23kg!を背負っての子連れテン泊デビュー 火打(遠雷で途中撤退)・妙高(笹ヶ峰〜黒沢池〜火打山〜黒沢池泊〜妙高山〜笹ヶ峰)
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- GPS
- 30:37
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 2,426m
- 下り
- 2,420m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 7:43
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 8:36
07:50 笹ヶ峰登山道入り口
08:45 黒沢橋(水汲み&休憩15分)
10:20 富士見平
11:15 黒沢池ヒュッテ(昼飯&テント張り70分)
13:15 高谷池
14:00 ライチョウ平手前で撤退
14:20 天狗ノ庭(休憩5分)
14:40 高谷池
15:25 黒沢池ヒュッテ
■2日目(7/21)
05:45 黒沢池ヒュッテ
06:10 大倉乗越
06:40 黒沢池分岐
07:45 妙高山山頂(休憩20分)
09:00 黒沢池分岐
09:55 大倉乗越
10:10 黒沢池ヒュッテ(昼飯&テント撤収65分)
12:15 富士見平(休憩5分)
13:20 黒沢橋(水汲み10分)
14:20 笹ヶ峰登山道入り口
天候 | 7/20 晴れ→曇り→時折雨→晴れ 7/21 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ICを降りてからは、コンビニ等はなし。 連休中日ということもあってか、7:30到着時に第一駐車場は満車。20〜30m行ったところの第二駐車場も、広い分だけ空きはあったものの、かなりの台数。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■笹ヶ峰〜黒沢橋 なだらかな道。数回の渡渉あり。 ■黒沢橋〜富士見平 地図では、黒沢橋付近に水場の記載がありますが、どこだかわからず・・・ ということで、橋から1〜2分、登ったところの沢で水を汲みました。後から調べてみたら、この辺りの沢が水場だったようですね。 地図表記で「急坂」となっているところは、登りはそれほど気になりませんでしたが、下りは初めての重量を背負った子連れということもあり、気を使う場所でした。 前日の雨のせいか、上部はかなりのぬかるみ。 ■富士見平〜黒沢池 富士見平を超えてしばらくは、やはり、かなりぬかるんでいます。私は、ここで滑って転びました。 途中からは、気持ちのいい笹原を行く木道が20分くらい。木道の周りの草を刈ったあとで、一部、木道が見づらく踏み外しそうになる(踏み外した)箇所あり。 ■黒沢池〜高谷池 普通の道。高谷池に近いところでは、道が池に。岩が濡れていた分、滑る状態。 ■高谷池〜火打山(ライチョウ平手前まで) 天狗ノ庭までは、なだらかな道。途中で10mほどの雪渓あり。 天狗ノ庭をすぎると普通の山道。 ■黒沢池〜黒沢池分岐 滑る片斜面のトラバースあり。草で道が道と斜面の境がわかりづらいところもあり。意外とこの辺りは注意が必要。 数か所、ロープがありますが、ここは使う必要はないくらい。 ■黒沢池分岐〜妙高山 分岐の上部がすぐに雪渓。距離は200mくらい(感覚値)。下りのときにはかなり緩んでおり、2回、踏み抜きました。 雪渓を超えると岩場が中心。やはり、ロープの箇所もありますが、使いませんでした。 |
写真
反対側には一番星、二番星・・・
星座にはうといのですが、子供が「夏の大三角形!」と。周りの方も、同じことを言っていたので、そうだったのかしらん・・・
と、思いながら、早々におやすみなさい。
登りはアイゼンなしでも十分に登れます。
下りは、緩んでいて踏み跡が削られてしまっていたこともあり、アイゼンを持ってくればよかったと後悔。息子は下りでコケていました。
感想
せっかくの3連休で、子供はすでに夏休み。天気さえよければ(というか、いいところを探して)、今年の冬に衝動買いをしたテントをもって、子供のテントデビューと決めていました。
ところがこの3連休、梅雨も後半ということで、全国的に曇りないしは雨・・・
金曜時点で土・日の山行は諦め、土曜に日・月で泊まりで行けそうなところを探すと、唯一、晴れそう(7/20晴れ予報、7/21曇りのち晴れ予報)だったのが火打・妙高。
テン場まで3時間半というのも、普段、背負わない荷物を背負うのにはお手頃の時間ということで決行!
行くとなれば、前日に準備。ザックの重量を測ってみると、私の荷物が16kg、子供の荷物が7kg。
これに水・食糧(夕飯分)が入ると、おそらく20kgオーバー・・・
そんなに荷物を増やしたつもりもないのですが、子供のザックには、そんなに入らないことを考えると、どうしても負担は親の方に。
結局、夕飯分の食料は、肉・野菜が合計で700g、保冷用に凍らせたアクエリが500gで、これだけで1kgオーバー。
最後に水分を、私が6ℓ(登山開始時に2ℓ、途中で4ℓ分水汲み)、子供に1ℓ。私の分は、新たに購入したソフトボトルが1ℓ用のつもりでいたら、後から2ℓ用だったということに気が付いたというオチ。
登っているときには、22kgを背負っているつもりでいたら、結果的には23kgを背負っていたということに・・・
いかんせん、子供にとっても、私にとっても初めての負担重量。
荷物を背負っての移動時間を少なくするため、また、1日目と2日目の歩行時間を均等にするため、笹ヶ峰から入り黒沢池ヒュッテに向かい、ここをベースに1日目に火打山、2日目に妙高山のルートを選択。
結果的には、1日目はこの選択が裏目に。
歩き始めは好天。しばらく気持ちのよいブナ林を歩くと、黒沢橋のよい景色に。
ここから先には水場がない(あるけど池の水)ということで、ここで水を補給。ここから先は23kgの荷物を背負って登ります。
ところが、ペースがゆっくりだったこともあるのでしょうが、思っていたより登りはラク。
富士見平を過ぎると気持ちのよい笹原。ですが、向かう先には雲が・・・
黒沢池ヒュッテに到着するころには、ガスの中。今日は一日晴れの予報だったのに・・・
とりあえず、黒沢池ヒュッテで昼飯。
テント受け付けは15:00からということで、ザックをデポして火打山に向かおうとしたら、今日は混むかもしれないから先にテント張ってもいいよ、と小屋の方。早め時間にテント設営させていただきました(感謝!)。
昼飯後、火打山に向かうと多少、雨もぱらつき始め・・・
火打山に登っている途中では遠雷が。かなり遠くだったため、行くことはできそうな感じでしたが、怖がる息子。ライチョウ平の手前であと少し(30分くらい?)だったため、残念ではありましたが、景色は望めず、無理する必要もありませんし、楽しくないと思っているのに登らせても何もいいことはありません。また、来ればいいだけのこと。無理せず、火打山からは撤収です。
もっとも、高谷池のヒュッテに登ってくるか、テントを張るのを後にしていれば、山頂まで間に合ったと思うと、選択をミスったと後悔も。
夕飯は豚汁の元を利用して、豚肉・鶏肉・もやし・にらをぶっこんだ味噌鍋。非常に手抜きではありましたが、ビールにもばっちり(ヒュッテで売っています)。子供もおいしくいただいていましたし、荷物も1kg近くは軽くなったし、ご満悦。
夜中の1:00に目を覚ましたとき、まだ、起きていたのか、これから出るのかわかりませんが、外でうるさい話声。というか、この声で目を覚ましたか。翌日、別の方々も「1時ごろに、うるさいやつらが」と言っておられました。山の1時って、みんな寝ている時間なのだから、最低限のマナーは守ってほしいもの。
ちなみに、ここで言う「別の方々」、関西から来られていたようですが、笹ヶ峰に到着時点で車のガスが赤ランプだったとか・・・
このあたり、ガソリンスタンドも少ないですが、無事に帰れたことを祈ります。
2日目は朝4:00に自然に目が覚めました。何回か、目を覚ましたとはいえ、8:00に寝てますから、ぐっすり8時間の睡眠。
子供はもう少し、5:00過ぎまでは寝かせておこうと、しばらくは一人でテントの周りをプラプラと。5:00頃には出ていく団体さんが。この団体さん、かなりのお年の方ばかり。どうみてもみなさん、60代。ガイドさんの話を聞いていたら、今日は妙高に登山、その後、鎖が云々と言っていたので、おそらく燕登山道方面に下山。う〜ん、みなさん、ホント、お元気です。
朝食は昨日の鍋の残り汁を利用した雑炊。これまたうまかった。
5:45に黒沢池ヒュッテを出発して、妙高山に。この日も朝はよい天気。妙高山方面は雲海が広がっていましたが、山頂まで天気に恵まれました。
黒沢池分岐を過ぎると雪渓が。ここを過ぎたあたりで5:00頃に出て行った団体さんを追い抜き。さすがにかなりゆっくりペースではあったのですね。
山頂直下で振り向くと白馬岳が!
山頂からは雲は広がりつつも、剱(後からわかりましたが・・・)や、槍・穂高も!
向かいの火打山には早くも雲が。
色々な方々が北アルプスを見て、山座同定していましたが、人によって言うことが違っているのが面白かった。
景色を堪能した後は下山。すぐに、団体さんとすれ違い。みなさん、本当に元気ですね。私も20〜30年後、同じように妙高を登っているかというと、ちょっと、自信がありません。目標にしたいところではありますね。
黒沢池ヒュッテで早めの昼飯とテント撤収。
実はこの時点まで、晴れていれば火打山もハシゴで再チャレンジも考えていました。
が、残念ながら雲が出始めていたのと、帰りの渋滞(考えてなかった・・・)も考慮して、そのまま下山することに。また、別の機会にリベンジしま〜す!
下りは・・・
荷物は食料と水の分、減っていたはずなのに、登りよりもつらかった・・・
黒沢橋で恒例の(?)お土産のための水汲みで4ℓを補給。ここまで下ってきた後の4kg増が、とにかく堪えます。
登りにも同じ重量を背負っていたはずなのに、これまで、ある程度の距離を歩いてきたとはいえ、下りの方がつらいって本当ですね。最後には足があがらなくなってきた状態。気持ちの問題でしょうが、降り切ると足が動かなくなるのが不思議。
そして、翌日以降、筋肉痛がまったくなかったのも、これまた不思議・・・
このところ、毎週のように山に登っているので、気づかないうちに筋力アップしてたのかな?
子供にとって、テン泊は楽しいものだったようですが、風呂に入れないことだけがつらかったよう。やっぱり、子供はこういうの好きですね。
今度は、山の中の秘境温泉にでも連れていくか。
同じ日に黒沢池ヒュッテで幕営しました。
うちのテントはお隣の、ブルーシートが見えているヤツです w
私たちも久しぶりのテント泊で、特に道中のぬかるみには参りました。
お子様連れだとあまり無理もさせられないし大変そうですが、
これからもついて来てくれるといいですね!
夜中の大声には私も起こされました
小屋内で話すことに配慮して外へ出て来られていたみたいです。
本人たちは小声で話しているつもりでも、外だってテントで寝ているのだから
もう少し考えてほしかったです。
私はあの後、完全に目が覚めてしまい一睡もできませんでした。
次はお子様と秘境温泉ですか!楽しみですね!
kiyokiyoさん、はじめまして。
昨晩、ヤマレコに登録したら、わたしの直前の投稿が同じ火打・妙高に行った方。興味を持ってのぞいてみたら、どこかで見たことのあるテントが???
なんと!テントでお隣さん???!!!
それがkiyokiyoさんの投稿でした。
こんなこともあるもんだ、と、思わぬ偶然に、ホントびっくりしました。夜中に思わずひとりで素っ頓狂な声、出しちゃいましたよ。(もっとも、遅い時間で眠かったので、そのまま寝ちゃいましたけど・・・)
うちは次男しか山に付き合ってくれないので、逆にお二人で山に行っているのを見ると、非常にうらやましい限りです。
子供は、いつまで付き合ってくれるか、わからないですしね。
また、どこかの山で、お会いできるといいですね。
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