那須岳(朝日岳・隠居倉)


- GPS
- 06:00
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 793m
- 下り
- 776m
コースタイム
天候 | 1日目 曇と霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
●登山
準備を整え6時に出発した。慣れた道で晴天の尾根を軽快に歩くが、峠の茶屋跡の中間地点を過ぎた辺りから、裾野方向からガスが上がってきた。峰の茶屋に着くことにはガスに追いつかれた。峰の茶屋で少し休憩し、途切れ途切れのガスを避けて茶臼や朝日岳の景色を堪能する。この時姥が平方向はガスでほとんど見えない。
天気が良い内にとそそくさと出発する。朝日岳方向は2組のグループがいるが、ほとんどガラガラ状態である。朝日岳の肩までは、天気ももち気持ちのいいトレースである。
肩に着くと、どうも茶臼方向がガスで全然見えない。
回復することを期待して、二人で山頂に向かう。ikuは肩で待機である。山頂まではすぐに着くが、待望の茶臼はまったく見えない。反対方向はガスの合間に見ることができる。しばらく待ったが、諦めて下山した。
肩からは、熊見曽根に向かって歩く。熊見曽根からは左に折れて、隠居倉に向かっての未踏の尾根歩きである。
清水平・三本槍方向はガスも切れ切れであるが、行く手はガスが立ち込めている・・・。午前中晴れの天気予報に期待して、進む。
隠居倉までは、草に覆われた登山道を進む。昨夜の雨のせいか草の露でズボンがドロドロになる。尾根は結構狭く、時々左の路肩が崩れて落ちそうになる。と言っても草木があるので高度感は少ないが。
隠居倉手前はかなりの登りである。目の前に見える倉は立ちはだかって見える。ドロドロになって山頂に立つと3人の先客が休憩していた。
山頂は霧のなかで展望はない。これ以降は下がる一方なのでここでお結びを食べる。天気が良ければかなりの景色が期待できるので残念である・・・
天気は悪化気味で、このまま戻る事も考えたが、進む方向は尾根歩きで雷が怖いし時間的にそれほど変わらないのと、進む方向には小屋もありロープウェイと言うエスケープもあるので、進むことにした。
今回の目的の一つ三斗小屋に向かって下降してゆくが、天気は霧になり悪化方向である。林の中の道を下降していく。結構だらだら長い道であるが、温泉源泉・温泉神社を通り、三斗小屋にたどり着く。雨は降らないが、湿度100%状態で不快である。
小屋は、大正時代の建物のようで不気味で汚そう。ikuは「トイレお断り」の看板で「ここには泊まらない」とご立腹である。HPでは、大黒屋のがいいとの事だが、煙草屋と大差は分からない。
小屋から沼原分岐・避難小屋までは整備された林道歩きである。
沼原分岐で、避難小屋・峰の茶屋に行くか、姥が平に行くか迷ったが、天気は悪く茶臼が見えない状態なので、shortcutすることにした。
結局峰の茶屋まで、雨は降らないまでもガスの中の山行であった。
峰の茶屋に着くと、さすがに夏休みとばかり、軽装の家族連れや学生グループで賑わっている。こんな時、登山の出で立ちは優越感である。峠を越えると天気は回復して、ガスが時折湧くが朝日岳も茶臼岳も見えている。
大気が不安定だと難しいものである。
峠の茶屋までは、いつものペースで下山する。
下山するとPAには50%ぐらいの車が入っている。予想外に空いている感じである。
朝日岳山頂で一緒になった男性に聞くと、あの後、三本槍と茶臼に登ったとのこと、早足である。
この時、PAから朝日岳はガスの中であった。
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