本巣七名山・八谷橋から雷倉往復
- GPS
- 04:42
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 982m
- 下り
- 973m
コースタイム
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:42
天候 | 晴れのち時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
雷倉登山者用駐車場にクルマを置いた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
橋を渡ってからほぼ全コース急登続きだけど、ほぼ中間点の15/33より上から林道(跡)広場に出るまでがさらにキツい。 |
その他周辺情報 | 入山前に「道の駅 うすずみ桜の里・ねお」に立ち寄り、トイレを済ませた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
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感想
『晴れの特異日』として知られる11月3日の文化の日に、本巣七名山の雷倉に行って来た。雷倉には、1996年に購入した登山ガイド本、松井志津子・編『名古屋から行く隠れた名山64』(七賢出版、1995年)で紹介されているのをみてから、ずっと登りに行きたい!…と思ってたけど、その機会がなかなか無いまま26年も経ってしまった…(汗)。雷倉には前年の11月下旬に登ろうとしたけど、日程の都合から急遽予定を変更して、岩岳に登ったら雪が積もってたということがあった(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3791124.html)。あの時に岩岳じゃなくて雷倉に登ってたら雪で遭難してたな…という反省も踏まえ、前年よりも約3週早い日に決行!(ホントは、もっと高い山に行くつもりだったけど、強風の予報が出ていたため、雷倉に前日に変更したのはナイショ…苦笑)
東海北陸道の小矢部砺波J.C.T.─白川郷I.C.間が4車線化工事のため午前6時まで通行止めなので、『キャラメルハウス』(自宅)を6時前に出発。前年に岩岳に行った時には東海環状道の山県I.C.(終点)まで行くという無駄なルートを通ったけど、今回は郡上八幡I.C.で下りて国道256号や国道418号を経由して、樽見鉄道樽見駅付近で国道157号に出た。
「道の駅 うすずみ桜の里・ねお」に立ち寄り、トイレを済ませてからさらに国道157号を進むと、その道のマニアには超有名な『酷道』だけあって露骨に道幅が狭くなる。Ωカーブの先端から谷に下りる道に入り、橋を渡ってさらに行くと、雷倉登山者用駐車場に出た。到着は9時過ぎで、すでに先行者のクルマが2台駐まってる。支度を済ませ、9:12に駐車場を出発。県道270号を離れ、谷へと下りていく。八谷橋を渡り、集落を抜けると雷倉登山口に到着。駐車場から登山口まで一切の案内表示が無いため、事前に『ヤマレコ』や登山ガイド本で位置を確認しとかないと迷うかも。登山口には協力金を入れる箱が設置されてたので、ここでお支払い。小銭が無かったので、お札入れた(苦笑)。
標識どおりに左へ右へ登って曲がっていくと、水路に出る。水路のフタの上を延々と歩いていく。堰堤のある沢に出ると一旦沢のほうに下りて、鉄橋を渡る。渡った先に「28/33」の標識があり、急登が始まる。尾根に乗っかるまではロープもある足元が不安定な斜面をトラヴァースしてく。尾根に乗ってしまえばひとまず危険は無くなるものの、急な上りだ。踏み跡とピンクテープなどのサインを頼りに、ひたすら上っていく。沢の流れの音が次第に小さくなり、聞こえなくなって行く。地形図にあるように2回くらい急登が緩む箇所があるけど、厳しい上りが続く。(「16/33」の標識はハズれて無くなってるようで)半分を過ぎた「15/33」の標識で休憩。「9:22出発」と勘違いしてたので、1時間登った後の休憩を取ったつもりだったけど、実際は「9:12出発」なので、74分経過してた(苦笑)。「15/33」から先は引き続き急登なのは一緒だけど、これまでと様相が異なり、補助ロープが設置されるほどの急坂になり、岩ゴロゴロな歩きづらい斜面に変わる。補助ロープというよりはコースを明示するためのロープをたどっていくと、これまで上って来た尾根よりもさらに大きい尾根に合流。ここらあたりで、ようやく目指す雷倉が見渡せるようになる。しばらくこの尾根に沿って緩くアップダウンを繰り返しながら先へ進むと、櫓やらワイヤーやら「昭和60年」と書かれた看板など林業的な遺構が散らかるようになり、林道(跡)広場に出た。
「私有地につき立入禁止」の看板が立つ広場からさらに踏み跡をたどって行くと、すぐに「9/33」の標識が現れる。しばらくは傾斜は緩めだったけど、「5/33」あたりから急登となる。登頂を果たした登山者1名とすれ違ったのはこの辺り。後でもう1人登山者とすれ違った。クルマの先客は2台だったので、この先頂上まで誰も居ないハズ。雷岩屋への分岐の標識もある「3/33」を過ぎると、頂上は間近。すぐに八谷下山口の標識に出た。ここから頂上付近の平坦部を延々と歩く。「2/33」を過ぎても頂上はまだ先だ。「1/33」は見ないまま、11:42に雷倉頂上に到着。
天気は晴れだけど、気温が高いのか雲が多めで御嶽方面はみえなかったものの、白山や平家岳、恵那山などの展望を楽しむことが出来た。頂上で、エースコックの『深まる旨さ香味味噌ラーメン』喰って、麓の集落のスピーカーから流れる正午の音楽を耳にしてから、12:02に下山開始。
来た道を戻るだけだけど、道を間違うと大変なことになる。八谷下山口の標識では真っ直ぐ行かないように気を付け、林道(跡)広場を抜けた先の下りる尾根も間違えないように注意を払った。枯葉で踏み跡が見つけづらい箇所ではピンクテープが無いか目を凝らす。ロープがある箇所の下りは慎重に通過し、上りと同じ「15/33」で休憩。「15/33」まで戻ればあとは傾斜も緩むので、比較的気楽に歩けた。沢の音が聞こえるようになってくると鉄橋は近く、トラヴァース箇所を慎重に通過し、鉄橋に出た。あとは水路に沿って歩き、13:49に登山口に到着。さらに5分の歩きで駐車場に戻った。
往復4時間で登れる山とはいえ、「15/33」より上の急登はキツかった。しかしながら、1996年からの懸案を果たせて、大満足。
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