北アルプス 燕岳-大天井岳（燕山荘テント泊）

2022年10月20日(木) ~ 2022年10月21日(金)

• GPS: 16:33
• 距離: 21.0km
• 登り: 1,994m
• 下り: 2,117m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:04
• 休憩: 1:55
• 合計: 6:59

距離 6.0km 登り 1,414m 下り 160m

7:43 中房温泉登山口
8:20 8:21 第１ベンチ
8:50 第２ベンチ
9:22 9:23 第３ベンチ
9:58 10:12 富士見ベンチ
10:41 10:53 合戦小屋
11:15 11:21 合戦山
12:01 ベンチ
12:14 13:09 燕山荘
13:16 いるか岩
13:36 めがね岩
13:46 14:10 燕岳
14:18 14:19 めがね岩
14:34 14:35 いるか岩
14:42 燕山荘

2日目

• 山行: 8:54
• 休憩: 0:27
• 合計: 9:21

距離 15.0km 登り 594m 下り 1,968m

7:23 燕山荘
7:57 蛙岩
8:15 8:16 大下りの頭
9:39 9:40 小林喜作レリーフ
9:47 9:54 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
10:22 10:24 大天荘
10:34 10:40 大天井岳
10:54 10:55 大天荘
11:59 東天井岳
13:50 13:56 常念小屋
14:31 14:32 最終水場
15:11 15:12 笠原沢
15:32 烏帽子沢
15:56 15:57 王滝ベンチ
16:35 山ノ神
16:44 一ノ沢登山口

天候

2日間とも大快晴、一日中雲が涌くことはなく遠くの山々まで見えてました

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

JR穂高駅近くの登山者Pに駐車。穂高駅〜中房温泉まで0640のバス。帰りは一の沢から駐車場までタクシー。計画はもう一泊して上高地に降りるつもりで穂高駅に駐車したけど、途中で一の沢に降りてしまいました。

コース状況／危険箇所等

どこも有名な登山道なので特筆すべき点はありません。
◆合戦尾根
スタートから急坂を登らされます。空気が澄んでいるので富士見ベンチから富士山が見えました。合戦小屋から先は景色が開けるので楽しいです。
◆燕岳
危ないところはありません。花崗岩の美しい道を進みます。午後に行ったけど雲が涌くこともなく快晴。北アルプスの主要な山々はもちろんのこと遠くの山々まで見渡せる素晴らしい展望でした。
◆燕山荘テント泊
合戦尾根を下ってくるテント泊装備の人に朝の気温を聞いたら-5℃とのこと、天気が良いのはうれしいけど放射冷却でかなり寒そう。天気予報を見て厚めのシュラフの他にダウンや衣類をかなり持ち込みました。でもこの日はテント内の水が凍ることは無かったので1,2℃くらいだったようです。稜線は冷たい西風が吹くのだけど燕山荘のテンバは風が避けられる位置なので良いです。
◆燕山荘〜常念小屋
槍穂高の展望が圧倒的な北アルプスを代表する有名縦走路、2日目も良い天気で素晴らしい展望の中を歩けました。ただ稜線は冷たい西風が吹き付けるので防寒対策に注意。首元が冷たかったのでアウターのフードをかぶったまま歩きました。
◆常念小屋
当初の予定はここでテント泊して翌日に常念、蝶から上高地に降りる予定でした。着いた時点でテンバは結構風がありました（このテンバは風を遮るものが少ない）。電波が拾えたので翌日の天気と風況を確認したところ、天気は持ちそうだけどかなりの強風予報。強風のテント泊や常念山脈の3000m近い稜線歩きは大変なことと、この2日間の絶景で大満足したので下山することにしました。（疲れたので下山する理由を探していただけかもしれない）
◆常念小屋〜一の沢
一部に崖横を通る箇所があるので慎重に。疲れた下山だしテント泊荷物も重たいのでバランスを崩さないように注意です。

その他周辺情報

穂高駅近くの”安曇野しゃくなげの湯”に寄りました。稜線の風が冷たかったので熱めの風呂がうれしい。

写真

10/20 7:40

中房温泉あたりは紅葉がきれいです。合戦尾根は急登、でも燕山荘のテンバは予約済なのでゆっくり登ります。

10/20 10:37

防寒重視でザックが重たい。なんとか合戦小屋に到着。ここで大休憩。残念ながらスイカは無し。

10/20 11:14

槍の穂先が見えてます。空は真っ青。

10/20 11:58

燕山荘が見えた。もう一息

10/20 12:21

燕山荘に到着。燕岳を望みます。完璧な青空

10/20 13:11

裏銀座の山々。

10/20 13:16

テント張ったあとに燕岳に向かいます。イルカがお出迎え。

10/20 13:30

綺麗な山ですね。

10/20 13:35

槍〜前穂まで見えてました。

10/20 13:36

面白い形の花崗岩を楽しみながら進む

10/20 13:44

明日歩く縦走路と槍穂高

10/20 13:58

燕岳登頂。ようやく晴天の山頂に立てました。

10/20 13:59

北アルプス奥地の山々、またゆっくりと縦走したい場所

10/20 13:59

槍ヶ岳はカッコいい

10/20 14:00

この時間まで富士山はしっかり見えてました

10/20 14:09

北アルプス北部の山々、針ノ木岳が意外と目立つ

10/20 14:12

素晴らしい展望、ずーっと見てられます。

10/20 14:15

南アルプスや八ヶ岳も全部見えている

10/20 14:34

イルカまで戻ってきた

10/20 14:52

人気のテンバだけど10月の平日なのでテントは少な目。

10/20 14:52

燕岳は美しい山です。人気なのもよくわかる。

10/20 14:59

燕山荘の裏手から安曇野の街

10/20 15:19

至福の一杯

10/20 16:57

夕日に燕岳が染まってきた。

10/20 17:02

双六岳あたりに日が沈みます

10/20 17:04

この時間までよく晴れました

10/20 17:09

幻想的な色が出てました

10/20 17:14

西空のオレンジが綺麗

10/20 20:05

ひと眠りして20時頃の街明かり。夜も雲一つなし。

10/20 19:52

ちょうど槍ヶ岳の上に天の川。三脚とレンズを担いできた甲斐がありました。

10/20 19:32

天の川は夏より色は薄いけど、美しいです。

10/20 19:21

イルカと槍と天の川。

10/21 5:30

【2日目】
おはようございます。今日も良い天気です

10/21 5:43

正面の浅間山のほうから日が昇りそう。

10/21 5:54

標高高いので思っていたより5分くらい早く日の出

10/21 6:07

燕岳が朝日に染まる

10/21 6:06

槍穂高のモルゲンロート

10/21 6:08

裏銀座の山々

10/21 6:09

テンバも朝日に照らされる。素晴らしいロケーションでテント泊できました。

10/21 7:24

テントを片付けて今から絶景縦走路を進みます

10/21 7:27

目の前の展望に圧倒される！

10/21 7:24

こちらも良い天気

10/21 7:38

未踏の裏銀座ルート、いつか歩きたい。

10/21 7:39

展望が良いので歩くのが楽しいです。キョロキョロしながら写真ばかり撮っているので、なかなか足が進まない。

10/21 7:47

燕山荘から少し下ってきました。

10/21 7:49

快晴！今日も富士山が望める

10/21 7:48

立山方面を望みます。どの方向を見ても素晴らしい景色が広がる

10/21 7:59

槍〜前穂の方まで見えるようになってきた

10/21 8:10

麓の街は少し霧が降りたようです。

10/21 8:16

大下りの頭、一度下ってから登り返します。もったいない

10/21 8:15

槍の急峻な北鎌尾根が目の前。

10/21 8:57

正面は鷲羽、水晶。こんな展望の時に歩きたい

10/21 8:57

急坂を下って登り返してきました。

10/21 9:14

大天井岳はマダマダ登ります

10/21 9:34

切通岩と喜作レリーフ

10/21 9:43

ようやく大天井岳への分岐まで来ました。ここからキツイ登り。

10/21 9:56

先ほど歩いてきた縦走路

10/21 10:17

30分ほど頑張って大天荘が見えた

10/21 10:35

小屋脇に大きいザックをデポして大天井岳山頂

10/21 10:33

ここから見る槍穂高連峰は秀逸です

10/21 10:34

双六〜水晶までの稜線も良く見えます

10/21 10:34

高瀬ダムとその先に立山連峰

10/21 10:35

燕山荘からの縦走路、右奥に火打,妙高や戸隠の山々。先日行った高妻山も見えている

10/21 10:35

高いところから俯瞰する景色が好きです

10/21 10:35

何度も眺めてしまう槍穂高の眺望

10/21 10:36

右に穂高、左に常念。真ん中の谷は徳澤あたりかな

10/21 10:38

展望を楽しんだので先に進みます。遠くに富士山や南アルプス

10/21 10:55

常念方向に進む

10/21 11:00

大天井を振り返ります。良い天気

10/21 11:07

浅間山や四阿山

10/21 11:07

常念岳が大きくなってきた（この時点では明日登るつもりだった）

10/21 11:12

右手の槍穂高が見えている贅沢な縦走路です。

10/21 11:14

あの谷の先が上高地（曲がっているので見えない）

10/21 11:28

涸沢カールにヒュッテの建物が見えた。穂高は毎年登っているのに今年は縁がありませんでした。また来年。

10/21 11:32

登山道は東大天井を巻いていきます。登れそうだけどパス

10/21 11:50

歩いてきた絶景路

10/21 11:53

何度も見てしまう槍穂高

10/21 11:56

登山道は鋭角に折れて横通岳へ

10/21 12:38

当初はあの谷先に降りるつもりでした

10/21 12:39

横通岳も登山道は巻いていきます（名前の由来）。ピークは踏まずに登山道どおり進む

10/21 13:02

槍穂高の見え方がだいぶ変わってきた

10/21 13:05

横通岳のトラバースを進みます

10/21 13:13

常念岳の下に本日の目的地の常念小屋が見えた。

10/21 13:58

テンバ付近は結構な風でした。明日はさらに風が強いらしいので下山することにした。2日間の大絶景でおなか一杯。

10/21 13:58

この先は電波ないので、ここでタクシーを呼んで下山します。

10/21 14:43

急峻な谷をトラバースするルートもあり。

10/21 15:56

2時間ほど歩いて大滝まで下ってきた。疲れた下りは危ないので少し休憩

10/21 16:44

登山口に到着。予定よりだいぶ早く降りてきたけどタクシーが早めに来たので明るいうちに駐車場まで戻れました。楽しかった！

撮影機器：

Canon EOS 6D Mark II Canon

感想

skrgitav

今シーズンはあまり縁がなかった北アルプスに行ってきました。快晴の2日間、午後まで雲が涌くこともなく絶景の連続で素晴らしかった。無理せず予定を変更して途中下山でしたが、それでも大満足の2日間でした。来年もテント担いで北アルプスに登りたいと思います。