遥かなるオプタテシケ山 お花畑は最盛期♪
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- GPS
- 09:50
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,523m
- 下り
- 1,523m
コースタイム
07:00美瑛富士避難小屋07:15
08:15ベベツ岳山頂
09:20オプタテシケ山山頂09:35
11:20美瑛富士避難小屋
13:50登山口
歩行時間9時間20分
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道237号線を約76km北上し 信号「美馬牛」で右折、 県道824号線、966号線で白金温泉を目指します 温泉を通り過ぎて約1km進むと 右側に鍵のかかった涸沢林道のゲートが見えます 事前に森林管理署美瑛事務所に問い合わせ、 教えて頂いた番号で鍵を開け 登山口横の駐車場に入りました |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から美瑛富士避難小屋までが長い距離です 特に危険箇所はありませんが 天然庭園付近、大岩の隙間の落とし穴に注意です 石垣山を巻いて過ぎる辺りから稜線歩きになります お花畑の最盛期で、見事な花の競演が楽しめ、夢のようです 長く続く岩場には黄ペンキで道が示されていますが ベベツ岳からオプタテシケに向かう時に下った岩場はペンキが薄く、 視界の悪い時には、ペンキを確認しながら 通過した方が良いと思いました 山頂への最後の岩場の登りは西側を行くのですが 一箇所間違えて東に大岩を廻り込み、引き返しました 注意してください 晴れていたら周辺の山々の大展望が続く素晴らしいコースだと思います |
写真
感想
実行するにあたって美瑛富士避難小屋に一泊して登るか、
日帰りにするかを、本当に出かける直前まで随分迷いました。
前日登った樽前山は、どうしても風不死岳と一緒に登りたくて
周回コースにし、早朝発でもその分時間が多めになりました。
その上に、白金温泉迄の移動時間もみなくてはならず、
そうすると、やはり日帰りにするしかないと結論。
はたして、コースタイムはどれくらいかかるのか?
記録を読んでも、人によってまちまちで今一はっきりしません。
東苫小牧発17:30の新潟行きのフェリーに乗船したくて、
出来る限り早朝スタートと決め、駐車場でテント泊。
四時出発でも既に足元は十分明るくなっていました。
登山口の案内板を写真を撮ろうとしてデジカメの電池切れに気付き、
入れておいた筈の予備バッテリーを探しましたが、見つかりません。
なんということ!毎回ドジなkyom4なのですが、
またしても大事な場面で大失敗をやらかしてしまいました。
仕方なく、憧れのオプタテシケを携帯写真で残す羽目に。
今でも悔しくて悲しくて残念ですが…
登山口から美瑛富士避難小屋までの緩やかな道が
とてつもなく長く感じたのは、気のせいでしょうか?
逆に石垣山を越えて、オプタテシケ山に至る岩稜歩きは
絶えず吹き過ぎる雲の中、まるで雲と一緒に彷徨う夢心地、
時間の長さも、時が過ぎる焦りもすっかり忘れておりました。
短い夏を、今を盛りと咲き誇る花々に、
ただただ目を奪われていたせいもあるのでしょうか。
様々に咲く花の中でも、一際目立つエゾツツジの真紅の花は、
これまで登った北海道の大変だった山々を思い起こさせます。
思わず「来年もここで鮮やかに咲いてね!見に来られないけど」
と花々に話しかけておりました。
エゾツツジの背丈はほんの10cmと短いですが、小灌木なのだそうです。
絶えず厳しい風を受けて生活する姿を思うといじらしくなります。
オプタテシケ山は、北海道の日本二百・三百名山を通じ最後に残った山。
一泊しないと困難な山と聞いておりましたし、
女一人で日帰りする計画もkyom4にとって北海道では初体験。
最後のオプタテシケをこうして一人で悩みながらも、
計画通りに無事に下山できて、ちょっぴり自信がつきました。
北海道での最も印象深い思い出になりそうです。
北海道の広さ、温泉、登山口までのアクセスの長さを思う時
ああ、またいつか北海道の山に戻って来たいなと思ってしまいます。
本州にはない魅力を沢山秘めた憧れの山々に
またいつか機会があったらお邪魔したいと思います。
それまで、さようなら。
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