白馬岳 さらば不帰〜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,680m
- 下り
- 1,658m
コースタイム
7/19 5:40白馬山荘-6:50大雪渓-8:15白馬尻小屋-8:54猿倉
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:猿倉(バス)-白馬八方(高速バス)-新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
連日の雨で雪渓は固く締まっている。軽アイゼン要。 危険個所は特になし。 白馬八方バス停より徒歩15分程のみみずくの湯に行きました。露天風呂がナイスです。 |
写真
感想
去年から行きたいと思っていた不帰キレットへ向かうため、休みを取って木曜夜に出発しました。
猿倉山荘裏が登山口です。5分程で林道に出てほぼ平坦な道を行きます。林道が終わると登山道らしくなり、1時間程で白馬尻小屋に着きました。ここで雨脚が強まります。小屋から10分程の大雪渓入り口でアイゼンを装着し、大雪渓に踏み出しました。雪面には雪渓終了地点まで赤で印が付けられており、その上を進みます。「石が音もなく猛烈に落ちてきます」などのおどろおどろしい看板が随所に置いてありますが、それが脅しでないということは周囲に大小様々な石が転がっていることからわかりました。途中何かが滑り落ちてくる音がしたので「来たな!」と思って身構えて見ると、登山者が落としたペットボトルでした(笑)
前方はガスに包まれ雪渓の全容が見えないのがつらい。天気がよければなと何度も思いましたが、それでも謎めいた雰囲気は雨天時ならではだし、これはこれでいいかなと思うことにしました。
大雪渓も後半になるとバテ気味です。ようやく雪渓が終わると、雨のせいで小川のようになった道を上がっていきます。アイゼンの重みがとれた為か、ここは快調でした。小雪渓では山小屋のスタッフ?が道を作ってくれています。アイゼンいらないくらいですが、念のため着けて渡りました。村営頂上宿舎までは最後の急登。この頃には全身びしょ濡れでボロぞうきん状態です。今日は天狗山荘宿泊の予定でしたが、これは無理かな、キレットも雨だと通過が危ぶまれるしなと大分葛藤しました。宿舎を見送り白馬山荘に着くと、風も一段と強まっており、一旦山荘へ避難。バスの時間を見るとこのまま下山して猿倉から白馬へ帰れそう。気持ちが揺れたまま、とりあえず山頂に向かいます。白馬山頂は何と私一人でした。天気がこれなので明日登る方がほとんどなんでしょうね。しかし雨が直撃し顔が痛い。山荘まではフードで顔を覆わなければならないくらいでした。これで僅かに残っていた、不帰キレットや速攻下山の思いも一遍に消失w 白馬山荘に宿泊することにしました。
山荘では登山靴も含めすべて乾燥室行きです。しかし皆さんそうなので、翌日までに乾いたものは雨具ぐらいでした。
濡れて寒いので、食堂でカレーを頼んでしまいました。山小屋で食事を注文するのは初めてかも。ごちそうさまでした。山荘ではこのスカイプラザおすすめです! 山小屋にいるとは思えずどこかの高原リゾートのようで、ストーブもあるし暖かいです。
翌日、出発時は曇天ですが雨は上がっていました。昨日は景色を堪能するどころじゃなかったけど、今日は景色を眺めながらゆっくり下ります。しかし大雪渓半ばで雨がやって来ました。またか〜。登ってくる人は昨日より断然多く雪渓では皆さんやはりキツそうです。登りの時は急に感じましたが下りはそうでもなく、割とスイスイ行けました。白馬尻から先は、団体の登山者が多く、すれ違いに時間がかかりました。バスの時間があったので、林道はすごい急歩で下りました(笑)
天気が悪いのは覚悟していましたが、土砂降りとは思いませんでいた。誰かが言っていましたが、こんな雨にあったのは初めてだと。実は私、去年同時期に白山に行き、同じような土砂降りに遭っています。雨女は自分かも😣
不帰ノ嶮は絶対いつかリベンジしたいです。
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