてきて、すぐしたの売店でソフトクリームで休憩、でもまだ7キロ近く歩かなくちゃ行けません。
2014年07月13日 10:30撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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帰りは赤岳直下の鎖場地獄の真教寺尾根を下って、何度も休憩して賽の河原まで降りてきて、すぐしたの売店でソフトクリームで休憩、でもまだ7キロ近く歩かなくちゃ行けません。
やっと登山道が終わってこれから遊歩道、気楽に考えていたらこれが長くて結構きつい。
2014年07月13日 10:30撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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やっと登山道が終わってこれから遊歩道、気楽に考えていたらこれが長くて結構きつい。
途中の川辺で顔を洗ってさっぱり。
2014年07月13日 10:30撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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途中の川辺で顔を洗ってさっぱり。
牧場を横切って行きます。
2014年07月13日 10:30撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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牧場を横切って行きます。
奥に歩いたキレットが遠くに見えます。
あんなに下って登ったの?びっくりでした。
2014年07月13日 10:30撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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奥に歩いたキレットが遠くに見えます。
あんなに下って登ったの?びっくりでした。
いやになるくらい長い遊歩道を最後に登って帰ってきました。12時間の山行でした。
しかし赤岳からの下りがきつかった・・・。
2014年07月13日 10:30撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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7/13 10:30
いやになるくらい長い遊歩道を最後に登って帰ってきました。12時間の山行でした。
しかし赤岳からの下りがきつかった・・・。
撮影機器:

感想

思いがけず、梅雨の合間の久しぶりの好天に恵まれました。
なまった体に刺激をと思い八ヶ岳キレットに行ってきました。
まだ行っていないキレット、日帰り、出来たらピストンは避けたいと思っていました。
そうすると距離は長くなりますが、トレーニングがてらには最高の、
山梨側を起点に周回出来る天女山と真教寺尾根を結ぶコースです。
周り方は時計回りに決定、帰りの最後が遊歩道ならへばっても安心かなと思ったからです。

今回はいつもの3人に久しぶりの同行のW君、昨年はお休みして今年は復活です。
良く登っているようですが、今年は長丁場は未経験でちょっと本人も心配とのこと。
W君は真教寺尾根の下りで、少し膝を痛めたようですが、
それでもケアをしながら何とか無事周回出来ました。

しかし真教寺尾根の長い鎖場は、下りより登りの方が良かったかも。
前穂の重太郎新道よりもきつく、滑落のや落石の危険が大きい気がしました。
また全体的には先月の黒戸尾根日帰りと比較して、体力的には良い勝負かなと思いました。

ただ帰りの長いのは閉口させられました。赤岳から下りで10kmも有ります。
特に最後の遊歩道、羽衣の池からしばらくは整備された歩道ですが、
登ったり下ったり、大きく回り込んだり、泥道になったり、歩きにくい石道だったり、
方向もこれで良いのか? それにしても長すぎる。
また気温が高くよけにバテました、それだけに途中の沢水の冷たさに救われました。
遊歩道と言うより忍耐道でした、精神的に疲れました。
暗くなってからあの道は嫌ですね。(途中大きな鹿の白骨が放置されていました・・)

そんなわけで後半はだれた山行でしたが、前半は気分が高揚していて楽しかった。
権現岳から望むキレットの稜線は、本当ににわくわくしてきました。
ひやひやするような場所はありませんでしたが、
キレット小屋からの登りごたえは充分でした。
なによりも道沿いに咲き出した花々は種類も多く、
花のキレットと言ったほうが良いかもしれません。
そこから望む北アルプスや雲に浮かぶ富士山は、
梅雨間の空らしからぬ澄んだ青空に映えて綺麗でした。

天女山から権現岳までは誰にもあわず、静かで快適な山行でした。
それがキレットでは数人、赤岳では山頂は人混みで息が詰まりそうでした。
さすが赤岳、好天に恵まれたとは行っても人の多さにはびっくりしました。

帰りの牧場を横切る遊歩道から見た権現から赤岳までのキレット、
その高低差と、ぐるりと回ってきた距離に驚きました。
周回してきたコースが、ほとんど見渡せられたのは感動ものです。
しかしだからといってまた同じコースをたどりたいかと言えば、
今は勘弁してくださいとしか答えようがないのが実感です。

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