遥かなり赤牛岳!船窪新道から読売新道、そして裏銀座周回2DAYS
- GPS
- 22:51
- 距離
- 50.5km
- 登り
- 5,193m
- 下り
- 5,184m
コースタイム
- 山行
- 14:23
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 16:20
天候 | 26日は朝からず〜っと快晴! 27日水晶小屋出発時点は濃霧と強風、真砂〜野口五郎〜三ッ岳まで強風+時折雨、 烏帽子小屋から登山口まで晴れ間が出たり小雨が降ったり、高瀬ダムから七倉までは土砂降り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
26日深夜は1割くらいの入りでしたが、27日昼頃下山時はほぼ満車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★道の状況(危険箇所など) ・針ノ木谷出合〜奥黒部ヒュッテ 5,6箇所渡河する箇所は降雨直後とか激流で渡れないかもしれません。 (今回は浅瀬を狙って、水濡れ覚悟で足を入れました。) あと、丸太梯子は雨で濡れていると滅茶苦茶滑ります。 ★登山ポスト 東電管理事務所の裏手に登山指導所がありますが、早朝は開いてません。 ★下山後の温泉 七倉山荘(日帰り入浴650円) |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
先週の3連休で行くはずだった山行を今週決行!!
問題はルート。天気が土曜日は快晴、でも日曜日は昼頃
から雨。
七倉から右回り(烏帽子-水晶)で行くか、左周り(船窪
-針ノ木谷-水晶)で行くか。
天候判断直前まで迷いましたが、今回は赤牛岳が目的な
ので、初日に赤牛、そして水晶岳までに決定!(または、
手前で折れて高天原へ)
****26日(DAY1)**************************
初日のルートははっきり言って超ハードなので、今回もナ
イトハイクでスタート。
しかぁ〜し、金曜日仕事から帰ってきて速攻で布団に入っ
て3時間弱の睡眠で寝不足のためか、汗がたくさん出て調
子は今ひとつ。
それでも予定通り3時間弱で船窪小屋に到着。
ここで念のため予備の水2ℓを購入。
それにしても、小屋はお客さんで一杯。以外?に人気のあ
る小屋です。
で、休憩中ご夫婦からこれからどこ行くとかの話しになっ
て、「赤牛から水晶行きます!」って言ったら
えらい感心してくれて、おやつのラスクはくれるは、記念
写真は撮るはで、気持ちよく出発できました。
◆船窪分岐〜針ノ木谷〜南沢出合
結構急降の登山道を特に危険箇所もなく通過。
針ノ木谷に到着直後に対岸の黄色い○印ペイントのある
岩を発見したので思わず渡河して藪こぎ。
よく見たら、ピンクテープを発見。そのまま左岸沿いに
進めば良かったみたい。
ご注意ください!!
で、何度か右岸・左岸と渡河を繰り返し高巻道へ。
ここがまた、ガレガレの今にも上から落石が来そうなガ
レ場があったりと、それほど登山道としての整備はされて
ない感じ。
★南沢出合〜奥黒部ヒュッテ
黒部湖をぐるっと巻くような感じで、丸太橋や丸太梯子
が次々に現れます。
「よくこんなとこに橋架けたなぁ。」ってところが何箇所
かありますが、いつ壊れるのか不安なところもあったり。
補修もところどころやってるようでした。
それで時間も結構かかり、予定時間を1時間半オーバー!
奥黒部ヒュッテでは、小屋主さんから
「これから水晶じゃ日が暮れるよ!」
って、なんだか止めた方がいいみたいな話は何度も聞かさ
れて。
「まぁ、何とかなるでしょ!」
★奥黒部ヒュッテ〜赤牛岳
蒸し暑い樹林帯の中をひたすら登ります。急登と緩やか
なところと緩急があるため、思ったほどきつくは感じませ
んでした。
が、猛暑の影響か?仕事疲れを引きずってか?
赤牛山頂直下で急激な睡魔に襲われ、数歩歩いては座っ
て目を閉じる、
でまた歩くの繰り返しでなかなか前に進まない。
山行中に眠くなるなんて経験は初めてです!
山頂手前で三俣蓮華から来た単独者とすれ違い際に歓談。
これから奥黒部ヒュッテに向かわれるとのこと。それにし
ても、テン泊装備の荷物が重そう
。。。
寝る、歩くを何度か繰り返した後、山頂直下の雪渓を水
分捕球としてハイド
レーションバックに入れたり、頭や顔に雪を付けたりと、
何とか高度順応して
きたせいか睡魔は無くなり、今年一番行きたかった赤牛岳
にとうとう到着!
ここからの展望は、さすが北アルプスのど真ん中だけあ
って「すばらすい〜っす。の一言」
このために来たんですからねぇ。
★赤牛岳〜水晶小屋
目の前に水晶岳まで続く稜線が見えて、気分的にはもう
少しで着くかなと
思いつつも、疲労もだいぶたまってきていたので、温泉沢
の頭に着くまでは、高天原温泉、山荘に降りていくか、そ
れとも混んでるかも知れないけど水晶小屋へ行くか迷って
ました。
で、結局疲労度、明日の天気を考えて水晶岳を登って水
晶小屋へ行くことに!
水晶岳から水晶小屋が結構遠い。
やっと6時過ぎに到着したものの、やっぱり遅すぎと小
屋の方から注意が。
m(_ _)m(スミマセン
夕食はカレーライスでお代わり自由!素晴らしい、でも
今日はそれほど食欲無くて、ビールを飲んでまったりくつ
ろぎます。
酔いが回ってきて、19時就寝。
****27日(DAY2)***************************
今日は天気が午前中しかもたないので、目覚まし1時に
セットして目が覚めると、小屋の外は強風が吹き荒れてる
模様.。
結局目覚ましにも起きられず、3時頃支度を始めて朝飯
も食べて濃霧とひどい強風の中ヘッデン付けて出発!
いきなり下りから始まる山行始めてなので、オーバーペ
ース気味で稜線沿いを進んで行く。
★水晶小屋〜真砂岳
思ってたより長い稜線で、強風に晒されながら慎重に
進行。
今回天候不順のため、真砂岳は巻いて進みます。
★真砂岳〜野口五郎岳
稜線上の強風は衰えず、野口五郎岳山頂では母娘らしき
登山者は立ち往生。
★野口五郎岳〜三ツ岳
ここも思ってたよりなが〜くて、でも危険箇所は無いの
で、スピード山行でがしがし進みます。
★三ツ岳〜烏帽子小屋
烏帽子小屋への下り始めから大粒の雨が降ってきてカッ
パとレインカバー装着。
風は弱まったものの雨がどれくらい降るのか心配になる。
★烏帽子小屋〜ブナ立尾根登山口
雨は降ったり止んだりで、最後のブナ立尾根の急降へ。
烏帽子小屋到着したあたりから時折晴れ間が見えたりと
蒸し暑くなってきたので、カッパを脱ぐ。
★高瀬ダム湖〜七倉登山口
ダム湖からの舗装路を歩き始めた頃から、急に土砂降り。
トンネルやシェードのおかげでカッパも着ずそのままゴ
ールの登山口へ到着!!
今回も無事終了。今年行きたかった赤牛岳は苦労甲斐あ
って、記憶に残る山行となりました。^^
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