リトル比良の破線ルート巡り
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 970m
- 下り
- 974m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
JR近江高島駅にゴール後、電車で北小松へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
北小松駅構内に登山ポストあり(記入用紙もあります) 私は大津警察のHPにネットで提出していました。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(1)
下着着替え(1)
靴下予備(1)
レインウェア上下(1)
救急薬品(1)
ナイフ(1)
非常食(1)
行動食(1)
スマホ(1)
帽子(1)
トレッキングポール(1)
手袋(1)
マグカップ(1)
タオル(1)
ティッシュ(3)
財布(1)
シューズ(1)
自家用車(1)
水(3ℓ)
カメラ(1)
腕時計(1)
|
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備考 | 虫よけのスプレーは必須です。 今回一番世話になりました。 |
感想
暑い日が続く中、久々にリトル比良を歩いてきました。
音羽からのメイン縦走路ではなく、バリルートを交えてちょっとドキドキの山歩きを狙ってみたんです。
先週と同じく昼には下山のタイムリミットがあるもので、スタートを早く設定します。
(暗い中での出発、ワクワク感が高まって嵌ってます♪)
4時過ぎにヘッデンを装着し、北小松駅前からまずはR161を北に向かいます。
まだ真っ暗な国道を歩くのですが、この道路、有料道路を使わずに福井(日本海側)に抜ける道でトラックやダンプの交通量が多いんです。
湖岸の狭いところをすり抜けるように通っているので歩道のない部分もあったりします。
歩いているとすぐそばをダンプが猛スピードで走り抜けるのがかなり怖いですね。
国道から左に折れて少し進むともう害獣除けのフェンスが張られていて、そのゲートを抜けて山に入ります。
東の空はゆっくりと白んできますが、山道はヘッデンがないと何も見えません。
暗い中で尾根の取り付きを探します。
登山口の表示や道標などは全く見当たらず、地形図の等高線とにらめっこしながら尾根の見当をつけて無理やり登り始めます。
(下りでは神経質になりますが、登りの尾根は一本間違えても合流するから気が楽です)
踏み跡も何も見分けがつきませんが、ひたすら尾根を辿って登るうちに赤テープが現れ、どうやら正しいルートに乗ったようです。
登り出しの標高がだいたい100mとして、最初の牛山のピークが566m。
この何でもない登りがこの日はきつかった!
尾根の傾斜もかなりでしたが、一気に登ってしまいそうなこの道のりを何度も立ち止っては肩で息をしています。
早朝でも30度近くありそうな気温とこの湿度!
他の季節と同様に考えちゃいけませんね・・・
すっかり明るくなった尾根を歩くうちに、シャツもズボンも水をかぶったように濡れています。
飲料水は3ℓ(+イオン飲料500ml)準備していますが、それでも不安になるほど口をつける回数が増えています。
いつもの山歩きに比べて、今回は歩いている自分に集中している気分です。
暗い中を歩き出したこともありますが、視線をあちこちに散らすこともなく、道の様子と自分の状態に気持ちを向けていました。
どこかで1か月後の穂高を意識していたんでしょうね。
滝山から岩阿沙利山、鳥越峰までは以前に歩いたルートなので気楽に流しています。
冬のリトル比良でフランス人のペア、セバスチャンとサラに出合い、3人でルートを探しながら下山した道もまた見つけました。
当時の山は雪で真っ白だったのに加えて木々がみな葉を落としていたので見通しがよく、地形の判別が容易でした。
同じ道を覗いてみると、鬱蒼とトンネルのように暗く、足を踏み入れる勇気が出ない雰囲気です。
鳥越峰のピークから南に道が分かれ、また未踏のルートを辿って見晴山に向かいます。
若干下り気配の尾根歩き、やはり等高線を追いながらですが、最初の緊張はありません。
適当に気を散らしながらのんびり歩きを楽しむ…余裕は実のところあまりなくて、暑さとの根競べ状態でした。
嬉しいサプライズがザックの中に入れていたペットボトルの水。
凍らせて持ってきたのですが、歩くうちに融けてしまっているだろうとあきらめていました。
休憩時に出してみるとこの暑い中でまだ氷が半分以上残っています!
予想外の冷たさに生き返った休憩TIMEでした。
見張山の周辺にはいろいろと戦国時代の名残のような名のついた場所が多く、足を延ばしてみた城跡も好奇心を刺激されるような場所がいくつか見られました。
ただ訪れる人がまだ少ないのか説明の表示もほとんどなく、これからの整備次第でこのルートも人を集める魅力を持てそうです。
(人が来ないことを良しとする考え方もあるようですが…)
最後には思いがけなくあっさりと人里に出て驚きました。
笹のヤブコギをしてから10分後には駅なんですから!
暑さからくる疲れやすさと休憩の頻度、水分やエネルギーのとり方も経験を重ねていく必要がありそうです。
やたらペースを上げる必要はないけれど、効率のいい体の使い方で距離や標高を稼ぐテクニックを身に着けたいところです。
さて、あと数回のリハーサルで自分の準備をしてしまわなきゃ!
今回はリトル比良ですか!
暑くて高い山か沢にしか気持ちが向きませんが
なかなか楽しそうですね
早立ちはタイムリミットと熱中症対策も込みかな?
こまめに塩分チャージ、万が一の時の経口補水ゼリーを
携帯することもいいかも
senrakuyaさん、こんにちは
暑さと湿気がこれでもかと攻めて来る一日でしたよ
夜明け前のスタートから厳しい状況でした
水のほかにポカリスエットを500ml持っていて、少しずつミネラル補給はしていました。
熱中症の気配は今回なかったですね
滋賀県民としては、「高い山」=「遠い山」ですよね…
暑さも眠さも楽しんじゃいましょう
こんにちは〜☆
城跡周辺に地味に解説看板たってて「どこっ?」って思う感じですが石が積んであったりして、なんか雰囲気感じますよね〜
この時期にリトル比良かぁ・・・monsieurさんスゴイなぁ!!
暑くて歩ける気がしなくて やっぱ早朝登山ですネ
bebebeさん、ようこそいらっしゃいませ〜
湖西から湖北にかけて、歴史の舞台となっただけに史跡の多いところですね
あまり知識もない私ですが、この案内の内容には少しニヤッとしてしまいました
歩き出して「暑い〜 」 ってのはメチャ感じますね
でも、どこ行こうかあれこれ考えているときに「暑いから…」とは思わないんです。
大汗かきながら山道を歩いて周りに目をやる余裕もない、そんな状況が案外自分と向き合える時間だったりします。
ゴールだけを目指して歩みののろさを嘆くのは日常のこと。
せめて山では今踏み出す一歩を喜んでいたいものです。
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