光岳(池口登山口-池口岳経由・テン泊)
- GPS
- 34:21
- 距離
- 37.6km
- 登り
- 3,109m
- 下り
- 3,106m
コースタイム
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:43
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 8:33
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
GoogleMapで「池口岳登山口避難小屋」で指定するとそれっぽいところまで行くが、ラストの砂利道は地図にないのでたどり着けない。 砂利道に入ってからもとにかく上へ上へと登っていくとそのうち登山口に到着する。避難小屋はその先100mくらいのところにある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆池口岳登山口〜黒薙 ・斜度も緩くてフカフカでめちゃくちゃ歩きやすい登山道。 ・落葉松やカエデの紅葉も素晴らしい。 ◆黒薙〜池口岳(ジャンクションピーク) ・軽くアップダウンがあるが大したことはない。 ・ジャンクションピーク直前の岩場が少し急登。 ・途中ヤスデが大発生している。多足類恐怖症の方は行かない方がいいかも。 ・ザラ薙にはテン場もある。 ◆池口岳〜光岳 ・アップダウンはそれなりにあるが雰囲気の良い森歩きとなる。 ・途中水場が二か所あるがかなり下の沢まで降りる必要があるっぽい。(行ってはいない) ・鹿の平の雰囲気が最高。このルートの見どころだと思っている。 ・加加森山のピークは北西に5分ほど入ったところにある。 ・2381ピークから光岳までの区間は踏み跡が薄いのでルートファインディングが若干難しい。GPS必携。 ・光岳の山頂は狭い。 ◆光岳小屋 ・テン場は上下2か所で快適に張れるのは上下それぞれ5張りずつくらい。それより多くなるとギューギュー詰めになる。この日は全部で6張りだった。ひとり1500円。 ・ちなみに小屋は店員14名。夕食はおいしいカレーだったらしい。ベッドでめっちゃ快適に寝られそうだった。 ・使用済みトイレットペーパーは持ち帰り。 ・水場は小屋の下にある沢まで往復20分。水量は豊富。 ◆百俣沢の頭 ・散歩がてらいってみた。光小屋から往復1.5時間くらい。 ・ハイマツの南限がある。 ・ここから見る光石が素晴らしい。 |
写真
感想
そろそろ紅葉も徐々に降りてきて1500mあたりが良い感じに染まってきている。
白山周辺ならホワイトロードあたりが良さそうだが今回は遠く南アルプスの光岳まで遠征に行った。
登山グループ「MC-TOKYO」(マウンテン倶楽部東京・・・2年前に勝手に命名)のMさんが光岳で百名山完登ということでお祝い登山が目的だ。
3年前は芝沢ゲートから聖、茶臼、光岳、池口をビッグに周回したが、今回はシンプルに池口から光岳までピストンしてこよう。
MC東京のメンバーが芝沢ゲートから登るらしいので2日目は一緒に池口に下りて芝沢ゲートまで送ってあげよう。
石川から池口の登山口までは5時間以上かかるので金曜日に仕事を終えたらそのまま直行。夜中24時に到着して3時間ほど車中泊して3時半にスタートした。テン場争奪戦になったら困るので睡眠時間を犠牲にして早出する作戦をとった。
池口のルートを登りで使うのは初めて。暗闇の中何度か鹿の光る眼を見たが女性が泣き叫ぶような鳴き声はあまり深夜に聴きたくない。北陸にはあまり鹿はいないので慣れた深夜山行だがちょっと異質な感じがした。
池口岳のピークは翌日にお預け、とりあえずサクサク登って光岳小屋に7時間半ほどで到着した。まだ11時、テン場はガラガラ。一番乗りだった。
受付してテント設営。MC東京のメンバーはまだ来ていないみたい。さて夜まで暇すぎるな。百俣沢の頭というのが近くにあるので散歩しにいくことにした。
基本的には地味な樹林帯歩きだが途中2542ピークの辺りで展望が開けて素晴らしい眺望を提供してくれた。
なにより光石と光岳を横から見られるのがいい。光岳は易老岳から登るだけだと森の延長線上にあるので全くピークに登った感がない。だがこうやって別のピークから眺めるとどっしりとした山容が確認できて「百名山の名に相応しい山」であることが認識できる。
光石も同様。ただ登るだけではタダのいわだが横から見ると山に光るアクセサリーのようで光岳の価値を高めてくれているように感じられる。
小屋に戻ってもまだ13時半。今度は反対方向のイザルガ岳へ。ここも禿山で眺望が良い。が、ちょうど自分が到着した頃にはガスガスになってしまった。ガス男としてのアビリティ発動。
イザルガ岳のちょい下に水場があるのでついでに寄ってこよう、と向かうとちょうどMC東京のメンバーが芝沢から登ってきた。
一緒に小屋まで歩いて一休み。その後Mさんの百名山完登イベント?で再度光岳の山頂へGO。
仲間がちゃんと横断幕を用意してくれていて一緒にお祝いさせてもらった。おめでとうございました。
その後皆さんは小屋泊まりということで宴会開始。自分は少しだけお付き合いさせてもらってからテントに戻って早めにに就寝。前日3時間睡眠だしね。8時間ほどしっかりぐっすり眠ることができた。
翌朝はメンバーのうちMさん、S君の二人が池口に下りたいというので3人で行動開始。
三度目の光岳を通って池口岳へ。Mさんは百名山を完登するほど毎週のように山に登っているがバリルートはあまり登らないらしくルーファイを楽しんで?いた。S君も普段は稜線歩きが好きらしいが池口の素晴らしき原生林がすっかり気に入ったらしく所々立ち止まっては無心に写真を撮っていた。
スタートしてから8時間半で登山口に到着。登りは7時間半だったので下りの方が余計に時間がかかった。ワイワイ写真を撮りながらなのでひとりで黙々と登るより時間はかかるがたまにはこういう山行も新鮮で楽しい。
Mさんにとって一生に一度の百名山完登の瞬間に立ち会うことができて光栄でした。
自分の百名山は残り5座だが…草津白根山はいつまで通行止めのままなのだろうか?噴火警戒レベルは1なのに…草津町のみなさん、嬬恋村のみなさん、なんとか開通お願いします!
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