東北初遠征で岩木山 岩木山神社から嶽温泉へ
- GPS
- 07:03
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 1,157m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 7:03
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
▼前日、弘南バス パンダ号東京新宿線にて弘前入り 21:30 新宿高速BT | 繁忙期6,500円 06:55 弘前BT (6:25到着) ▼弘南バス 枯木平線 07:10 弘前BT のりば | 710円 07:48 岩木山神社前 【復路】 ▼弘南バス 枯木平線 16:25 岳温泉前 | 1040円 17:20 弘前駅前 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼コース状況 錫杖清水から上部100mほど雪渓あり。 ステップは明快ではないが、登るのには問題ナシ。 下りも、すれ違った現地の方のお話では「大丈夫でしょう」とのこと。 |
その他周辺情報 | ▼津軽フリーパス(2,060円) http://www.tsugarunavi.jp/freepass/ フリーエリアの列車とバスが2日間乗り放題。 公共機関を利用して2日間で岩木山と八甲田へ行くなら、 購入すればチョイお得な場合も。 弘前BTでは購入不可。JRのみどりの窓口などで。 ▼下山後の温泉 小島旅館 10:00〜16:00 大人350円 |
写真
感想
東京発の深夜高速バスを調べていたら…岩木山と八甲田大岳は公共交通機関だけで山行できそう。思い立ったら実行せずにはいられない。みちのく一人旅、第一弾!
前日新宿発の深夜バスは定刻より30分早い6:25弘前バスターミナルへ到着。津軽フリーパスが売っているかどうかBT案内所で確認したら「フリーパスの窓口担当は7時から」という。
「よかった!JRのみどりの窓口まで行く手間が省けた〜」とのんびり7時になるのを待ってもう一度案内所まで行くと、なんと案内所では販売していないという!
えぇーい、時間ならたっぷりあったのに!
岩木山行きのバスは始発7:10なのでギリギリアウト。まあフリーパスを購入しても2日間で300円ほど安いだけなので諦める。津軽フリーパスを購入予定の方、パスはJRの駅でしか売ってませんからね〜。
弘前BTから乗ったバスには登山者らしき人は私の他に3名。でも岩木山神社前で下りたのは私1人。バス停をスタートしてまずは岩木山神社へ。登山の安全を祈願し、拝殿前から左側の登山口入口へ。ここには登山ポストもある。しかしこのコース、神社〜桜林公園〜スキー場〜と進み、なかなか山道へ入らせてもらえない w
やっと山道へと入るが、無風の樹林帯で今日のような暑い日にはとても辛い。汗が滝のように流れる。ふうふうと荒い息をしながら登っていくが、この樹林帯は焼止り避難小屋を越えて少し先まで続いた。
焼止り避難小屋はギシギシいう木の引き戸を開けて中を見てみたが少々カビ臭い。ここで扉を閉めて寝るのはちょっとイヤだなぁと思ってしまった。さらに進むと沢を左右に行ったり来たりしながら登るコースになる。沢沿いの道は涼しい風も吹いて心地よい。沢の水で日本手ぬぐいを濡らして涼を取ってからは、ようやくこちらの調子も上がってきた。ミチノクコザクラも咲き乱れ、見上げれば新緑の沢の上に澄み渡る青空。「岩木山はいい山だなあ」と一言声に出し、さらに上を目指した。
今回現地の最新情報が得られなかったので念のため軽アイゼンを持ってきたのですが、「雪渓は残ってなさそうだな〜」と思って間もなく、見えてきました、白い塊り。ちょうど先行者が2人いて、錫杖清水のあたりから雪渓の上を歩き出しました。
歩くのですね、雪渓を。
アイゼンは必要ないですが、ステップもあまり明瞭ではありません。下から見たときに右側に大きなスノーブリッジが見えていたので、雪渓に乗ってからはすぐに左側へ移動して、谷の左端を歩きながら雪渓をクリアしました。下りは難易度が高そうです。途中 “岩木山は今年16回目” という地元の方に伺ったところ「2週間前はもっと雪渓が長かったがアイゼンなしで大丈夫だった」とおっしゃってましたが。
昔、神様が苗代として使ったという種蒔苗代までくると谷筋にいる時よりも風景もさらに開け、風も心地よく、鳳鳴ヒュッテも見える。「もう少し、あの稜線まで頑張ろう!」と力が湧いた。
鳳鳴ヒュッテへ到着すると、今までの苦労は何だったのかというぐらいの人・人・人…。津軽岩木スカイラインやリフトを使って上がってきた観光客だ。もう夏休みに入っているので子供連れも多い。気を取り直し、ガレ場を登って山頂へ。
11:53岩木山山頂!暑さにやられたのか、ほぼコースタイム通りの結果。ゆっくり昼食をいただいて、1時間以上山頂に滞在した。
さて下山。リフト方面へ向かう人は多いがリフト8合目駐車場へ向かう登山道を下る人はあまりいない。それほどリフトのお客さんが多いということか?少しジメジメとした寂しい道だった。8合目からはリフトのりばの下へ進んで嶽温泉コースへ。歩きやすい道だ。ブナの林が美しかった。
14:57嶽温泉ゴール。
下山後の温泉は数ヶ所あるものの時間制限もあり。16時まで入れる小島旅館にしました。白濁した硫黄を含む濃厚な温泉。酸性泉のせいか少し肌がピリピリする気がする。温度の違う2つの湯船を存分に楽しんだ。
復路は嶽温泉のバス停から弘前市内へ。駅前で1泊して翌日は八甲田へ向かいます。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-487837.html
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