滝子山:寂悄尾根からズミ沢へ。尾根と渓谷の紅葉と富士の眺め。
- GPS
- 06:10
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,106m
- 下り
- 1,093m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:05
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
滝子山は駅から近いから電車がメジャーかな。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滝子山南稜(寂ショウ尾根):岩の登りは簡単、むしろ、岩以外の登路も含めてサインが少ないので、ルートを見極める必要がある。と言ってもそれほどではないが。 ズミ沢の難路は、一部ザレの斜面がある程度。紅葉の滝と渓流が美しい。 |
写真
感想
祝日なので、あまり遠くなくて、紅葉もあって人出も適度な山に行こうか。前から気になっていた大月の滝子山はどうかな。南稜(寂ショウ尾根)から登って、ズミ沢を下るルート。寂ショウ尾根は一応バリエーションルートとは言うものの、ヤマレコでは登りのメインルートになりつつある。
3日は快晴、晴れの特異日? 渋滞に会わないように6時前に桜森林公園に着く。フェンスの外にはトラックが停まっていたので、フェンスを開け、内側左の駐車場へ停める、2台目。明るくなったので、出発。林道を行き、橋を渡って少し行くと、右へ寂ショウ尾根への入口がある。進むと直ぐに寂ショウ苑の建物がある。その先、落葉で道がはっきりしないので、下草のない樹林の中をGPSを見ながら登って行く。足跡はあるので、同じような人もいたか。本来の道に合流して、しばらく行って鉄塔下に到着。道は尾根状になったり、一旦少し下ったりして登り、林道に出る。正面の擁壁の右側先に寂ショウ尾根入口がある。
最初はジグザグに高度を上げるが、尾根に乗ると落ち着いた登りになる。尾根の下の方では、紅葉はまだだが、登って行くと黄葉が見られるようになる。ちょうど、陽が当ってきて、きれいに見える。1000m越えまで、徐々に高度を上げていく。眺望は無いが、割と登り易い尾根だと思う。1280m付近、赤い鳥獣保護区の標識がある辺りから岩場が連続するようになる。ここで、ストックはしまう。ここで、ちょうど富士山が樹間から見えた。この先は、岩の上を歩くことが多くなるが、難易度は低く、高度感も無い。乾徳山の一般コースの方が上かも。でも、この尾根はサインが少ないので、トレース、岩の擦り減り方などで、最適な道を見つける必要はある。岩でなくとも、一部落葉で不明瞭になっている場合も同じ。だんだんと岩は少なくなり、浜立尾根との出合に出る。
浜立尾根に出てから、滝子山への最後の登りとなるが、前に1つピークがある。その登りが、岩ではないが、急である。その先は少しだけ下って、少し登り、滝子山山頂に到着する。まだ9時半か、順調。意外なことに、山頂には誰もいなかった。山頂からは、やはり、先ず富士山に目が行く。今日はすっきり晴れている。先週から雪が降っていないので、減ってはいるが、雪のある富士山はやっぱり良い。その右には南アルプスの山並みが見える。雪が見えるのは白根三山あたりだろうか。反対方向には、金峰山から奥秩父の峰が続いている。
滝子山山頂から、東方向に急坂を少し下ると、下山路(大谷ヶ丸方面)の分岐の標識があるが、直進少しで、滝子山三角点がある。分岐まで戻って下る。落葉の道は最初、トラバースして行くが、右方向に下って行く。途中、祠がある。下山路は大谷ヶ丸への道と分かれて、幅広い尾根を下って行く。八ヶ岳がよく見えるし、紅葉もきれいである。道はズミ沢に出て、沢に沿って下って行く。沢沿いの道(難路)と迂回路の分岐がある。滝を見たいので、沢沿いの道を選ぶ。直ぐにザレの斜面のトラバースがあるが、後は渓流に沿って下って行くと、小さな滝があり、さらにモチガ滝かな、大きな滝の傍を通る。この辺りは渓谷の紅葉という感じで、心地よい。その後は、沢の近くを通ったり、上の方を通ったりと、沢沿いの道が林道に出るまで長く続く。この辺りが道証地蔵なのだろうか。すぐ下に車が1台駐車している。2か所数台は駐車可能のようだ。後は、林道を桜森林公園まで下る。
今日は快晴で、岩稜歩き、尾根の紅葉、渓谷の紅葉と楽しむことができた。帰りも、12時半に出たので渋滞にも全く合わなかった。今日出会った方は、寂ショウ尾根で1人、頂上で3人、ズミ沢方面で30人程、休日の割には少なかった。
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