北岳・間ノ岳
- GPS
- 31:28
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 2,226m
- 下り
- 2,215m
コースタイム
6:19広河原-8:37白根御池小屋8:47-12:01肩の小屋12:20-13:15北岳山頂13:35-14:35北岳山荘(宿泊)
(9月20日)
6:00北岳山荘-6:24中白根6:26-7:14間ノ岳7:20-8:31北岳山荘8:44-9:52八本歯のコル9:58-11:48二俣12:00-13:47広河原
天候 | (9月19日)晴れ (9月20日)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
(交通) (往路)新宿から山梨交通の夜行バスで広河原に入る。 (復路)広河原から路線バスで甲府駅。甲府から中央本線で東京へ (状況) 御池までは、ひたすら樹林帯をジグザグに登ります。危険個所はありませんが、きついです。御池からは、草すべりをジグザグに登りますが、滑りやすいので注意要します。稜線からは、風がなければ快適な登山が堪能できます。北岳から北岳山荘へはガレ場を下りますので、慎重に下らないと滑落の恐れあります。 北岳山荘から間の岳までは、岩場の道を通ります。また、切れたった道を歩きますので十分の注意必要です。風が強いときは特に注意がいります。 八本歯のコルへは、垂直ハシゴがあり慎重さが要求されます。二俣方面への下りはハシゴの下降の浮石多い道を通るため滑らないようにする必要あります。 |
写真
感想
北岳は、広河原まで山梨交通のバスで入る。朝早く広河原から野呂川沿いを歩き吊り橋を渡り広河原山荘に着く。ここで、登山カードを記入し、入山。樹林帯をゆっくりと登って行く。今日は、北岳山荘までの長丁場。気合を入れつつペース乱さずに登る。木々の根っこも張り出しているため、躓かないように足元確認。
ほどなく、大樺沢に行く道と御池に分かれる道に着く。御池の方に進むことにする。大半の人は、大樺沢の方に行くようだ。ここからジグザクに急登を登る。確かにキツイ。過去に登った笠新道と比較したらどっちがキツイかと思いながら登ると第一ベンチに着く。ちょっと休憩をとり、また登る。危険個所は特に無いが、展望があまり望めないので疲れが溜まってしまう。
さらに登ると第二ベンチに着く。北岳が木々の合間から覗く。もう少しで急登が終わる表示がありもうひと頑張りで一旦急登が終わる。なだらかな道を歩き、何やら機械の音が聞こえてくると白根御池小屋に着く。ここで展望は大きく開ける。トイレをすまし御池の脇を抜け草すべりを登る。先ほどと変わり、名前どおり滑りやすいジグザグ道である。ゆっくり一歩一歩登る。最初の急登に比べても結構きつく感じます。ジグザグに登ると鳳凰三山が大きく見えてくる。しばらくジグザグに登り2時間強で小太郎尾根に付く。
小太郎尾根からは、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳が見え、遠く富士山、八ヶ岳に中央アルプス、槍・穂高まで見えてしまった。肩の小屋に向かうのを忘れしばし、この景色を眺め、他の登山者と一緒に堪能した。ここから、稜線を歩くがなかなか肩の小屋に着かない。いくつか岩場を超えやっと肩の小屋に着く。肩の小屋で昼食を食べることにし、カレーを注文した。
一服して北岳を登る。岩場を登るが何度も超えやっと北岳山頂に到着。360°大パノラマで、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳、富士山、八ヶ岳、中央アルプス、槍・穂高、明日登る間ノ岳や南アルプス南部の山々まで見える。このままここに居たいと思ったが、後髪引かれる思いで北岳山荘に向かう。岩場はなかなか危なっかしいのもあり慎重に下る。まだかまだかと下る北岳山荘が遠く見える。なかなか北岳山荘は着かない岩場を下り、稜線を歩きやっと北岳山荘に到着し、宿泊の手続きをとる。
食事まで明日の準備や夕陽を堪能した。
夕陽は、夕日を受ける北岳が見事に映えた。遠く富士山が素敵な色に輝いて存在感をアピールしていた。西の空に夕陽が沈むのを確認して食事を取る。夜中、目が覚め外に出ると風が強いが空には満点の星が散りばめられていた。
翌日、朝食前に朝日を眺めたが、雲に隠れて登ってくる姿が確認できなかった。朝食を食べ、荷物を外に出し、間ノ岳を往復する。軽身で登る。風は強く、飛ばされないように足場を確認しながらまず、中白根に着く。爆風のため写真をとり、間ノ岳に向かう。風を避けながら進み、岩場をしばらく登り、いくつか超えると間ノ岳山頂に着く。
間ノ岳は、広い山頂でゆっくりしたいが、風が強すぎるため堪能している間もなく写真をとり、山荘に戻ることにした。戻る途中から、槍穂高の奥に鹿島槍ヶ岳・五竜岳・白馬岳が見え、乗鞍岳、笠ヶ岳まで見えた。本当に来てよかったと感じて山荘についた。
時間を確認して、トイレをすまし、荷物をまとめて下山開始。当初は、北岳超えをしようかと思ったが、北岳来たならばやはり八本歯のコルを経由して広河原に降りることにする。山荘から、稜線を歩き、北岳の腹を巻くトラバース道を行くが、道幅が狭いため結構スリリング。慎重に歩く。八本歯に向かう分岐点に着き、いよいよ八本歯のコルへ下る。岩場を何回か降り、ハシゴを下降し、垂直ハシゴを慎重に降りると八本歯のコルに着く。間ノ岳が大きく見えるビューポイントだと思った。
ここから、大樺沢への下りを行く。何度もハシゴを下降する。むしろ結構道が狭いので登ってくる人が多いため待つことが多い。ハシゴの下降が終わり、涸沢を下るが、砂礫が滑りやすくゆっくり慎重になった。遠く広河原が見えてくる。グングン下り二俣に着く。北岳が大きく望め昼食をとりさらに下る。グングン下り樹林帯にさらに下ると御池との分岐に到着。そして、しばらく下ると広河原山荘に到着。吊り橋を渡り、ついに広河原に到着。無事に下山し、バスに乗り込み甲府へ向かう。
ヤマサトさん^^
こんにちは!
モンです。
掲示板ではお世話になっております。
いやぁ〜〜〜素晴らしいの一言ですね。
南アルプスは富士が大きく見えて良いですね
北岳・・・とても行ってみたくなりました。
これからは冬山なんでしょうね?
これから、ゆっくりと他の山行写真も拝見させていただきます。
モンさん
早速ご覧になっていただきありがとうございます。
もう一日山行きしていたらどこまで歩けたかなと思ってしまうほど南アルプスは奥が深いです。
また、来年いけたらなと思っています。北岳是非いってみてください。北アルプスとは違った気持ちになると思います。
過去の記録も随時アップさせたいと思います。
yamasato0408(ヤマサト)
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