福岡神社〜蟻峰山(ぎほうざん)〜熊山(くまやま)〜タコラ山:岡山県倉敷市 + 瑜伽山
- GPS
- 04:00
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 447m
- 下り
- 437m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
福岡神社までは岩場だけれど歩きやすい。 以降は、イノシシの掘り返しのせいで踏み跡が不明瞭なところが多いが、テープやリボンが短い間隔で巻かれているので、熊山までは迷うことはほぼないはず。 熊山からタコラ山はリボンがほとんどなくなり、何度か立ち止まって悩む羽目に。 歩く人も少ないのか、倒木などで荒れ気味。 木や竹のせいで薄暗い。 全体的に急登のアップダウンが続き、足元も良くない。 特に蟻峰山の山頂までの道は砂地で滑りやすく、掴まれるようなロープもないため、左右の木に捕まりながら、必死で登った。 今まででダントツの滑り台だと感じた。 |
その他周辺情報 | 熊野神社:ウォシュレットつきのトイレあり。 瑜伽山:洋式水洗トイレあり。ウォシュレットもあったかな。 休憩所や自販機もあり。 |
写真
感想
当初は50cc原付+登山の日帰りはどのくらいのレベルなら行けるか、確認のために熊山へ向かう予定だった。
が、sailor88さんのレコで由加山にて御本尊を一般公開中と知り、行くしかあるまいと。
公開期間は10月いっぱいまでなので、この週しかなかった。
参拝前に歩けそうな山はあるかなとヤマレコマップを眺めると、「タコラ山」を発見。
由加山のタコ神様再訪前にタコラ山!
ナイス!
「みんなの足跡」もあるし、ネットで調べてみても荒れていると言うほどのこともなさげ。
往復8キロくらいなら、3〜4時間で戻れるはず。
那岐山縦走に比べたら軽い軽い。
翌週は再びの那岐山トライの予定だったので、予行演習として大きめ重めの荷物を用意。
ストックは無くても大丈夫だろ、と置いていくことに。
当日は公共交通機関ではない気楽さから二度寝して、出発が一時間以上遅れた。
Googleマップと、就寝時の騒音対策に購入していた寝ホンと共にバイクに乗る。
ナビのアナウンスは、ナビ不要なレベルの近場を過ぎると完全に沈黙してしまった。
GPSのせいかと再起動しても変わらず。
後で確認したヤマレコの現在地は正しかったので、オフラインのせいか、外部GPSがダメなのか、ちょっと原因は不明。
高度のあるところもダメっぽい。
幸い、大きめの道を辿ればナビに頼らなくても行けそうだったので、どうにか進んでみる。
分かりやすいルートのおかげで道にもほぼ迷うことはなかったものの、交通量が多く、トラックもたくさん。
スペースがないせいで追い抜いていく車はバイクを掠めるようだったり。
怖い。
脇道に入ろうとして、結局、元の道に戻るしかなかったりと、多少の右往左往はあったけれど、無事に熊野神社に到着。
一度、サッカー好きな同僚に話を聞いて参拝したことがあるが、変わり種のお守りが多い神社である。
敷地も広く、もちろんトイレもあり。
居並ぶ社殿の一つに無事な帰宅をお願いし、お手洗いも済ませていざ出発。
福岡神社までは下草もあったり岩場だったりしたが、サクッと着いた。
小さいけれどきちんと本殿つき。
こちらでもお参りしてから先へ進んだ。
イノシシの掘り起こしのせいで分かりにくいところがあっても、短い間隔でリボンもあり、道迷いは多分なさそう。
迷いそうになったところには、リボンを巻いておいた。
蜘蛛の巣がちょこちょこあって、他の登山者は全く見かけない。
ビビりながらも進んでいく。
が、蟻峰山の手前でストップ。
急かつ滑りやすい土で、足を引っ掛けるところもない。
重い荷物な上、ストックも置いてきていて、靴はワークマン。
どうにか途中まで行っても、ズルズル落ちそうになる。
両脇の木に必死で捕まりながら登り切ったけれど、戻りで安全に降りられる自信は全くなかった。
途中で「住心院」と書かれた分岐があったので、帰りはここを使おうと考えていた。
熊山までの道程は遠かった。
アップダウンも結構あって、斜度もきつめ。
蟻峰山のように、滑って登れないところはないものの、しんどい。
登りのしんどさは高度と距離だと思っていたけど、斜度だ!
斜度大きいと辛い!!
と今さらなことを実感しながら、熊山に到着。
思ったよりもちゃんとした祠の側に如意輪観音像も立っている。
お参りをして先に行こうと、参道っぽい方向を降りるも、なんかおかしい。
マップを確認して、正しい方へ進もうとして途方に暮れた。
踏み跡もリボンも見当たらず。
しばらく付近を彷徨い、引き返すことも考えたけれど、タコラ山目当てで来たのに!
熊山まではテープ以外に目立つリボンが要所要所に巻かれていたのに、熊山から降りるところにはリボンがなかった。
なんとか歩くうちに、色褪せたテープを見つけてホッとする。
リボンの人は熊山以降は行かなかったのかも、と想像したが、後の方でまた見かけたので、自分と同様にリボンの人も熊山からのルートに確信が持てなくて巻けなかったのかも。
その後はさらにイノシシの掘り返しでボコボコ、日差しも届きにくいのか、薄暗くて怖い。
竹林はテープがなければアウトだったはず。
タコラ山に着く頃には、精神的にも体力的にも参ってしまっていた。
舐めきっていてごめんなさい。
自分にはこの道を往復なんて無理だわ。
由加山もあるのに。
そんなわけで、タコラ山から舗装路へ降りて、安心安全な道を戻ることに。
結果的にはこの判断は正解だった。
由加山への道もGoogleマップが全く仕事をしてくれなかったが、しょっちゅう止まって位置確認したり、道標のおかげもあって、無事に公開時間内に到着、お参りもできた。
帰りも当然のようにGoogleは動かず、車通りの少ない脇道に逸れた結果、豪快に道に迷いまくったものの、何とか日が暮れる前に帰宅。
北に向かうべきなのに、なぜ自分は沈みゆく太陽に背を向けて走っているのかと気づくまでに相当かかったという…
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