記録ID: 4823665
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
日程 | 2022年10月21日(金) ~ 2022年10月22日(土) |
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メンバー | , その他メンバー1人 |
天候 | 10/21晴れ 10/22曇り(下山とほぼ同時に雨) |
アクセス |
利用交通機関
車・バイク
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | ◇胎内尾根は国体開催後に廃道になって以来40年以上経過しており、当然ひどい藪化が進んでいます。 ◇尾根取り付きへの吊り橋は朽ち落ちており使用不可。 ◇尾根取り付き地点に古いピンクリボンあり。その後雨量観測所までは踏み跡明瞭。 ◇雨量観測所以降、踏み跡は途端に不明瞭に。それでも所々で見かける踏み跡をなんとか辿る。 ◇二ツ峰まで、進めば進むほど藪は濃くなる ◇全国有数の豪雪地帯での藪漕ぎとなります。密藪を延々と漕ぎ続ける体力、精神力、さらには天候はもちろん時期的な日照時間や気温、渡渉点の水量など総合的な判断が必要となります。今回は前週に渡渉点、取り付きの下見をした上での決行としました。 |
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その他周辺情報 | 奥胎内ヒュッテ(@600円 最終受付15:30) |
過去天気図(気象庁) |
2022年10月の天気図 |
装備
個人装備 | ツェルト |
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写真



感想/記録
by chee2005
私の浅い山経験の中でも、藪を漕ぎながら歩いた山はいくつかある。しかしそれらは殆どが残雪期であり、藪にもがきながらも時には残雪を拾える山歩きであった。
今回その雪はない。ホッとできるのは、崖のキワやガレた岩場、ごくたまに現れる池塘と草原だけだった。
豪雪地帯ならではの密藪、湾曲したブナの幼木、五葉松、シャクナゲやヤブツバキ、屈強な灌木類、それらに絡みつく蔓植物。腕も足もそして顔も(笑)彼らに跳ね返されて無数のアザに染まった。写真にも撮ったのだが、閲覧注意過ぎて載せられない。
こうした山歩きをするたびに改めて強く思う。登山道の整備、保全、山小屋の管理など、山にご尽力くださる方々へ、皆様本当にありがとうございます。山を安全に歩けることへの感謝の気持ちでいっぱいです。
思い出すのは3年前のちょうど今時期に歩いた朝日連峰、出谷川から明光山、オツボ峰。当時は大変な激藪区間だった。藪ならではの思い出が詰まった山行が懐かしい。この山旅もいつか楽しい記憶となって微笑ましく思い出される日が来るだろう。
今回その雪はない。ホッとできるのは、崖のキワやガレた岩場、ごくたまに現れる池塘と草原だけだった。
豪雪地帯ならではの密藪、湾曲したブナの幼木、五葉松、シャクナゲやヤブツバキ、屈強な灌木類、それらに絡みつく蔓植物。腕も足もそして顔も(笑)彼らに跳ね返されて無数のアザに染まった。写真にも撮ったのだが、閲覧注意過ぎて載せられない。
こうした山歩きをするたびに改めて強く思う。登山道の整備、保全、山小屋の管理など、山にご尽力くださる方々へ、皆様本当にありがとうございます。山を安全に歩けることへの感謝の気持ちでいっぱいです。
思い出すのは3年前のちょうど今時期に歩いた朝日連峰、出谷川から明光山、オツボ峰。当時は大変な激藪区間だった。藪ならではの思い出が詰まった山行が懐かしい。この山旅もいつか楽しい記憶となって微笑ましく思い出される日が来るだろう。
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コメント
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こちらは40年ですか。明光山はその半分。そう考えると、とてもとても突破出来る自信はまるでないですね〜(^_^;)
飯豊全尾根踏破期待してます\(^o^)/
だいぶ前から、40年と言われているような気がするので、もしかしたら50年近く経っているのかもしれません(笑)
先人達もこの景色を眺めていたんだなぁ、と感慨深い山旅でした。
shinonさんも刈り払い作業、大変お疲れ様でした。歩くだけでも大変なあの道のりを作業される皆様のご尽力と情熱には頭が下がります。
また飯豊か朝日でお会いできる日を楽しみにしております♪
ツエルトがやっとの場所だったんでしょうね、いつもの料理上手の写真が無いので。
片道1時間半の藪漕ぎでうんざりした私には、今回のレコには驚きです。
お疲れ様でした。
猛者の方々はここを日帰りで周回されます。走ることはもちろん、普通に歩くこともできないこの藪尾根を、一体どうやって歩き切るのか?全くもって想像できません(+_+)
今回はビバーク前提の装備で臨みました。その中でできる限りの軽量化を図ったので、ヤマメシといつものカメラは封印。下山してからご馳走を食べました(^^)
私も見習って薮耐性を付けないといかんと思いますw
にしてもこれだけの山行の後の達成感は、さぞかしと思います!
お疲れさまでした〜!!
kaiseさんが何をおっしゃいますか〜!!私なんて藪の中でただもがいているだけのおばちゃんです(ノД`)
一夜明けて今日は、全身を筋肉痛が襲っております…。そして無数のアザの腫れは相変わらず、ひどく浮腫んでいます。これは内出血をこえた完全なる打撲状態です(T_T)
こんな状態で、まだ胎内尾根の余韻に浸っています(笑)
傷は大丈夫ですか?昨年秋に杁差避難小屋で一緒になったN山岳会の方が、その年の夏に胎内尾根を歩いた時の傷をInstagramで見て驚きました。どうかお大事に。
でも、今週は晴天が続くので、じっとしていられないのでしょうね(笑)
私もその方の写真を何かで拝見した覚えがあります。確かに相当な驚きでした(>_<)しかし私はそれを遥かに上回る、あまりにもひどい内出血と傷、腫れとなってしまい、とてもここに載せることはできませんでした(笑)下山してからのお風呂も、人目を気にしながらコソコソと入らなければならない始末、前夜の寒さを思い出しながら待ちかねてやっと入った湯舟では全身がピリピリと痛みました。元々人よりも内出血を起こしやすいのもあるのですが、歩き方が雑なのでしょう。藪をうまく交わすことができず、体当たりしながら歩いていたのだと思います。
まだまだ未熟者、鍛錬が足りませんね(*_*)
そしておっしゃる通り、未だ胎内尾根の余韻に浸りながら、本格的な雪となる前の晩秋ならではのお山を考えてばかりいます(^^)
我々は日帰りで19時間もかかってしまいました…猛烈な藪こぎを思い出すと若干寒気が〜笑
しかしちーさん泊装備でやり遂げたのは凄いです。
またお会いした時お話し聞けるのを楽しみにしております(*^^*)
ゆかちゃん19時間も凄いけど、あれ真夏だったよね?真夏っていうか、梅雨明け前の蒸し蒸しの頃!葉がめっちゃ生い茂ってる頃!!それも凄いって…暑いし、蒸すし、虫もいるし(ノД`)
今時期だと涼しいし、虫もいないし♪ただ夜は寒くて辛かった…早く朝になってほしいと祈るような気持ちで横になっていたよ。
またマニアックな話を聞かせてね!楽しみにしてるよー♪(^^)/
本当に本当にお疲れ様でした。
主稜線の紅葉は終わっていましたが、胎内尾根の紅葉は真っ盛りでした!もう少し日が経って落葉すればもっと視界も広がって歩きやすかったのかもしれませんが、紅葉美しい藪を漕いだのも良い思い出となりました(^^)
もし胎内尾根が整備されたら、足の松との周回も叶いますし、とても魅力的だと思いますが、足の松と合わせて行わなければならないその整備と保全も甚大な労力が必要となるでしょうね…(>_<)
山の安全に関わる全ての方々にあらためて感謝の山旅となりました(^^)
今回のように奥胎内ヒュッテから門内岳手前のツェルトビバーク点まで胎内尾根を15時間以上もの藪との格闘をやってのけているから、通常のルートは何ということもなく歩けるのですね!全くもってあっぱれです!
hareharawaiより
数少ない藪経験ですが、今回の藪は私史上最高密度でした!!
私の体力と年々藪化が進むことを考えると私にとっては今回がギリギリの挑戦だったと思います。こんな私を受け入れてくれた胎内尾根、飯豊の山々と関わる全ての方々に感謝です(T_T)
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