蛭ヶ岳南南東陵 2日目「大丸北西尾根」

2022年10月31日(月) ~ 2022年11月01日(火)

• GPS: 15:23
• 距離: 24.3km
• 登り: 2,497m
• 下り: 2,498m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:06
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:54

6:10 寄大橋
6:13 6:13 水源の森・公衆トイレ
6:21 6:21 後沢出合
6:26 6:26 宇津茂林道終点(=登山口)
7:15 7:27 釜場ノ平
7:35 7:36 寄コシバ沢
8:28 8:48 鍋割峠
8:59 9:13 旧鍋割峠
9:15 9:15 オガラ沢ノ頭
9:49 9:50 オガラ沢出合
14:04 蛭ヶ岳

2日目

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:09
• 合計: 7:19

6:59 蛭ヶ岳
6:59 7:00 蛭ヶ岳山荘
7:12 7:12 中ノ沢乗越
7:17 7:18 鬼ヶ岩
7:22 7:22 鬼ヶ岩ノ頭
7:40 7:40 棚沢ノ頭
8:28 8:28 弁当沢ノ頭
9:29 9:29 熊木沢出合
9:46 9:46 オガラ沢出合
10:04 10:04 尊仏ノ土平
12:14 12:14 大丸
12:23 12:23 小丸尾根分岐
12:30 12:31 小丸
12:34 12:35 鍋割山稜
12:48 12:48 鍋割山荘
12:54 12:57 鍋割山
13:18 13:18 後沢右岸尾根分岐点
13:40 13:40 太尾ノ丸
14:06 14:08 後沢出合
14:15 14:15 水源の森・公衆トイレ
14:18 ゴール地点

天候

1日目快晴　2日目曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・鍋割峠〜旧鍋割峠
旧鍋割峠への登り返しに付いてるロープですが足元が崩れててゴボウで這い上がるような状況になってました、年々さらに厳しくなりそうです。
鍋割峠からロープの場所までは、相変わらず不鮮明、右往左往してますので自分のログはあてになりません。

・熊木沢の2つ目の堰堤
流木の踏み台が流されててよじ登るのは不可能、左岸から通過しました。

・東沢の堰堤
諸先輩方のレコで、左岸からの越えると予見しておりましたが、足掛けに利用されてた倒木などはなく、少し手前を登り慎重に岩場をトラバースしました。

・南南東陵
手掛かりも多く歩きやすい尾根でしたが、イバラに痺れました、南陵より数段酷かったです。

・棚沢盆沢間ノ尾根
弁当沢ノ頭から熊木沢へ降り始めたあたりから、足元に浮石が多く踏み跡も不明瞭になります、尾根の真上を外す場所も多いのでRF慎重に。

・大丸北西尾根
鍋割堰堤は左岸から通過ですが、スンナリ行かず、根や木を掴んで真上に上がってからのトラバースになります（踏み跡は明瞭でした）、今回は次の堰堤も左岸から高巻（鹿の踏み跡を辿りました）してから取付き先を探したのですが。。どこも木立の少ない土の急斜面で危うく見えました（チェーンスパイク推奨いたします）大丸北西尾根の場合は、2つ目の堰堤を左岸から越えずに、堰堤の手前右岸から取付いた方が良さそうです（諸先輩方のレコを復習で見返しました）

写真

10/31 7:22

釜場平到着。。今日はがんばるぞー

10/31 7:22

アキノキリンソウ

10/31 7:25

キッコウハグマ

10/31 7:36

コシバ沢で鍋割峠へ

10/31 8:05

コシバ沢にもありました、沢歩きは慣れてないので疲れます

10/31 8:19

鍋割峠の直下はメルヘンエリア

10/31 8:23

素晴らしい✨

10/31 8:23

いいとこですねー

10/31 8:24

紅葉も見頃でした

10/31 8:28

鍋割峠到着

10/31 8:31

コンドル準備（グリベルのコンドルを使ってます）して旧鍋割峠へ向かいます

10/31 8:31

踏み跡が上下にわかてるので、去年は下に行ったので、今年は上へ。。。結果、登ったり降りたり引き返したり。。うまくいきませんでした。

10/31 9:03

なんとかロープの場所へ到着

10/31 9:05

厳しい場所にダイモンジソウ。。うぐぐッ厳しい体制でパシャリ

10/31 9:06

降りるのはなんとでもなりますが。。

10/31 9:09

登り返しの方が悪くなってて、ガレ沢から這い上がるとこがゴボウで上がるしかありませんでした（分かりにくいですが画像のロープは宙に浮いて下がってます）

10/31 9:19

北尾根は美尾根です

10/31 9:30

塔ノ岳

10/31 9:33

右の山が「大丸」、尾根が2本あるうちの左側の尾根で鍋割山稜へ

10/31 10:05

熊木沢到着ー

10/31 10:06

沢の音が心地よいです♪

10/31 10:06

今日は蛭ヶ岳山荘に泊まるので気持的にも、時間的にも「ゆとり」があります。

10/31 10:08

きた〜✨

10/31 10:18

ブッブッ〜🚙

10/31 10:19

どど〜ん♪かっこいいー「蛭ヶ岳」

10/31 10:21

スナコケ。。カワ(・∀・)イイ!!

10/31 10:38

山肌は秋色です

10/31 10:43

2つ目の堰堤の「立木の足掛け」が無くなってました、沢床が低くなってて、とてもよじ登れませんが、左岸から簡単に巻けました。

10/31 10:55

ここもついに落ちてました

10/31 11:20

今日は赤い車の方へ行かずにここから東沢へ

10/31 11:22

東沢へ入渓なんちゃって、南陵は2回登りましたが、南南東は初めてです

10/31 11:32

振り返るといい景色、最高です

10/31 11:32

さあ堰堤を左岸から巻きますドキドキ

10/31 11:36

堰堤の際はチェーンスパイク付けてても厳しそうだったので、手前の岩より少し手前の斜面を上がって高巻、今日一緊張しました

10/31 11:41

堰堤の際、以前は足を掛けられる倒木があったそうですが、手掛かりもなく自分には無理そうでした

10/31 11:46

2個目の堰堤は難なく左岸からクリアー

10/31 11:50

南陵のシンボルは「赤い車」、南南東のシンボルは「オレンジのヘルメット。。2個目の堰堤を越えるとすぐ目に入ります。

10/31 11:51

正面が「南南東陵」の取付きです、2個目の堰堤を越えて右岸を見れば正面に取付が現れます

10/31 11:51

正面は棚沢ノ頭、奥に少しだけ見えてるのは鬼ヶ岩ノ頭です。

10/31 12:00

振り返れば「臼ヶ岳」堂々とした山容ですねー

10/31 11:55

ここで装備を整えていざ「南南東陵」へチャレンジ♪

10/31 12:18

立木と根が、手掛かり足がかりになって尾根に乗るまで、取付きは厳しくありませんでした。

10/31 12:24

今考えると中盤くらいまでは、翌日登る「大丸北西尾根」のほうが急登でした

10/31 12:29

殺伐とした急登をイメージしてましたが、想像以上に美尾根でした

10/31 12:37

長―く大きな倒木に( ゜Д゜)ビックリ

10/31 12:40

何枚写真撮ったかわかりません✨

10/31 12:52

標高を上げると斜度がキツクなってきますが、立木が多く歩きにくいことはありませんでした。

10/31 13:19

南南東のレコには必ず出てくる岩場、正面から登りました（足場あり）

10/31 13:26

思わずひとりで歓声♪

10/31 13:34

南南東の最大の敵は「イバラ」です、南陵より数段酷かったです

10/31 13:38

主脈から見ていた崩壊地、まさにその横を登ってます。。感動です

10/31 13:39

棘との格闘です(´;ω;｀)下山後お風呂でしみます

10/31 13:41

山頂直下にこんな大岩があるなんて（驚）

10/31 13:42

もう山頂は間近！ペースを落としてじっくりと登ります

10/31 13:49

南南東陵から見る主脈は素晴らしいです。。最高

10/31 14:00

感無量でした。。

10/31 14:00

イバラをかわしてかわして。。。

10/31 14:01

この裸地を越えれば

10/31 14:06

ゴ〜ル♪やっほい　

10/31 14:08

アハアハ、落ち着け自分(笑)

10/31 14:08

富士山も完璧、しばし涼んでから山荘に入りました

10/31 15:14

山荘で全身お着換えし、ビールとつまみを持って山頂へ戻りました。。詳細図ながめながらウィー♪

10/31 15:15

明日降りる「棚沢盆沢間ノ尾根（詳細図）」、棚沢ノ頭から弁当沢ノ頭を通って熊木沢の「ハシゴのある橋」よりちょい手前(蛭ヶ岳より）に下ります

10/31 17:01

山荘で小屋番さんや山友さんと楽しくお話してたら。。ダ、、ダイヤモンドを見逃しました（笑・・本チャンは2日です）

10/31 17:01

でも美しいからヨシ

10/31 17:17

この色が最高

10/31 17:18

今日は念願の南南東もできたし、ゆっくりします

10/31 17:20

蛭ヶ岳山荘からは江の島から都心まで夜景も最高です

10/31 17:21

今日はNHKの撮影隊の方もいらっしゃいました、おやすみなさい

11/1 5:30

はい朝の5:30です、おはようございます！雨は降ってませんでした、昨晩いっそのこと雪降らないかなーなんて（笑）

11/1 5:46

日出はこれがピークでした、やはり曇天のようです

11/1 6:58

降らなさそうなので予定より早めにスタートして、予定通りのVRへ

11/1 7:01

あの「棚沢ノ頭」から右へ降りてく尾根に入ります

11/1 7:05

昨日歩いたな南南東陵、あの崩壊地の際を登りました

11/1 7:18

曇り空も悪くない

11/1 7:24

キレイな斜面で一段平なとこがあって、山頂に向かうのが「南陵」

11/1 7:40

棚沢ノ頭からこちらの踏み跡に入ります

11/1 7:40

古の朽ちた道標の進行方向は「ユーシン」となってます

11/1 7:41

踏み跡は明瞭でしたが、あまり歩く方がいないのか、不明瞭なところもありました。

11/1 7:43

間違いなく美尾根です

11/1 7:49

蛭ヶ岳を右手に見ながらの下山です

11/1 8:19

晴れてたら相当キレイでしょうねー

11/1 8:23

植林帯と自然林の境目

11/1 8:26

ここから先標高を落とすと、雰囲気が変わり、足元が浮石とガレで要注意です

11/1 9:25

ここから出てきました、小っちゃな看板ありました（文字は見えない）

11/1 9:26

今日の核心部�．曠鵐箸剖貅蠅任�

11/1 9:28

蛭ヶ岳山荘出てここまで2時間半掛かってしまいました

11/1 9:42

林道の崩壊地、倒木が少しずつ落ちてきてて、段々悪くなってますねー

11/1 9:58

箒杉沢

11/1 10:05

尊仏ノ土平

11/1 10:25

鍋割堰堤の手前の慰霊碑。。合掌

11/1 10:26

近くづくも無理、少しさがって。。

11/1 10:30

みなさんがよじ登った跡を辿り高巻

11/1 10:36

次の堰堤、個人的にはこっちのほうが厳しかったです。。ここで行き詰まり（かなり急斜面）もどって一段上の踏み跡（鹿？）を辿りました

分かりにくいですが堰堤の左岸、細い白い木の上にあったバンド（細い鹿の踏み跡）を辿って左へ上がっていきました。×が前写真の行き詰まりポイント、沢をやられる方には容易い高巻かもしれませんが。。緊張しましたー

11/1 11:02

その後、尾根への取付き場所を探して右往左往しましたが、どこも厳しくて、この写真の左下からズリズリ上がりながら右側の植林帯へ逃げ込んで四つん這いでここまで来ました（この植林体は2つ目の堰堤の手前から上がってくるトコ）。。これなら2つ目の堰堤越えないで、堰堤の右岸から取り付いた方が良かったかも、尾根に乗って一安心

11/1 11:25

一安心もつかのま、南南東陵の方が登りやすかったと思うほど、土の急斜面がずーっと

11/1 11:40

キレイな尾根です、間違いなく。。

11/1 11:55

ハプニング。。(´;ω;｀)グリベルのコンドル壊れてしまいました。

11/1 12:04

大丸の山頂直下だけは穏やかです

11/1 12:12

腕も脚もパンパンです

11/1 12:12

大丸にも登山道から離れた場所に慰霊碑があります、合掌。

11/1 12:14

大丸到着！もう昼過ぎちゃいました

11/1 12:21

花立山荘に大山

11/1 12:34

鍋割山は紅葉いい時期かもしれません

11/1 12:46

蛭ヶ岳〜6時間掛かっちゃいました、シンドー

11/1 12:54

うどんは諦め、降らないうちに下山を急ぎました

11/1 13:17

モノレールの作業経路で降りてみました

11/1 13:21

ビューン

11/1 13:22

芸術的です✨

11/1 13:38

下の方が多少荒れてましたが、よく整備されてました

11/1 14:06

モノレールの格納庫の横へ飛び出しました、大満足の2日間でした。

11/1 16:14

本日も無事下山ありがとうございました！

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

装備

個人装備

防寒着 雨具 帽子 ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック チェーンスパイク グローブ テムレス シングルバーナー ヘルメット スマートフォン 予備バッテリー

感想

toramon

念願の南南東陵、初踏破できました(^^♪
自分では日帰りは無理そうなので、ダイヤモンド富士の時に焦点を合わせてました。
ダイヤモンド富士の2日に休みがとれず、やむなく31日でしたが、
山荘で楽しく過ごしてるうちに見逃すという失態（笑）
翌日は雨も覚悟してましたが、曇天だったので予定通り「棚沢ノ頭」から熊木沢へ降りて「大丸北西尾根」で稜線へ復帰しました。
体感的には「大丸北西尾根」のほうがシンドかったです（笑）
2日間、久しぶりにガッツリ歩け、未踏だったルートを4か所歩けたので大満足でした。あとは南南西陵のみ。。。怖っ