白馬三山日帰りなんちゃってトレラン
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- GPS
- 08:53
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,347m
- 下り
- 2,352m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓では人の大きさほどの石が音もなく滑り落ちてきました。あれに当たっていたらヤバいね。 小雪渓のトラバースはステップが切ってあります。 白馬鑓温泉前後の雪渓は、緩んでいたから軽アイゼン必要なかったかも。 でも、鎖場ではガチに足を滑らせました。 |
写真
感想
6時に猿倉をスタートしたかったのだけど、駐車場がいっぱいということで二股で自家用車を止められた。乗り合わせタクシーで猿倉へ。昨日の雨で1日ずらした入山者が多いこと、大雪渓から上の残雪が多く軽アイゼンが必要なこと、昨日の雨で落石も多いだとうとのお話を運転手さんがしてくれた。しかも、落石は音もせずに大雪渓上を滑り落ちるから気を付けてとのことでした。
登山届を提出して、6:25スタート。
登山者が多く、馬尻前後は混雑していてペースが上がらない。大雪渓から一気に抜く。途中、上の方から「ラーク」と叫び声が聞こえた。上を見ると、人ほどの大きさの岩が音もなく滑り落ちている。幸い登山コースからずれていたので誰も巻き込まれなかったけど、本当に音もせずに滑り落ちてくるから怖い。あれ当たっていたら死んでしまう。
大雪渓で登山者をかなり抜いたので、ストレスなく高度を稼いでいく。雪解けが遅いせいか、ミヤマキンポウゲやハクサンイチゲは咲いているけど、あまり多くの高山植物が咲いていない。でも、村営小屋周辺ではウルップソウがたくさん咲いていた。
小雪渓のトラバースはステップが刻んであったので、難なく通過。大岩のあたりで今朝、猿倉を出発したパーティをほぼ抜いた。おかげで、稜線から山頂までは1組の登山者にあっただけのウイニングロード。9:28山頂着。猿倉から山頂まで3時間ちょっとかかったけど、ガスがはれ始めていい感じ。山頂はさすがに登山者であふれかえっていた。コーヒーを淹れて飲んだ。おいしかったなあ。
杓子岳〜白馬鑓までは、気持ちよく駆け抜けました。夕方までに猿倉に下山できたらいいので、途中、高山植物の写真もたくさん撮った。雲上のトレイルラン!気持ちよかったなあ。
11:50下山開始
途中で出会ったパトロールの方に、鑓温泉の上部の鎖場は岩が滑るから気を付けてと言われていたけど、本当に鎖場で滑ってずっこけてしまった。鎖を持っていたから問題なかったけど、本当に滑りやすいから要注意。
13:00鑓温泉着。迷わず入浴。このルートのおいしい特典ですね。とても気持ち良かった。
15:05猿倉発のバスに間に合わそうと、13:30発。余裕ぶっこいて途中のミズバショウやニッコウキスゲの写真を撮っていたら、猿倉に15:15着。バスは行ってしまった後だった。ざんねーん。
仕方ないので、二股まで走っていたら途中でとても親切な家族が乗せてくれました。大変感謝しています。今度は逆の立場のときに、困った登山者を乗せてあげないと。
トレイルランと書きながらも、常に走っているわけではなく、絶景も高山植物も楽しみました。宿泊するだけの時間はないけど、たくさんのピークとコースを楽しみたい場合は、このなんちゃってトレランスタイルがよろしいかと、自分でお気に入りです。
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