三嶺山 ツーレポ&ヤマレコ
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 788m
- 下り
- 1,012m
コースタイム
08:04 ダケモミの丘
08:48〜09:59 三嶺山頂
10:07 三嶺小屋
10:27 ダケモミの丘
10:56 林道途中の登山口
11:20 名頃駐車場
天候 | 曇り、雷雨注意報あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
当日大気が不安定ということで、雷雨に注意と予報が出ていたため、名頃駐車場から歩かずに 林道途中の登山口から歩き始めた。そこには尾根の道を歩けと書かれていたが、 結局、尾根の道がわからないまま旧道を登ってしまった。ただ、一部が崩壊していただけで、 問題の無い道だったが、本当はいけないのだろう。北海道なら全く問題の無い道であったが、 地元の自治体からすれば、より安全を意識してしまうのだと思う。 |
写真
感想
Norioさんのヤマレコを読んでいて、若い頃僕もツーリングの途中に、山に登ったことを思い出した。ということで、四国の三嶺に登る事にした。
三嶺は西熊の林道を走ったときに、見上げた稜線の美しさが印象に残っている。いつか登ってみたいと思いながら、すでに20年が経過していた。剣山スーパー林道も走ったな、なんて思い出すと懐かしい。
18日、徳島から走り始める。山に登ってから、香川をツーリングするか、香川をツーリングしてから山に登るか?結局天気予報をみて、土曜日の方が天気が良さそうなので、まず香川を走ることに。先ずは徳島城跡に寄る。通勤時間だけに高校生のチャリが一杯だ。その後北上して勝瑞城跡へ。ここから峠を越えて香川に入っていく。讃岐白鳥まで来たときに、ここに住んでいる知人に電話してみた。電話に出た。一目会って、美味しいうどん屋さんを教えてもらう。R377、R193を抜け山越うどんへ。教えられたとおり、かまたまを食す。夏の暑い中吹き出る汗が止まらない。
それから引き返すように高松へ。高松城跡に寄って、丸亀を目指す。丸亀城跡へ。ここはぜひ登らねば、知っている人は知っているのだが、現存天守12城の一つなのだ。現存天守とは江戸時代から現存している天守の事。昔来たときには入れなかったので、今回は絶対に入ろうと思っていた。地元の中学生が部活の練習で急坂を走っていく。こちらはこの暑さに、参りながら歩いているというのに。
丸亀を離れ、多度津に向かう。海岸寺、津島神社と瀬戸内の風景を楽しみながら、バイクを走らせていく。やがて紫雲出山を見送ると、琴弾公園だ。30年前に来た銭型を見に行こう。記憶の中の銭型と変わらずに迎えてくれた。さあ後は川之江城跡だ。そして、バイクは今日のお宿、大歩危温泉を目指して走っていく。
19日、今日は大気が不安定で雷雨があるという。出発は5:30 名頃を目指して走っていく。かずら橋を過ぎると道は狭くなっていく。これでも昔に比べればマシになったと思いながら、ようやく名頃の駐車場についた。
駐車場には一台の車が停まっていて、山登りの用意をしていた。挨拶して話していると岐阜から、四国の山に遠征に来たらしい。ここでお互いに、この日の天気が気になることを話し合った。結局岐阜の方たち3人は、車で林道を登り、途中から歩けば、少しでも早く山頂に立てるだろうということで、用意を始めた。普段なら下から歩くのだが、今日は雷雨の前に登りたいので、僕も同乗させてもらう事にした。バイクは駐車場に置いていく。
車で10分程度、林道横が広い駐車スペースに出た。そこに登山口の案内があり、この場所から登る事に決めた。ただ案内の横に、この登山道は通行禁止と書かれている。尾根道を歩いてくださいと書かれているのだが、尾根道が分からない。結局話し合って、道が荒れていると言うだけなら、登れるだろうということで、4人で登りはじめる。
直ぐに先に行ってくださいと言われ、そこからは一人で登り始めた。道は途中崩壊地があったぐらいで、何の問題も無く歩いていける。木々の中なので、気持ちよく歩いていける。最悪雷雨にあっても、これなら歩けそうだと思いながら、山頂までは降らないでと願いながら歩いた。
35分後尾根沿いに出る。ここで尾根道と合流した。尾根に出ると軽い登りの道で、気持ちよく歩いて行く。鹿の食害から木を守るネットがかけられた木々を見ながら、ダケモミの丘を過ぎ、少し斜度が増すと、消えそうな字で書かれた標高1600メートルの標識があった。あと200メートルあまりか、このまま休憩無しで登れそうだ。
一瞬左側が開けて高ノ瀬が見え始めた。さらに登っていくと左側が完全に開けた所に出る。振り返ると剣が見えた。昔、ツーリングの途中登った、剣山から伸びる笹原の道が思い出された。あそこを歩いてみたい。そう思って何年経っただろう。いつかは剣から天狗塚まで縦走してみたいと思う。そんなことを考えながら、ザレた所を慎重に歩く。やがて笹原の道に出た。鹿避けネットが張られた横を歩きながら。白髭山の山頂も綺麗な笹原だった事を思いだしながら、懐かしく見つめていた。
急登を登りきると池に出る。後は一息で山頂だった。雨も降らずに良かった。目の前に広がる素晴らしい風景を堪能した。剣山から続くこの稜線の美しいこと。笹原広がる道は、どこまでも歩けそうな錯覚さえ覚えてしまう。嬉しくなって何枚も写真を撮った。よく見れば遠くに石鎚も見えている。一息ついておにぎりを頬張った。
30分ほどして降りようと思ったら、ヒュッテの分岐に岐阜の方たちが登ってきたのが見えた。せっかくなので待ってみることに。3人が到着されて記念写真を撮ってあげる。そして休憩後4人で下山し始めた。しかし直ぐに先に行かせてもらうことに。ヒュッテに寄って中を確認。4人の若者が食事をしていた。彼らは縦走するらしい。
後は来た道を降りるだけ、1時間もかからずに登山口に着いた。林道を歩いて名頃の駐車場に。セローが見えた。荷物を整え出発だ。見ノ越には、多くの車と登山客が居た。流石に100名山。ここからR439で徳島に出たいのだが、途中完全通行止めのために、R438で貞光へ。四国らしい綺麗な清流を眺めながら、降りていく。
見ノ越あたりだと、バイクで走るのは寒かったが、降りるにつれ暑さが忍び寄ってくる。35度の表示に気が遠くなりそう。走りながらこの暑さにバテそうだった。でも無事に帰れそうだ。ツーリングと登山。その楽しさを思い出した。結局雨にも見舞われず徳島に着いた。Norioさんのヤマレコを読んで、楽しみの一つを思い出しました。
この場を借りてありがとう。
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