池平峰 〜晩秋の胎内尾根〜

2020年11月15日(日) [日帰り]

• GPS: 04:44
• 距離: 3.8km
• 登り: 613m
• 下り: 620m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:54
• 合計: 4:44

6:24 奥胎内ダム
8:43 9:37 池平峰
11:08 奥胎内ダム

胎内尾根への取付きは、登りは尾根ルート（踏み跡）、下山は沢ルート
奥胎内ヒュッテから奥胎内ダムまでのログは省略

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

写真

静寂に包まれた奥胎内ダムの

前回、胎内尾根へのアプローチに遡行した、道路脇の小沢。良く見ると沢の右側斜面に黄色テープが結ばれている。

黄色テープに導かれて斜面に取付くと踏み跡が続いている。至る所にロープやピンクテープが結ばれており、古いゼンマイ径を復活させたようなワイルドな踏み跡だ。

概ね尾根筋を登るが右往左往する箇所がありテープが無いとたどりにくい。

胎内尾根に向かって尾根上を行く。

ようやく胎内尾根に上がり振り返る。踏み跡分岐にはピンクテープあり。右上は胎内尾根上の登山道。

積雪のない胎内尾根を落ち葉を踏みしめながら登る。

足の松尾根登山口へ向かう橋、手に取るように見下ろせる。

五葉ノ峰の菱形看板

頼母木川の対岸に聳える大樽山

反対の西方向には二王子岳

まだ陽の当たらない奥胎内ダム

広葉樹の森に囲まれた奥胎内ヒュッテ

標高800mを超えるあたりから積雪現れ、5〜10センチ。

池平峰の西肩（980m）より池平峰方面。稜線は比較的なだらか。積雪は20〜30センチ。

東西に細長い池平峰に到着

池平峰の菱形看板

飯豊連峰パノラマ、アゴク峰〜大石山〜門内岳（元サイズ）

アゴク峰〜鉾立峰　拡大

大石山と足の松尾根、紅葉と積雪のコントラストが良い。

頼母木小屋（超ズーム）

門内岳

門内小屋と山頂の祠（超ズーム）

さらに滝沢峰方面へ続く胎内尾根

飯豊連峰パノラマ、大石山〜門内岳、郷倉峰〜滝沢峰（元サイズ）

池平峰周辺の宿り木。しばらく飯豊のパノラマを眺めながら休憩後、下山開始。

足の松沢に架かる橋と御用平のモコモコ紅葉

日本海方面遠望。櫛形山脈と粟島がうっすらと。

五葉松の緑が続く胎内尾根と奥胎内ダム

池平峰の西肩手前より二王子岳を望む

大樽山〜アゴク峰〜大石山パノラマ（元サイズ）

紺碧の湖水を湛える奥胎内ダムと奥胎内橋

胎内尾根の最低鞍部（535m）付近より左下方の沢へ下る。

途中、2ヶ所の滝を巻いて下降。

奥胎内ダムが見えてきた

ダム湖南岸より堤防方面（元サイズ）

立ち枯れの樹が残るダム湖奥

晩秋の青空を映すダム湖（元サイズ）

ダム湖北岸より上流方向を（元サイズ）

奥胎内ダムの堤防、管理棟は無人

堤防より胎内川を見下ろす

胎内川の下流方向（元サイズ）

ダム湖北西岸より管理道と胎内尾根（右上）を望む（元サイズ）

奥胎内ヒュッテの前は大賑わい

今年の最終営業日を迎えた奥胎内ヒュッテ

胎内川に沿って県道を戻る。鱒谷沢の出合い付近（胎内川ダムのダム湖）

胎内川ダムのダム湖岸より上流方向

胎内川ダムの堤防より風倉山方向パノラマ（元サイズ）

胎内第一発電所

新発田市郊外より望む二王子岳

同じく朳差岳

阿賀野川下流より望む二王子岳と白い飯豊連峰（元サイズ）

感想

noraneko964

晩秋の飯豊連峰北部のパノラマを静かな場所から眺めようと胎内尾根の池平峰に登ってみた。今回古い踏み跡を復活させたと思われる、胎内尾根へのアクセス道を発見したので辿ってみた。基本的には尾根筋を登るがゼンマイ径のような、目印が無いとたどるのが困難なワイルドな径だった。胎内尾根は標高800mあたりから積雪に覆われ落ち葉とのミックスで超滑りやすく、池平峰付近では20〜30センチ、ワカンの出番となる。

池平峰からは期待通り、山麓のモコモコ紅葉から白銀の飯豊稜線まで、晩秋ならではの色彩のコントラストを楽しむことができた。最終営業日となった奥胎内ヒュッテの周辺は観光客などで大変賑わっていた。