初の餓鬼岳・燕岳。紅葉の丸山新道で雪雨濡テント激重縦走。
- GPS
- 34:54
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,749m
- 下り
- 2,293m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:08
- 山行
- 11:12
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 13:09
天候 | 8日曇り→雨 9日晴れ→曇り→雪・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
白沢登山道に車を駐車。合計で10台位はパラパラと置そうな場所あり。 帰り タクシー有明荘前から白沢登山道11500円位 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■白沢登山口〜最終水場 白沢沿を歩く斜度は緩い、沢沿いのトラバースで路面がウェットで滑りやすい場所もある。写真観ると怖そうに見えるが足場もしっかり整備されていて安心。ちょっと冒険コース。 ここの整備に力を入れてるから後の笹は酷いのかなと思うと仕方なしか? 最終水場は老朽化した橋が使えず、道が付け変わった所の沢の事。山と高原の地図で、「ベンチあり」との記載有るが、ベンチは無い。 ■最終水場〜大凪山 最終水場から大凪山までは急登できつい、笹がうるさい。草払い整備はしばらくされていない様子。 大凪山の頂上手前だけなぜか笹払いされている。なんで? ■大凪山〜餓鬼岳 大凪山から百曲りの入口までは、傾斜緩いが濡れた笹がイライラさせてくれた。 百曲りはつづら折れの道で、濡れた草がなきゃ快適であろう。 百曲りを登り切ると、餓鬼岳小屋。頂上はここから5分。近いので手ぶらで大丈夫。 ☆テント場は2分ほど離れたところにあり、トイレは小屋脇のを利用する必要がある。 ■餓鬼岳小屋〜東沢乗越 餓鬼岳小屋からすぐに岩の間を通る道。巨岩の近くは岩の周りを巻きながら進んでいく。 剣ズリが近づくと標高を200mほど下げながら、大きく迂回。巻き道の終わりから剣ズリを振り返ると、稜線の険しさから納得。 東沢岳も巻く感じで道が付けられ山頂はメイン登山道を外れて山頂に登る道を行く。 東沢岳から東沢乗越までの下りはこの山行中NO1の笹藪で下が見えず木の根が有り腹立ちポイントです。また粘土質で滑りやすい箇所があり、厄介。 前日雨だったのでレインパンツを着用。 ■東沢乗越〜燕岳〜燕山荘 東沢乗越からしばらくは笹藪がひどく、道が見えません。段々道が明瞭になります。標高差500mを上げるのできつい。 登り切ると稜線に出て快適に歩ける雪じゃなきゃ。ハイマツに隠れて不明瞭な所も有る。北燕岳の岩稜帯を巻くところなど所々アップダウン有る。 燕岳〜燕山荘までの道は緩い稜線で快適。燕岳から燕山荘手前にメガネ岩、イルカ岩が有る。 クソ天気で冬毛移行中の雷鳥さんに出会えたのが唯一の救いかしら。 ■燕山荘〜中房温泉 合戦尾根の道は良く、白沢〜餓鬼〜燕岳の道を考えると高速道路。さくさく歩ける。 段差、距離は有る。雨のヘッデン下山は惨め。第一ベンチ手前で怪我人と付き添いの方3名いてびっくりした。 |
その他周辺情報 | 餓鬼岳 テント場 1人2000円 水1L200円 下山後 大町駅前店 竹のや旅館 じゃらん今夜の宿検索でチェックイン1時間前に予約3人で13900円→Nのじゃらんポイント提供で−5000円=3人で8900円(ありがたや) |
写真
装備
個人装備 |
テムレス
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
『天気予報また外しやがった!ざっけんなヤ○○ン!!金返せ!
笹うぜーよ!くっそ根っこー!!水重めーよ!!』
と悪童槍夫氏の如く3人で行ったのに2人と離れ独り言で悪態をつく事からこの山行が始まった。
この山行は7月の富士山駅から富士山→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4470427.html
8月の甲武信岳釜ノ沢
→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4621741.html
のメンバー3人で行く第三弾で当初2泊3日の白沢登山口から入り餓鬼岳、唐沢岳、燕岳、大天井岳、一ノ沢に下山と言う壮大な計画だった。(最初から無理そうな気はしたが)
自分は燕岳にいまだに行っていなかった。理由はチャラいからと冗談で人には言っていたが普通に餓鬼岳と唐沢岳と表銀座を一緒に歩きたいと昔から思っていたからだ。だって合戦尾根ピストンとか絶対嫌だから。そんな事言っていたらあっという間に10年以上経ってしまったので今年は絶対行く!!と決めていたのだ。
今週も煮え切らない予報。毎回これだな面倒臭いと思いつつヤマ○ン予報で土日は降られる事は有るけど比較的大丈夫でも○気圧が予報より〜○○だと天気の崩れが早いとかまたどっちに転んでも大丈夫なような書き方がして有ったのが気になった。もはや占いか?
そして確か土曜日は安曇野側は雲がかりやすいが太陽マークもついていたんだがテン場まで雨で最低でした。
ザックカバーも死んでてビニールでパッキングしていたがその外に有った薄手のフリースがビショ濡れで、長袖が寝る用の厚いフリースとレインウェアしか無くだいぶ不便になってしまった。
金曜は仕事が21時半までだったので着いたのは夜中、寝ないと行動出来ないので朝の出発時間も遅く、登る時間も弱いのでビールと水担いだら牛歩で遅いし天気も悪く、この日の唐沢岳は行けず翌日暗い内に出て唐沢岳目指そうと思ったが絶対無理だなと今回行くのを諦めた。(また来るのか餓鬼岳…、記憶が薄まったら軽い荷物で中房川から行こ。)
雨でびしょ濡れになり餓鬼岳小屋前で明日は燕山荘に泊まるか合戦尾根でそのまま降りようと即決したのでした。
二日目の丸山新道がまた長かった。荷物は重いし全然進まず、肩痛いから休憩も多めになり燕山荘に15時着、中房温泉に18:45でした。
そもそもテント場7時発じゃ遅いんだけどね。
燕山荘の人にもタクシー会社の人にもヘッデン有るのか心配されたが持ってないで行動不能になる人多いのかな?どんな山でもヘッデン(予備にもう一つか予備電池も!)は基本入れましょうね。俺の場合安定のヘッデン下山なんだが。
で下山して予約したタクシーに乗り白沢登山口に向かってる道中にNにじゃらんで宿を探してもらい大町駅前の宿泊となりました。
暖かい風呂に入りブルーシートを部屋に入れて濡れた装備を乾かしながらカレーうどん食って飲んで寝落ちして幸せでした。
秋の山大好きだがミゾレとか寒いのは勘弁だな湿って無い雪のがマシと思ったのでした。
今年は北アルプス3回しか行けなかったし年内はBC含め予定無いので最後かな。
北アルプス3山行=八峰キレット〜赤岩尾根、大滝山〜鍋冠山、白沢登山道〜丸山新道とマニアックな未踏路道を歩けて良かった。
来年の北アルプスは遠いけど富山、岐阜、新潟の未踏地や、針ノ木サーキット、針ノ木谷〜北葛岳〜烏帽子、燕岳〜常念、などにも行きたいなと思うのでした。
山登り1ヶ月半振りのNはよく歩き通したなと思う。連れてってなんだけど。筋肉痛大丈夫かな?
毎週山行ってるにの自分とKは筋肉痛になりました。
翌週末は仕事だよ。だる〜!
中央線から見える山110、ヤマレコ30選コンプリート
おめでとうございます!
誰もが行く燕岳、お初とは驚きました〜。
tanamari
コメントありがとうございます。
訂正です。中央線109座でしたヤマレコ30選いつまでも終わらなかったので良かったです!
ある程度山やってる人に燕岳はまだ未踏と言うと凄く驚かれてましたが、これでやっと中級者になった気分です!
kr
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