谷川連峰馬蹄形 錦秋の上越国境をぐるり
- GPS
- 18:44
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,787m
- 下り
- 2,771m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 9:21
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 9:16
天候 | 22日 晴れのちくもり 23日 霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
上野17:46(新幹線)18:55越後湯沢6:12(上越線)6:37土合 (帰り) 土合13:49(上越線)14:13越後湯沢15:09(新幹線)16:22上野 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険箇所なし ・笹の刈払いも行き届いており、登山道整備関係者に感謝 |
写真
感想
先週より久々に登山を再開。無事最後まで歩けた喜びと達成感。その余韻が残る中、今年GWに途中敗退を喫した苦い思い出の谷川連峰馬蹄形ルートに再び挑む。
レコを見てると日帰りで周回する強者も多いが自分にはとても真似できない。前回同様反時計回りの避難小屋泊で二日間かけた計画とした。
午前7時土合駅出発。序盤から白毛門の急登が始まる。はやる気持ちを抑えながら歩幅を細かく刻み一歩一歩登っていく。松ノ木沢ノ頭より視界が開けパノラマ大展望。湯檜曽川を隔てて対峙する谷川岳〜一ノ倉岳の岩壁。明日あの絶壁直上を縦走すると思うとワクワクしてくる。
谷川岳から見ると寄り添うように連なる白毛門・笠ヶ岳・朝日岳。実際歩くとニセピークがあったりして結構キツイ。それでもテン泊雪山重装備だったGWの時に比べると荷物は軽くバテることなくクリア。
巻機山分岐のジャンクションピーク。来年こそはと巻機縦走への闘志が湧いてくる。さらには越後駒ヶ岳へと続く縦走路もいつか歩いてみたい。ここから標高差約500mを一気に下ると今宵のベースキャンプ清水峠白崩避難小屋だ。
この小屋はJR東日本所有の建物。新潟県十日町にあるJR自営の信濃川水力発電を山手線をはじめ首都圏各線へ送電しているが、送電線の国境越えの中継地点である清水峠にJR所有の大規模な鉄塔と保守管理小屋がある。避難小屋は登山者の安全を願い地域貢献として建てられたものだ。
翌朝午前3時半、満天の星空のもと出発。実を言うと自分は暗闇出発が大好き笑。ヒンヤリ気持ちがいいし、目的地に早く着けるし、距離を稼げるし、好きな場所で御来光を独り占めできる。静寂の中ライトを頼りにお化けが出てきそうなドキドキ感も何ともたまらない。
蓬峠から武能岳、茂倉岳へと誘う馬蹄形ルート最深部の笹原トレイル。夜が明けたらあれれ一転して濃霧。きっと雄大であろう国境稜線を忠実に進む。一ノ倉岳からは一ノ倉沢の岩壁上を歩くが眼下は白い闇の世界であった。
蓬峠から谷川岳までは視界ゼロだったが西黒尾根下山中視界が一気に晴れる。まあよくある話ではあるが、ラクダの背より馬蹄形ルート東半分(白毛門〜蓬峠)がよく見渡せ、今回の山行をしみじみ振り返ることができた。きっと山の神様からの頑張ったご褒美だったのかもしれない。
リハビリ登山とリベンジ登山。久々に二日間おいしい空気を吸いながら二つのミッションを果たせた大満足の山行でありました。
コメント
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それにしても、毎週の様に山に出かけられることができるなんて、羨ましいばかりです。
次のお知らせ楽しみにしております♪
これからも趣味を兼ねて健康管理に勤しんでまいります。goriokさんも健康第一でご活躍下さい!
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