ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 480993
全員に公開
沢登り
甲信越

恵那山 本谷川支流弓ノ又川〜島の谷川

2014年07月20日(日) ~ 2014年07月21日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
14:23
距離
19.3km
登り
1,975m
下り
1,979m

コースタイム

1日目
8:15駐車地-9:20波線ルートの堰堤を越えた所-9:35 15m滝-13:05 15m滝上-13:40 20m滝-16:00 宿泊地1520m
2日目
7:35出発-9:30三角点付近(1805.7島の谷)-11:00高野谷下降点-13:40林道-13:50自転車デポ地〜14:00駐車地
天候 1日目:晴れのち雨…
2日目:早朝まで雨 日中晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道園原ICで降りて南に向かう(アプローチ良好)
高野谷の林道を行けるところまで行って自転車をデポ
弓の又キャンプ場付近に駐車
コース状況/
危険箇所等
弓ノ又川 ポイントは3つ
1.15M滝は直登可能だが上部がきわどく、最終的には四つん這いで滝裏をくぐって反対側に抜ける必要があった。(ザックを背負っていると水圧で吹き飛ばされそうなので空身突破した。)

2.20M滝は左岸を巻くが枝が細くて難儀したし、その次の6M直瀑も左岸を巻くが落ち口の高さまでがちょっと悪い。(なお20M滝は最上部が難しそう、水量が少なければ流芯突破かなぁ)

3.三角点までの後半の読図。枝沢が多く迷いやすいのと、等高線に現れない起伏+笹で見通しが悪い為さらに迷いやすい。


島の谷川(高野谷)
下降にロープは使用しなかったが、谷が広がる直前の3連瀑はクライムダウンするのはちょっとだけイヤらしい(シャワー気味になる。)
高野谷(島谷川)に自転車デポ後、弓ノ又キャンプ場手前に駐車してスタート。
32Lザックパンパンです。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
高野谷(島谷川)に自転車デポ後、弓ノ又キャンプ場手前に駐車してスタート。
32Lザックパンパンです。
本谷川に左から弓ノ又川が流入してきます。
水量は普通かな
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
本谷川に左から弓ノ又川が流入してきます。
水量は普通かな
キャンプ場はにぎわっていました。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
キャンプ場はにぎわっていました。
キャンプ場横から林道を行きます。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
キャンプ場横から林道を行きます。
舗装路を経て点線ルートに進入。
堰堤を巻きます。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
7/21 20:47
舗装路を経て点線ルートに進入。
堰堤を巻きます。
堰堤の上
問題なく進む
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
堰堤の上
問題なく進む
左岸破線ルートは薄い。
後半は崩壊しているが問題ない。
奥の堰堤を巻きます。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
左岸破線ルートは薄い。
後半は崩壊しているが問題ない。
奥の堰堤を巻きます。
さてここから本格的な遡行開始です。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
さてここから本格的な遡行開始です。
魚影は全く見なかった。
堰堤より上にはいないのかな
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
魚影は全く見なかった。
堰堤より上にはいないのかな
割とすぐ15M滝が登場。
こいつを攻略する!!
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
3
7/21 20:47
割とすぐ15M滝が登場。
こいつを攻略する!!
YATTARUDE-のY(笑)
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
3
7/21 20:47
YATTARUDE-のY(笑)
中段まで行ってからアンカー構築
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
中段まで行ってからアンカー構築
上部まで来たら垂壁やんけ…
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
上部まで来たら垂壁やんけ…
滝裏に活路を見出す
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
滝裏に活路を見出す
この水圧 いけるか…
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
この水圧 いけるか…
ザックに水圧が加わって弾き飛ばされそうになる。
ザックはデポして空身で潜り抜けて落ち口をつかんで這い上がった
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
ザックに水圧が加わって弾き飛ばされそうになる。
ザックはデポして空身で潜り抜けて落ち口をつかんで這い上がった
支点とザック回収の為アンカー構築して懸垂
実は登り返しが一番きつかった。
練習+15M滝を攻略するのに三時間半 もうクタクタでした
(60cmのダイニーマ落としたみたいだし…)
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
支点とザック回収の為アンカー構築して懸垂
実は登り返しが一番きつかった。
練習+15M滝を攻略するのに三時間半 もうクタクタでした
(60cmのダイニーマ落としたみたいだし…)
疲れたので滝上で宿泊して下降しようと本気で思ってたが、やっぱり進むことにした。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
疲れたので滝上で宿泊して下降しようと本気で思ってたが、やっぱり進むことにした。
基本的にはこんな雰囲気で特にポイントは無い
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
基本的にはこんな雰囲気で特にポイントは無い
なにやら大滝が見えてきた…
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
なにやら大滝が見えてきた…
20M
最上段が見た目悪いので巻くことにした。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
20M
最上段が見た目悪いので巻くことにした。
水量が少なければ行けそうなんだけど
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
3
7/21 20:47
水量が少なければ行けそうなんだけど
巻いて滝上に出たらすぐに6M
全く無理なので巻いて落ち口に出た。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
4
7/21 20:47
巻いて滝上に出たらすぐに6M
全く無理なので巻いて落ち口に出た。
小ゴルジュっぽかったけど全く問題ないです。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
3
7/21 20:47
小ゴルジュっぽかったけど全く問題ないです。
晴れ間が見えたのになぜか天気雨となる。
その後は降ったりやんだり
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
晴れ間が見えたのになぜか天気雨となる。
その後は降ったりやんだり
細かい分岐が増えてきました。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
7/21 20:47
細かい分岐が増えてきました。
1520M付近で16:00となったのでここまでとする。やることが多く忙しい上に雨が降ってきてテンションダダ下がり…
最も残念なのが薪が濡れてて着火剤でも火がつかずに薪を拾っただけで焚火ができなかったこと…
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
1520M付近で16:00となったのでここまでとする。やることが多く忙しい上に雨が降ってきてテンションダダ下がり…
最も残念なのが薪が濡れてて着火剤でも火がつかずに薪を拾っただけで焚火ができなかったこと…
5時くらいまで雨が降り続きグラウンドシート+フライでは結構浸水してきて砂まみれになってた。
マット無しでは寒くてあまり寝られなかった
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
3
7/21 20:47
5時くらいまで雨が降り続きグラウンドシート+フライでは結構浸水してきて砂まみれになってた。
マット無しでは寒くてあまり寝られなかった
薪を使ってやってください(涙)
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
薪を使ってやってください(涙)
ひとり分スペースは完璧に整地しておきましたので
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
ひとり分スペースは完璧に整地しておきましたので
さて遡行開始。
三角点へ向かうがどれが正解ということもない感じで悩ましい
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
7/21 20:47
さて遡行開始。
三角点へ向かうがどれが正解ということもない感じで悩ましい
早々に支流に向かったが、ちょっと失敗だったかも
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
早々に支流に向かったが、ちょっと失敗だったかも
容易な小滝の連瀑はあった
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
容易な小滝の連瀑はあった
いよいよ源頭の雰囲気
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
いよいよ源頭の雰囲気
地図を見ても等高線がなさ過ぎて判断付かないから方向確認して流れに沿って進むだけ
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
地図を見ても等高線がなさ過ぎて判断付かないから方向確認して流れに沿って進むだけ
森の雰囲気は良かった。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
森の雰囲気は良かった。
さてヤブコギの開始です。
過激な格好だが歩みは穏健(笑)
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
さてヤブコギの開始です。
過激な格好だが歩みは穏健(笑)
殆ど何処だか分からなくなる。
とにかく高みを目指す。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
殆ど何処だか分からなくなる。
とにかく高みを目指す。
一通り登り切ったら慶応ワンゲル部の看板。
10月にこのルートって90%ヤブコギ区間じゃないか
ちなみにここは三角点ではない
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
3
7/21 20:47
一通り登り切ったら慶応ワンゲル部の看板。
10月にこのルートって90%ヤブコギ区間じゃないか
ちなみにここは三角点ではない
等高線に現れないピークに騙されたが三角点まではいったん下って登り返す。猛ヤブです…
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
等高線に現れないピークに騙されたが三角点まではいったん下って登り返す。猛ヤブです…
三角点付近 
付近というのは笹薮で発見できなかったから…
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
3
7/21 20:47
三角点付近 
付近というのは笹薮で発見できなかったから…
5分くらい探したけど見つからないなぁ
あきらめて先へ進む。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
5分くらい探したけど見つからないなぁ
あきらめて先へ進む。
島の谷川(高野谷)にきれいなルートを引くために鞍部まで藪を漕ぐことにしたがキツイ
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
島の谷川(高野谷)にきれいなルートを引くために鞍部まで藪を漕ぐことにしたがキツイ
稜線を外さないように注意したが、どうしても間違った下りに引っ張られてしまう。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
稜線を外さないように注意したが、どうしても間違った下りに引っ張られてしまう。
鯉子山方面だけどガスり気味
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
鯉子山方面だけどガスり気味
鞍部直前の2Mくらいのササが一番きつかった
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
鞍部直前の2Mくらいのササが一番きつかった
谷はいきなり崩れていたのでその脇を降りる。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
谷はいきなり崩れていたのでその脇を降りる。
谷に降りるのに神経を使ったが無事に降りられた。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
谷に降りるのに神経を使ったが無事に降りられた。
こちらの谷は豪快に二股に分かれるパターン
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
こちらの谷は豪快に二股に分かれるパターン
休憩するが子虫が鬱陶しい
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
休憩するが子虫が鬱陶しい
谷が広がる直前に3連瀑
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
7/21 20:47
谷が広がる直前に3連瀑
いずれもクライムダウン可能だが、一番下は若干のシャワーとなる。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
3
7/21 20:47
いずれもクライムダウン可能だが、一番下は若干のシャワーとなる。
地図通り広くなった。
フリクション良好で下りやすい谷ですが、淡々と降るだけなので長く感じる。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
地図通り広くなった。
フリクション良好で下りやすい谷ですが、淡々と降るだけなので長く感じる。
地図には堰堤1個だが3回出てくる
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
地図には堰堤1個だが3回出てくる
最後は2段堰堤
左岸を登れば道がある。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
7/21 20:47
最後は2段堰堤
左岸を登れば道がある。
林道到着。
自転車デポ地まで下ります。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
林道到着。
自転車デポ地まで下ります。
高野谷の島の谷川 ということなのか?
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
高野谷の島の谷川 ということなのか?
雨で錆びたのか鍵穴が半固着していて焦った(汗)
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
雨で錆びたのか鍵穴が半固着していて焦った(汗)
MTBだとパンクを恐れずにガンガン飛ばせます
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
MTBだとパンクを恐れずにガンガン飛ばせます
雨と藪に苦労したソロ沢旅でした。
2014年07月21日 20:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
1
7/21 20:47
雨と藪に苦労したソロ沢旅でした。
撮影機器:

感想

連休は天気が微妙だがそろそろ泊まりで山に行きたいので強行することにした。

連休初日の阿木川に行く時から積載しっぱなしのMTBを高野谷の下山口付近にデポして弓ノ又川の遡行を開始する。

行動開始時は晴れとも曇りともつかないまあまあの天気だが、久しぶりの重荷で林道を登るだけで一汗かく。

堰堤を2回越えていよいよ弓ノ又川の遡行を開始。
すぐさま核心の15M滝が現れる。
水量はまあまあだが上部が微妙な感じ でもいけそうな気がしたのでトライすることにした。
ソロでロープを伸ばすのは初めてなのでまずは練習。
落ちたら一応止まる様な気がしないでもないような気がしたのでクライム開始。
支点回収の関係上中段まではノーロープで登りアンカー構築して登り始めるが、思ったよりもろい感じで不安な気持ちが沸き起こる。
ザックを背負っているせいなのかソロだからなのか一歩を踏み出すのにとても時間がかかる、いろいろなものを振り絞って一手を出す。
上段に差し掛かったが垂直でなんかハガレそうなフレーク(というか一部はがれた)のルートは行く気がしないので他のルートはというと滝裏をくぐれそうだ。
突っ込んでみたもののザックに水流が当たって弾き飛ばされそうになった、仕方なくザックはデポして滝裏を四つん這いで通過し水流の弱くなったところで落ち口をつかんで這い上がった。
全体的にロープを出し気味で登る為、落ちたら止まらないかもしれないことはないような気がする と不安だらけでの登攀は本当に疲れた。
支点回収の為懸垂したものの登り返しが思いのほかきつく、ここは力を使って無理やり這い上がる。このへんのシステムはもっと考えなければならないと感じた。

さて遡行再開、しばらく進むと20M滝が現れるが、見た目で最上部がきつそうなので早々に巻いた。その直後に6M直瀑が出てきたがこれも巻く、うまく落ち口に出られた。

その後、簡単な分岐はあるものの特に何も現れず16時まで遡行を続けて適当なところで幕営。
雨がぱらつく中、整地、シートとフライで自立型簡易タープを構築、薪を集めて着火剤で火をつけるがまさかの不発に終わる。
期待の大きさとは裏腹に残念な結果で担ぎ上げたビールも雨の中では飲む気にならず簡単に夕食を済ませて就寝。
降り続く雨で気温が下がり震える程度に寒くてあまり寝られなかった。

翌朝4時ごろから明るくなってきたが雨が降っていたので起きる気にならず惰眠をむさぼる。しかし相変わらず寒い。
雨が止んで朝食と片付け、時間がかかって出発は7:30と遅くなった。

まずは三角点を目指すが、山頂付近はあいまいな等高線で分岐が多くしかも笹薮が濃くてとても難儀した。
三角点と思われる地点に到着したものの濃い笹薮の中で三角点を発見することができずにどうもすっきりしないまま下山に取り掛かった。

下山予定の島の谷川にはまっすぐ線を引きたいと思ったので濃い笹薮に苦労するのは目に見えていたが頑張って県境をヤブコギ。
ここぞという鞍部に到着したのだが谷はいきなり崩壊しており仕方なくその脇を下り始めた。
途中小滝の連瀑があったものの、何とかクライムダウンすることができて結局ロープは使わなかった。
谷が広がったところからはあちこち崩落の跡が見られ谷が埋まり気味だが通過するには好都合で難なく高度を下げて行く。
地図にないが大きな堰堤が一つ二つと現れ三つ目の2段堰堤が地図に載っている堰堤、植林が見られる左岸をあっさり巻くとすぐに林道へと降り立ちいろいろあった今回の沢旅も無事に下山することができた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1464人

コメント

参考にさせていただきました。
yottyさん初めまして。登られた滝を昨日体験させていただきました。
貴殿が登ったという記録が無ければ取りつく事も考えなかったかもしれません。
”20m滝”と書かれた滝も水流裏を抜けて登ったので、”こちらを登られたんだろう”と思って自宅に戻ってきたわけですが、やはり最初の15m滝だったんですね。しかもソロ登攀とは、スゴイの一言です!
ありがとうございましたm(_ _)m
2016/5/29 20:35
Re: 参考にさせていただきました。
t-hirotaさん こんばんは

拙い記録をご覧いただきまして、ありがとうございます。

当時、上部の抜けの処理にビビって巻いた ”20m滝”を登られたとのことで、自分の写真を見返してみましたが、「あの流れの水流裏ってドコ通ってるの!?」と驚いてしまいました。

ワタクシ ジツはt-hirotaさんのHPをものすごく参考にさせていただいております。
愛知在住ですので中央アルプスなどは栃木県より身近にもかかわらず、「えぇっ、この沢の記録がある!」っと驚きとともに 出かける前には必ずチェックしています。
(単独で行くことが多いので、生きて帰れそうか確認してます(^^))
2016/5/30 22:39
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら