釈迦ヶ岳〜孔雀岳〜仏生嶽
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- GPS
- --:--
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,064m
- 下り
- 1,046m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:40
天候 | 前夜からスタート時には快晴。 東から徐々に雲が広がり、昼前からは断続的に雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレもある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場に登山ポストあり。 |
写真
感想
久しぶりに大峰へ。
1日の行程で歩けるプランをとこのようなコースになった。
奥駆道のハードさは体験済みなのでそれなりに覚悟はしていたが、出だしは拍子抜けするほどの穏やかな尾根歩きから始まった。
前夜から続いた快晴の空でのスタートで、天気は一日全く心配なしと高をくくっていた。
東の稜線から顔を出した(はずの)太陽と歩調を合わせるように雲が湧き出すと、いつの間にかこの尾根も雲に覆われてしまった。
青空と山の風景の取り合わせが見られなかったのは残念ではあるが、ガスに霞んだ白い大峰の峰は、ピーカンの風景よりもそれっぽく見える。
立ち枯れた木のシルエットも苔の森も、ガスの中でいい存在感を放っている。
釈迦ヶ岳を過ぎると、のんびり歩けていた縦走路は様子を一変し、次のピークの孔雀岳まで修行道奥駆道の顔を次々に見せてくる。
歩く自分もテンションを上げているので道のりの長さを感じる暇もない。
立ち止まって風景を眺める視界はないが、目の前の状況に集中していることの充実感が大きい。
流石に仏生嶽まで来て食事のための小休止をする頃には身体への負担を感じ始めていた。
少し降り出した天気のこともあり、ここからさらに先を目指すことは考えなかった。
復路は朝とはすっかり様子の変わった尾根を辿ることになった。
降り出した雨で足元の岩は濡れ、つるつるになった表面に足を滑らして派手に尻もちをついたのが一回。
身体が一度浮くほどの勢いだったので痛かったのはもちろんだが、転び方によっては転落の恐れもあることと冷や汗が出る思いでもあった。
それからは、疲れよりも集中力の低下に一層注意を払いながら、ペースを一定に歩くようにした。
ソロの山歩きは何があっても自己責任。ぼーっと歩いてはいけない。
後半はレインウェアの出番となり、雨中歩行を楽しみながら秋の山道を登山口へ。
トレーニングをサボっている分身体の対応力は落ちているが、コンパクトなプランでも大峰の世界を味わえた行程になった。
コメント
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わ〜秋ですね!
山深い大峰、苔の緑から紅葉まで多彩な表情を見せてくれますね
星空から始まるのもいいなぁ
雨も趣きがあり良いですね
前夜の星空は本当にきれいで、現地に向かう道沿いでも車を停めて空を見上げるカップルがあちらこちらに・・・
でも、この季節なら雨の中をカッパ着て歩くのもありです。
弥山周辺と比べると歩く人の数は少ないエリアです。
山に包まれている感覚が心地いい道でした。
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