東北遠征その2 八甲田大岳
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- GPS
- 04:09
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 715m
- 下り
- 705m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 4:09
天候 | 晴れのち曇り 山頂は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
▼09:00 青森駅東口 | JRバス東北 みずうみ4号 大人片道 1,340円 ▽10:31 酸ケ湯温泉 【復路】 ▼16:43 酸ケ湯温泉 | JRバス東北 みずうみ7号 ▽18:04 青森駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼コース状況 危険なところはありません |
その他周辺情報 | ▼下山後の温泉 酸ヶ湯温泉:玉の湯(男女別、石鹸可、洗髪できます) 大人600円 7:00〜17:30 |
写真
感想
急に思い立って東北へやってきて、初日は岩木山へ登りました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-487455.html
弘前駅周辺のビジホに泊まって、翌日は八甲田…のはずがビミョーに寝坊。
青森行きのJRに乗り遅れました。
新青森駅で降りれば、始発のJRバス東北みずうみ2号に乗れたなぁ〜と気付いた時は後の祭り。青森駅で1時間10分待って次のバスに乗り込む。
酸ヶ湯温泉バス停には10:31到着。下車したのは私だけ。酸ヶ湯恐るべし!温泉臭がバスの中までしていました。
10:42、神社の小さな鳥居をくぐって登山スタート。もちろん登山を始めそうな人も私だけ。もうこんな時間だし、午後から天気が崩れるかもって想像してたから最初から諦めモードなんですけど、やっぱりなんかちょっと出遅れた感がある。気温も高いし。ただ昨日の岩木山ほどではない。樹林帯でもそこそこ風の動きがあるので、なんとか熱中症にならずに歩けそうです。
傾斜も程よく、登りやすい。それにしても八甲田は登山道のそこかしこで硫黄の臭いがします。南八甲田展望所を過ぎて地獄湯ノ沢へ来ると、岩が硫黄の黄色に染まっていたり「八甲田火山はまだ生きています」の看板があったりして、活火山を登っている雰囲気が一層濃くなります。
さっきまで硫黄臭い岩場を登っていたのに、アオモリトドマツの林を抜けるといつの間にか視界が開け、湿原が広がっているので仙人岱が近いことがすぐに判ります。目指す大岳は山頂に雲が掛かっている時間の方が多いので、きっと私が到着する頃には、ガスっているでしょう。
桜沼の辺りはイワイチョウが多く、可憐な湿原。天気はどこまで持つかしら?
そして鏡池で写真を数枚撮っている間に、周囲はどんどんガスに包まれ、景色は一転してしまった。とうとうガスの中に入ってしまったようだ。天気は山頂まで持ちませんでした。
12:38大岳到着。ガスガスです。(ToT)
30分ほど待ってみましたが、風は強くなる一方。手もかじかみそうなので下山することにしました。残念!
毛無岱を周回して酸ヶ湯へ戻ります。
キンコウカが盛りの池塘を巡るのはのんびりと出来てハイキング気分です。毛無岱の階段以外、特に急なところもありませんでした。
サクサクっと14:55下山。
今日は深夜バスで帰るので、温泉は千人風呂ではなく、頭も洗えて石けんも使える玉の湯です。いやぁ〜それでも帰りのバスの中で異様に硫黄臭いのが自分でも判って、笑えました。
岩木山のレコと併せて拝見させていただきました♪
実はまだ山登りを始める前、自分の中で八甲田山雪中行軍遭難事件がマイブームだった時があり、新田次郎の小説と映画『八甲田山』では飽き足らず関連文献を読みまくり、そして青森まで遠征して陸上自衛隊内の資料館、八甲田山雪中行軍遭難資料館、第五連隊営門跡などに行った後、青森第五連隊と弘前三十一連隊の行軍軌跡を実際にたどる・・・というのをやりました。
第五連隊はご存じの通り遭難してしまって八甲田山のピークには達していないのですが、それ以来、うちにとっては八甲田山と、弘前三十一連隊が行軍演習をした岩木山は聖地となりました。
kiyokiyoさん、うらやましいです!
うちも絶対行きます
山登りじゃなくても、マイブームで八甲田へ行っちゃうなんて歴女ですね〜
私が歩いた酸ヶ湯からの周回コースは、雪中行軍の遭難とは随分イメージがかけ離れてしまいますが、後半は湿原をのんびり歩けるのでおすすめですよ
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