ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4889897
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

Vertical 2300M お鉢を巡り大砂走りを駆け下りる、富士山!!

2022年11月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
10:45
距離
21.0km
登り
2,483m
下り
2,475m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:37
休憩
1:59
合計
10:36
5:38
5:39
56
6:35
6:35
80
9:22
9:22
10
10:34
10:41
68
11:50
11:55
2
11:57
11:57
10
12:07
12:07
7
12:14
12:14
12
12:26
12:38
7
12:46
12:56
11
13:07
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5
13:13
13:21
11
13:32
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1
13:33
13:37
2
13:39
13:39
5
13:44
13:46
6
13:51
13:51
3
13:55
13:58
28
14:26
14:30
6
15:15
15:15
8
15:41
15:42
20
16:02
16:04
4
16:09
16:09
0
16:09
ゴール地点
天候 晴れ、復路の大砂走り中盤でガスガス
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御殿場口第2駐車場
コース状況/
危険箇所等
登山を始めて9ヶ月が経とうとする2021年の5月、遅ればせながら富士山に登った。ガッツリ歩きたいという欲求から御殿場ルートを考えたが、時期的にちょっとハードルが高そうに見える。ただ、富士宮ルートでのピストンでは芸がない。そこで、ネット検索して、富士宮口から宝永山経由で御殿場ルートに合流するという何とも贅沢なその名も「プリンスルート」というのがあることを知った。現在の天皇陛下が皇太子時代に通ったことからその名が付いたらしい。「絶対これやん🎵」とそれにお鉢を巡りをセットした鉄板プランを実行した。めちゃめちゃ甘かった。宝永山への分岐を越えてから、誰もいなくなった。七合五勺の砂走館で初めて下りてくる登山者とすれ違い、少しお話しした。彼は「まあ、山頂直下以外は大丈夫だと思いますよ」と言いながら上を見上げ、「山頂直下以外は…」と何故か繰り返した。八合目を越えた辺りで、彼の言った通り道が不明瞭になった。そして少し行くと、気の遠くなるほど下までスッキリと見えるバーチカル斜面になった。「これは、アカン😨…」。この直登は当時の自分には無理だと思い、恐怖トラバースで、左手の岩場に何とか渡った。そこから、岩場を手がかりになんとかお鉢に乗り、剣ヶ峯に登頂するのが限界だった。

最近、YAMAPバッチの3000m峰の達成状況を見ると19/21になっていた。乗鞍岳は行っていないからいいが、何故か富士山が未登頂になっていた。「やっぱりお鉢巡りしてな登頂扱いにならんのかな…」。実は富士山は自宅からかなり近い。夜中なら1時間くらいで登山口に着いてしまう。先週の針ノ木サーキットの疲れが残っているが、かるーい気持ちで、「せや、サクッと富士山登って、20/21にしてこよう🎵」と思い付く。しかし、意外にもこの時期の富士山はかなり危険な可能性があるらしい。どんどん恐怖が増加していき、結局厳冬期フル装備をザックに用意していた。久々に使うキトラパック30の重量を量ると12キロになっていた…。

その他周辺情報 トイレ使用可能
予約できる山小屋
御殿場口新六合目・半蔵坊
御殿場口七合四勺・わらじ館
第2駐車場を見つけるのに苦労した。リンデワンデリングかと思う現象にも遭遇し、「さすが富士山!」と恐怖する。何とか車を止めると、満点の星空だった。
2022年11月06日 04:58撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 4:58
第2駐車場を見つけるのに苦労した。リンデワンデリングかと思う現象にも遭遇し、「さすが富士山!」と恐怖する。何とか車を止めると、満点の星空だった。
駐車場のすぐ近くにキレイな水洗トイレあり
2022年11月06日 05:19撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 5:19
駐車場のすぐ近くにキレイな水洗トイレあり
最初道を間違え、第一駐車場を奥に進む。その途中の景色。これを撮るためだけに、駐車場入りしている人もいた。
2022年11月06日 05:26撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 5:26
最初道を間違え、第一駐車場を奥に進む。その途中の景色。これを撮るためだけに、駐車場入りしている人もいた。
起動修正し登山口にたどり着く
2022年11月06日 05:29撮影 by  SC-53A, samsung
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起動修正し登山口にたどり着く
そうだったのね
2022年11月06日 05:30撮影 by  SC-53A, samsung
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そうだったのね
ここをくぐり、バーチカルスタート!
2022年11月06日 05:30撮影 by  SC-53A, samsung
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ここをくぐり、バーチカルスタート!
このバリケードの左をすり抜ける
2022年11月06日 05:30撮影 by  SC-53A, samsung
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このバリケードの左をすり抜ける
で、いきなりこの景色
2022年11月06日 05:33撮影 by  SC-53A, samsung
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で、いきなりこの景色
最初の小屋のような建物。ここを左
2022年11月06日 05:38撮影 by  SC-53A, samsung
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最初の小屋のような建物。ここを左
日の出が迫る
2022年11月06日 05:38撮影 by  SC-53A, samsung
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日の出が迫る
常にこの光景。誰もいない
2022年11月06日 05:44撮影 by  SC-53A, samsung
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常にこの光景。誰もいない
振り返ればこの景色に
2022年11月06日 05:48撮影 by  SC-53A, samsung
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振り返ればこの景色に
うっとり
2022年11月06日 05:48撮影 by  SC-53A, samsung
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うっとり
反対側も
2022年11月06日 05:58撮影 by  SC-53A, samsung
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反対側も
上がりました
2022年11月06日 06:14撮影 by  SC-53A, samsung
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上がりました
富士山を赤く染める
2022年11月06日 06:14撮影 by  SC-53A, samsung
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富士山を赤く染める
さらに幻想的に。誰もいない
2022年11月06日 06:24撮影 by  SC-53A, samsung
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さらに幻想的に。誰もいない
大分上がった
2022年11月06日 06:24撮影 by  SC-53A, samsung
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大分上がった
さあ、バーチカルいくよ!
2022年11月06日 06:24撮影 by  SC-53A, samsung
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さあ、バーチカルいくよ!
ここは日本なのか?
2022年11月06日 06:40撮影 by  SC-53A, samsung
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ここは日本なのか?
基本ずーっと先が見えている
2022年11月06日 07:17撮影 by  SC-53A, samsung
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基本ずーっと先が見えている
二番目の小屋(跡?)
2022年11月06日 07:58撮影 by  SC-53A, samsung
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二番目の小屋(跡?)
こっち側にある山々がいまいちはっきりしなかった。また、巡ってみよう
2022年11月06日 08:03撮影 by  SC-53A, samsung
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こっち側にある山々がいまいちはっきりしなかった。また、巡ってみよう
山中湖が姿を現す
2022年11月06日 08:47撮影 by  SC-53A, samsung
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山中湖が姿を現す
雄大
2022年11月06日 08:47撮影 by  SC-53A, samsung
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雄大
相模湾側
2022年11月06日 08:47撮影 by  SC-53A, samsung
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相模湾側
ここ大きな木の杭に沿って歩くと、たまにヤマレコに怒られる
2022年11月06日 08:48撮影 by  SC-53A, samsung
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ここ大きな木の杭に沿って歩くと、たまにヤマレコに怒られる
雪は出てくるが、ツボで危険ではない
2022年11月06日 09:02撮影 by  SC-53A, samsung
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雪は出てくるが、ツボで危険ではない
椅子が特徴的な砂走館
2022年11月06日 09:38撮影 by  SC-53A, samsung
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椅子が特徴的な砂走館
ここで、休憩。3100メートルで、更に700メートル近く標高を上げないと行けないという、桁違いの富士山
2022年11月06日 09:38撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 9:38
ここで、休憩。3100メートルで、更に700メートル近く標高を上げないと行けないという、桁違いの富士山
相模湾を眺める
2022年11月06日 09:52撮影 by  SC-53A, samsung
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相模湾を眺める
ここから少し登山道が険しくなる
2022年11月06日 10:43撮影 by  SC-53A, samsung
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ここから少し登山道が険しくなる
よく読めないが、なんかありがたさそうなので、写真を撮る
2022年11月06日 10:44撮影 by  SC-53A, samsung
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よく読めないが、なんかありがたさそうなので、写真を撮る
また、相模湾
2022年11月06日 11:12撮影 by  SC-53A, samsung
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また、相模湾
こういう雲海は富士山だけ
2022年11月06日 11:12撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 11:12
こういう雲海は富士山だけ
去年の5月に登頂した時は、この辺りがリアルバーチカルで直登できず、向こうの岩場まで恐怖トラバースした
2022年11月06日 11:13撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 11:13
去年の5月に登頂した時は、この辺りがリアルバーチカルで直登できず、向こうの岩場まで恐怖トラバースした
中々着かない
2022年11月06日 11:13撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 11:13
中々着かない
絶景を見ながらパワーを得る
2022年11月06日 11:40撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 11:40
絶景を見ながらパワーを得る
何とか御殿場口の鳥居をくぐり、剣ヶ峯をまずは目指す
2022年11月06日 11:56撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 11:56
何とか御殿場口の鳥居をくぐり、剣ヶ峯をまずは目指す
雲海のスケールがでかすぎ
2022年11月06日 11:56撮影 by  SC-53A, samsung
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雲海のスケールがでかすぎ
二礼二拍手一礼、無事にたどり着いたことに、感謝!
2022年11月06日 11:58撮影 by  SC-53A, samsung
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11/6 11:58
二礼二拍手一礼、無事にたどり着いたことに、感謝!
剣ヶ峯かっちょえー!
2022年11月06日 12:15撮影 by  SC-53A, samsung
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11/6 12:15
剣ヶ峯かっちょえー!
二回目だけど、今回はよく見えてさらに大迫力の大内院
2022年11月06日 12:15撮影 by  SC-53A, samsung
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二回目だけど、今回はよく見えてさらに大迫力の大内院
色んな角度で眺める
2022年11月06日 12:15撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 12:15
色んな角度で眺める
登頂。さすが日本一
2022年11月06日 12:27撮影 by  SC-53A, samsung
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11/6 12:27
登頂。さすが日本一
大内院を覗き込む
2022年11月06日 12:36撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 12:36
大内院を覗き込む
お鉢巡り行きます
2022年11月06日 12:47撮影 by  SC-53A, samsung
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お鉢巡り行きます
剣ヶ峯を振り返る
2022年11月06日 12:47撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 12:47
剣ヶ峯を振り返る
おっと、いつもはあっちから眺めるのに!
2022年11月06日 12:49撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 12:49
おっと、いつもはあっちから眺めるのに!
ズーム
2022年11月06日 12:49撮影 by  SC-53A, samsung
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ズーム
南アルプス北部
2022年11月06日 12:50撮影 by  SC-53A, samsung
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南アルプス北部
中南部
2022年11月06日 12:50撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 12:50
中南部
八ヶ岳
2022年11月06日 12:50撮影 by  SC-53A, samsung
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八ヶ岳
そろそろ先を行かねば
2022年11月06日 12:50撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 12:50
そろそろ先を行かねば
でも、また見ちゃう
2022年11月06日 12:53撮影 by  SC-53A, samsung
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でも、また見ちゃう
先を行く
2022年11月06日 13:02撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 13:02
先を行く
でも、振り返らざるを得ない
2022年11月06日 13:06撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 13:06
でも、振り返らざるを得ない
ルート選択で
2022年11月06日 13:20撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 13:20
ルート選択で
火口に下りる道を選ぶ
2022年11月06日 13:20撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 13:20
火口に下りる道を選ぶ
上も登山道
2022年11月06日 13:20撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 13:20
上も登山道
ここが簡単に行ける中で一番下かも
2022年11月06日 13:26撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 13:26
ここが簡単に行ける中で一番下かも
裏にも、浅間大社奥宮があった
2022年11月06日 13:34撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 13:34
裏にも、浅間大社奥宮があった
別の角度から
2022年11月06日 13:34撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 13:34
別の角度から
また火口を眺める
2022年11月06日 13:48撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 13:48
また火口を眺める
ここだけ少し危険だった。右側は切れ落ちている
2022年11月06日 13:50撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 13:50
ここだけ少し危険だった。右側は切れ落ちている
持ってきたお湯を全く使わないのももったいないので
2022年11月06日 14:45撮影 by  SC-53A, samsung
11/6 14:45
持ってきたお湯を全く使わないのももったいないので
ここは、是非全速力で走り抜けてもらいたい
2022年11月06日 15:39撮影 by  SC-53A, samsung
1
11/6 15:39
ここは、是非全速力で走り抜けてもらいたい

感想

この時期の富士山はかなり危険という前評判をよそに、チェーンスパイクすら使用する必要がなかった。今年はかなり雪が付くのが遅いらしい。風はそれなりに強く、厳冬期フル装備の中で目出帽のみ使用した。ゆっくりとお鉢巡りをしたせいで、時間に心配があったが、大砂走りのお陰で杞憂終わった。というよりも、大砂走りで一気に頭が空っぽになるほどの大走りをし、これが今日の一番のメインイベントになった感もある。

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