奥穂高岳(↑重太郎新道・吊尾根↓ザイテングラート)
- GPS
- 15:10
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,116m
- 下り
- 2,100m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:53
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 6:34
天候 | 一日目:快晴 二日目:曇り/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日のため空き多数 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・重太郎新道 最初は単にガレ場という感じ。 梯子を過ぎたところからが本番。 全身を使う様な急登を終始登っていく。 ・吊尾根 特筆する危険個所は無い。 が、道幅の細いトラバースがずっと続く。 かつ、片側はキレているので、一発アウトの道が続く。 |
その他周辺情報 | 利用無し。 |
写真
感想
今年最後のアルプスは、奥穂高岳にチャレンジしました。
秋になって天候が安定したところを見計らい、奥穂高岳へ再チャレンジ。
当初計画では、重太郎新道〜吊尾根で奥穂高岳へ上がった後、翌日にジャンダルムから西穂高岳へ縦走する予定として出発した。
朝、ともしび駐車場に到着すると、空気は澄んでいて、非常に寒い。
上に一枚余計に着て、AM7:00発のバスに乗った。
上高地到着後、初めての岳沢方面。
岳沢小屋までガレた道を登っていく。
快晴の中、少し残った紅葉を眺めながら、ゆっくりと高度を上げる。
岳沢小屋に到着すると、小屋は冬支度の最中。
雪囲いをしていて、営業は終わりかけ。
テントは数張りあった。
岳沢小屋からは重太郎新道の始まり。
最初はそんなにキツく無いが、梯子を越えた辺りから、凄まじい急登の開始。
穂高の山体を直登するルートだけあって、全身を使って岩場をよじ登っていく。
紀美子平はまだかと、泣き言を言いそうになりながら登っていくと、眼の前に前穂高岳が、堂々たる姿を見せた。
その後、直ぐに紀美子平に到着。
風の弱い場所を選んで、昼食を取る。
前穂高岳も登りたかったが、時間が少し遅れ気味のため、今回は前穂は諦めた。
吊尾根を伝って、奥穂高岳へ向かう。
高度感は無いが、片側がキレたトラバースを只管に進む。
細いトラバースながら込み入った岩場のため、ルートファインド必須で、進みやすいところや丸印を見ながら、歩いていく。
途中、南陵の頭手前で、格好の良いお兄さんと一緒になり、雑談しながらピークを目指す。
影穂高も自分一人では気が付かなかった。
無事、奥穂高岳に登頂。
西穂高岳方面を見ると、稜線が凍りついていて白い。
明日の縦走は、私のレベルでは厳しいと判断して、諦めた。
長居したいが、氷点下の爆風が吹き付けるため、早々に山頂を辞して小屋へ向かう。
正直言って、小屋直上の鎖場が今日の核心部。
小屋到着後、無事テントを設営して夕食。
夕焼けを眺めたかったが、余りの寒さに、早々にシュラフに潜り込んで眠る。
陽が昇って、西穂高岳に惹かれる心はあるものの、命と秤にかけてザイテングラードを降りる。
初めてのザイテングラードだったが、吊尾根や重太郎新道と比べれば幾分も歩きやすい。
何より高度感というか、一発アウトの感じが無いので、安心して歩ける。
無事に涸沢小屋に到着後、おでんを食べて下山した。
今年のアルプスは多分これが最後と思う。
来年は、今年歩けなかった縦走路へ挑戦したい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する