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Yamareco

記録ID: 4770794
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳・三宝山・武信白岩山

2022年10月08日(土) ~ 2022年10月09日(日)
 - 拍手
編集者Asanao その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:48
距離
16.5km
登り
1,364m
下り
1,384m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:41
休憩
0:32
合計
5:13
10:12
29
10:41
10:41
16
10:57
11:00
71
12:11
12:14
102
14:26
14:33
27
15:00
15:09
16
2日目
山行
4:44
休憩
0:59
合計
5:43
6:19
40
6:59
6:59
4
7:03
7:09
57
8:06
8:08
17
8:25
8:30
18
8:48
9:00
32
9:32
9:43
21
10:04
10:27
7
10:34
10:34
64
11:38
11:38
8
11:46
11:46
16
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上信越道経由、中部横断自動車道の八千穂高原IC下車。国道141号線で川上村方面へ。県道68号線で毛木平へ。毛木平駐車場利用。
コース状況/
危険箇所等
■ 3連休の初日。9時半到着ということで、毛木平駐車場が満車になっていることを覚悟していましたが、7割程度の埋まり具合でラッキーでした。百名山の割に、1泊2日の行程ですれ違ったハイカーもあまり多くはありませんでした。

■ 毛木平から千曲川源流へは、ひたすら渓流沿いを歩きます。前日・前々日が大雨だったためか、水量が豊富。姿を次々と変える渓流の風景に何度も足を止め、写真を撮ってしまいました。緑あふれる苔むした林間も美しかった。

■ 千曲川源流標から甲武信ヶ岳に続く稜線へは急登となりますが、30分弱で通過。日光男体山のひたすら続く上りに比べると、ずいぶんと楽に感じました。

■ 甲武信ヶ岳のピーク付近はガレ場あり。ソールの厚い登山靴をおすすめします。

■ 三宝山の山頂から、前に甲武信ヶ岳、後ろに富士山というコンビネーションを眺めることができます。なお、三宝山(標高2,483m)は埼玉県の最高峰ですが、三宝山の名は埼玉県民の間でとても知名度が低いです。

■ 武信白岩山の山頂のルート前後は胸突き八丁の急登あり。すぐそばが崖になっている箇所があり、歩行に注意が必要です。ここ以外は2日間のコースを通じて、比較的穏やかでした。

■ 甲武信小屋のチャイ(500円)は冷えた身体に染みわたるおいしさ。また、十文字小屋のキノコうどん(700円)も、採れたてのキノコの香りが漂う薄味のダシが美味。ぜひとも!
その他周辺情報 JR小海線佐久海ノ口駅近くにある海ノ口温泉「ホテル和泉館」の大浴場は、日帰り利用可能(500円)。浴場の施設は古いですが「秘湯感」がありました。
朝10時前に毛木平駐車場に到着。三連休の初日ということで満車を覚悟していたが、到着すると7割程度の埋まり具合だった。
2022年10月08日 10:08撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 10:08
朝10時前に毛木平駐車場に到着。三連休の初日ということで満車を覚悟していたが、到着すると7割程度の埋まり具合だった。
10時10分に登山開始。ダケカンバの林間を歩く。普段歩き慣れた奥武蔵の密集した杉林とはまったく違った趣。
2022年10月08日 10:18撮影 by  iPhone 11, Apple
10/8 10:18
10時10分に登山開始。ダケカンバの林間を歩く。普段歩き慣れた奥武蔵の密集した杉林とはまったく違った趣。
千曲川の最上流に沿って緩やかな傾斜を上がっていく。
2022年10月08日 10:45撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 10:45
千曲川の最上流に沿って緩やかな傾斜を上がっていく。
土石流災害で亡くなった林業関係者の慰霊碑あり。
2022年10月08日 10:56撮影 by  iPhone 11, Apple
10/8 10:56
土石流災害で亡くなった林業関係者の慰霊碑あり。
ところどころ紅葉が始まっていた。10月下旬が見頃だろうか。
2022年10月08日 11:17撮影 by  iPhone 11, Apple
10/8 11:17
ところどころ紅葉が始まっていた。10月下旬が見頃だろうか。
天気予報は曇天。日の光が差して青空が見えて心が晴れたが、ほんの一瞬だった。
2022年10月08日 11:26撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 11:26
天気予報は曇天。日の光が差して青空が見えて心が晴れたが、ほんの一瞬だった。
所々に道案内の標識にあり。足を踏み入れてはいけない箇所にはしっかりバツマークが書かれており、道迷いの不安はなかった。
2022年10月08日 11:35撮影 by  iPhone 11, Apple
10/8 11:35
所々に道案内の標識にあり。足を踏み入れてはいけない箇所にはしっかりバツマークが書かれており、道迷いの不安はなかった。
一昨日、昨日の大雨の影響なのか、たっぷりとした水量だった。
2022年10月08日 11:41撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 11:41
一昨日、昨日の大雨の影響なのか、たっぷりとした水量だった。
千曲川の源流近く、2つの支流の合流点。マイナスイオンをたっぷり浴びる。
2022年10月08日 11:54撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 11:54
千曲川の源流近く、2つの支流の合流点。マイナスイオンをたっぷり浴びる。
豊富な水量の渓流がさまざまに表情を変えるので、思わず何度も足を止めて写真を撮ってしまった。
2022年10月08日 12:13撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 12:13
豊富な水量の渓流がさまざまに表情を変えるので、思わず何度も足を止めて写真を撮ってしまった。
登山開始2時間。ナメ滝に到着。滑らかな岩肌を水が流れ落ちる10分ほど休憩。
2022年10月08日 12:17撮影 by  iPhone 11, Apple
10/8 12:17
登山開始2時間。ナメ滝に到着。滑らかな岩肌を水が流れ落ちる10分ほど休憩。
苔むした地面を湧水が流れ、ところどころ道を濡らしていた。
2022年10月08日 12:59撮影 by  iPhone 11, Apple
10/8 12:59
苔むした地面を湧水が流れ、ところどころ道を濡らしていた。
カエデの葉っぱは大ぶり。苔の緑とのコントラストが美しい。
2022年10月08日 13:41撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 13:41
カエデの葉っぱは大ぶり。苔の緑とのコントラストが美しい。
千曲川の水源地標に到着。10分ほど休憩。
2022年10月08日 13:57撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 13:57
千曲川の水源地標に到着。10分ほど休憩。
千曲川水源地標を超えると、ルートは稜線に向かって登山道の傾斜がきつくなる。
2022年10月08日 14:17撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 14:17
千曲川水源地標を超えると、ルートは稜線に向かって登山道の傾斜がきつくなる。
千曲川水源地標から30分ほど急登を上り、稜線に到着。右に向かうと国師ヶ岳、金峰山に続く。
2022年10月08日 14:28撮影 by  iPhone 11, Apple
10/8 14:28
千曲川水源地標から30分ほど急登を上り、稜線に到着。右に向かうと国師ヶ岳、金峰山に続く。
甲武信ヶ岳への稜線を歩く。心地よいダケカンバの林間の道。
2022年10月08日 14:31撮影 by  iPhone 11, Apple
10/8 14:31
甲武信ヶ岳への稜線を歩く。心地よいダケカンバの林間の道。
甲武信ヶ岳の山頂へのラスト。突然ガレ場になった。
2022年10月08日 14:49撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 14:49
甲武信ヶ岳の山頂へのラスト。突然ガレ場になった。
15時前に甲武信ヶ岳山頂に登頂。周囲はガス、眺望はゼロ。
2022年10月08日 14:54撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 14:54
15時前に甲武信ヶ岳山頂に登頂。周囲はガス、眺望はゼロ。
風は弱いものの立ち止まると寒く感じる。長袖シャツ2枚で登頂したが、ここで初めて防寒パーカーを着た。山頂は10分ほど滞在して立ち去った。
2022年10月08日 14:57撮影 by  iPhone 11, Apple
10/8 14:57
風は弱いものの立ち止まると寒く感じる。長袖シャツ2枚で登頂したが、ここで初めて防寒パーカーを着た。山頂は10分ほど滞在して立ち去った。
甲武信ヶ岳の山頂から下りて、15時半に甲武信小屋に到着。趣あるレトロな風情。昭和の登山を思い出す。
2022年10月08日 15:25撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 15:25
甲武信ヶ岳の山頂から下りて、15時半に甲武信小屋に到着。趣あるレトロな風情。昭和の登山を思い出す。
17時、夕食。カレーライス、大盛りをオーダー。
2022年10月08日 16:52撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 16:52
17時、夕食。カレーライス、大盛りをオーダー。
夕食後は消灯時間の20時まで、薪ストーブの前で友人とコーヒー片手におしゃべりをして過ごした。
2022年10月08日 17:20撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/8 17:20
夕食後は消灯時間の20時まで、薪ストーブの前で友人とコーヒー片手におしゃべりをして過ごした。
5時過ぎに起床。山小屋の前から見た雲海を照らす朝焼け。
2022年10月09日 05:37撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/9 5:37
5時過ぎに起床。山小屋の前から見た雲海を照らす朝焼け。
6時15分、甲武信小屋を出発。三宝山、十文字峠方面へ向かう。甲武信ヶ岳の山頂へは向かわず巻道を通った。
2022年10月09日 06:16撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/9 6:16
6時15分、甲武信小屋を出発。三宝山、十文字峠方面へ向かう。甲武信ヶ岳の山頂へは向かわず巻道を通った。
甲武信ヶ岳の頂上から三宝山方面に下りる道と合流。
2022年10月09日 06:31撮影 by  iPhone 11, Apple
10/9 6:31
甲武信ヶ岳の頂上から三宝山方面に下りる道と合流。
三宝山へは、ダケカンバと苔に囲まれた素晴らしい登山道が続く。
2022年10月09日 06:31撮影 by  iPhone 11, Apple
10/9 6:31
三宝山へは、ダケカンバと苔に囲まれた素晴らしい登山道が続く。
埼玉県の最高峰。三宝山(標高2,483m)の山頂から見た甲武信ヶ岳と富士山。
2022年10月09日 07:00撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/9 7:00
埼玉県の最高峰。三宝山(標高2,483m)の山頂から見た甲武信ヶ岳と富士山。
十文字峠に向かって北上を続ける。林の向こうに武信白岩山の山容が見える。
2022年10月09日 07:58撮影 by  iPhone 11, Apple
10/9 7:58
十文字峠に向かって北上を続ける。林の向こうに武信白岩山の山容が見える。
巨大な尻岩。岩の上にダケカンバが屹立する不思議な光景。
2022年10月09日 08:07撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/9 8:07
巨大な尻岩。岩の上にダケカンバが屹立する不思議な光景。
武信白岩山への登り。胸突き八丁。岩をつかみながら上がる。
2022年10月09日 08:21撮影 by  iPhone 11, Apple
10/9 8:21
武信白岩山への登り。胸突き八丁。岩をつかみながら上がる。
雁坂峠方面の眺め。雲海の上に笠取山が顔を出していた。
2022年10月09日 08:38撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/9 8:38
雁坂峠方面の眺め。雲海の上に笠取山が顔を出していた。
武信白岩山南峰のピーク。見るからに危険なので登攀は諦めた。
2022年10月09日 08:40撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/9 8:40
武信白岩山南峰のピーク。見るからに危険なので登攀は諦めた。
今回の山行最後のピーク、大山山頂(標高2,225m)に到着。一瞬青空になった。
2022年10月09日 09:34撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/9 9:34
今回の山行最後のピーク、大山山頂(標高2,225m)に到着。一瞬青空になった。
十文字峠の十文字小屋に到着。甲武信小屋と同じく、趣あるレトロな風情。
2022年10月09日 10:12撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/9 10:12
十文字峠の十文字小屋に到着。甲武信小屋と同じく、趣あるレトロな風情。
十文字小屋にて。甲武信小屋で強く勧められた「キノコうどん」(700円)を食べ得た。朝採れたばかりのキノコの味が染みて、確かにおいしかった。
2022年10月09日 10:14撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/9 10:14
十文字小屋にて。甲武信小屋で強く勧められた「キノコうどん」(700円)を食べ得た。朝採れたばかりのキノコの味が染みて、確かにおいしかった。
十文字峠から毛木平へはひたすら下り。渓流の姿が美しい毛木平から千曲川源流に向かうルートに比べると「普通の山道」に見えた。
2022年10月09日 11:07撮影 by  iPhone 11, Apple
10/9 11:07
十文字峠から毛木平へはひたすら下り。渓流の姿が美しい毛木平から千曲川源流に向かうルートに比べると「普通の山道」に見えた。
一里観音菩薩に到着。手を合わせる。ヤマレコの地図には「五里観音」と示されている。
2022年10月09日 11:45撮影 by  iPhone 11, Apple
10/9 11:45
一里観音菩薩に到着。手を合わせる。ヤマレコの地図には「五里観音」と示されている。
毛木平近くまで下山。傾斜がとても緩やかになった。
2022年10月09日 11:51撮影 by  iPhone 11, Apple
10/9 11:51
毛木平近くまで下山。傾斜がとても緩やかになった。
正午に毛木平駐車場に下山。この後、2時間ほどして雨が降り出した。早めに下山して正解だった。
2022年10月09日 12:01撮影 by  iPhone 11, Apple
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10/9 12:01
正午に毛木平駐車場に下山。この後、2時間ほどして雨が降り出した。早めに下山して正解だった。

感想

毛木平から千曲川源流標を経て甲武信ヶ岳へ、甲武信ヶ岳から稜線沿いに三宝山・武信白岩山・大山・十文字峠を歩いて毛木平へ。友人と2人、スタンダードなルートを1泊2日で歩きました。いつもはもう少し長い距離を快足で歩くのですが、今回は美しい渓流の風景に何度も足を止めて、ゆるい登山を楽しみました。登山そのものは疲れなかったけど、帰りの上信越道と関越道の渋滞でぐったり。

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訪問者数:323人

コメント

雰囲気や景観を楽しめた満足の山行でした。
2日間どうも有難うございました。
きのこうどんは美味しかった!!🍄
2022/10/11 7:20
shikashikaさん こちらこそ。次回は魔の三国山へ!
2022/10/11 16:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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毛木平から甲武信ヶ岳、十文字峠周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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