記録ID: 4774606
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無雪期ピークハント/縦走
道東・知床
斜里岳 旧道→新道コース周回
2022年10月09日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:09
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 996m
- 下り
- 994m
コースタイム
天候 | 晴れ☀️ 山頂部は10時頃から時々ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
清岳荘-(レンタカー)→女満別20:05-(AIR)→22:05羽田 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【清岳荘〜下二股】 ・登山口から5分ほどで林道に合流 ・林道を10分ほど歩いてから本格的登山の始まり ・下二股までは渡渉の連続(15回くらいかな) ・岩には水酸化鉄が付着していて苔が生えてないので、あまりすべらない 【旧道コース】 ・相変わらず渡渉の連続だが、勾配が急になり、滝も出てくる ・滝は水流を避けて脇を登ることが多く、最上部で水量が減る滑滝部は直登 ・見晴ノ滝は右岸を巻く。また1か所だけ左岸にロープが設置されてた ・すべりにくい岩だが、この日は上の方で凍結してた(チェーンスパイク必須) ・なので、これからの時期は下りに旧道コースを使わない方が良いと思う 【上二股〜斜里岳山頂】 ・上二股からしばらく登ると再び沢が分岐し、右岸側の涸れ沢から積雪状態 ・胸突き八丁付近はダケカンバ林(一部覆い被さる)で雪の積もった急登 ・鞍部付近から山頂まではハイマツ帯で、朝の時点で積雪10cmくらい 【新道コース】 ・上二股からしばらくは多少アップダウンのあるトラバース路 ・標高1250mピークから熊見峠間はハイマツ帯、相変わらず積雪あり ・熊見峠〜下二股間はかなり急こう配の下り、雪は標高1000m以下でなくなる |
その他周辺情報 | 【清岳荘】https://www.town.kiyosato.hokkaido.jp/kankou/shukuhakushisetsu/shukuhakushisetsu_007.html ・事前予約で宿泊(素泊)もできるらしく、トイレや洗い場、広い駐車場も完備 ・ただし今年は9/26で営業終了 【道の駅パパスランドさっつる】https://papasland-satturu.com/ ・清岳荘が9月末閉鎖で(トイレも閉鎖)、車で30分弱の道の駅が車中泊適地 ・レストランは11:00〜18:30ラストオーダー ・日帰り入浴は10:00〜20:30最終受付、入浴料450円、露天風呂や休憩所あり ・施設内トイレは21時閉鎖だが、駐車場脇に24hトイレあり(ウォシュレット) |
写真
撮影機器:
装備
備考 | 上にも書いたが、これからの時期に旧道コース行く場合はチェーンスパイク必須 |
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感想
好天予報の3日目(最終日)は斜里岳へ
前日夕方に雨が降りしきる中を清岳荘登山口まで下見に行ったが、「本当に明日は天気良くなるのだろうか」と不安になるほどの降り方だった。でも、パパスランドの風呂から上がったころには雨がやみ、夜中には満月が煌々と輝き、満天の星が広がっていた。
とはいえ、前日夜に見た天ナビでは晴天予報ではあるものの、11〜12時にかけて一時的に山頂が雲に覆われ見晴らしが悪いとのことだったので、なるべく早く山頂に立つべく4時半ころに出発する予定を立てて寝た。
予定通り、道の駅を4時過ぎに出発し、4時半頃に清岳荘に一番乗りで到着。二番手の方の車が到着するのを見ながら、星空の暗い中を出発した。
渡渉を繰り返して下二股まではすんなり来たが、その後の旧道ルートは登山靴でも問題ないものの、完全な沢登りで滝も多く、地質調査をやっていた若いころを思い出した。
北海道に住んでいた昔に買った北海道新聞社編集の「北海道夏山ガイド 道東・道北・増毛の山やま」を読み返すと、旧道コースの滝は『名のあるものだけで八つあり、下から白糸、水簾、羽衣、万丈、七重、見晴、竜神、霊華・・・』らしい。とにかく、登り応えのあるルートだった。
滝登り区間を終えると、前日までに降った雪に覆われた白銀の稜線歩きとなり、タイミングのすばらしさに感謝しきりだった。
以前住んでいた札幌から遠いこともあり、古い火山の独立峰で面白みに欠けるものと勝手に思いこみ足が向かなかったが、複数の峰々を従える変化に富んだ山稜である斜里岳の魅力を、北海道を離れて20年後にようやく改めて実感できた。
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